なつしお (潜水艦・初代)
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なつしお | |
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基本情報 | |
建造所 | 新三菱重工業神戸造船所 |
運用者 | 海上自衛隊 |
艦種 | 通常動力型潜水艦 |
級名 | なつしお型 |
艦歴 | |
計画 | 昭和35年度計画 |
発注 | 1960年 |
起工 | 1961年12月5日 |
進水 | 1962年9月18日 |
就役 | 1963年6月29日 |
除籍 | 1978年3月20日 |
除籍後 | 1978年、宇品造船所で解体 |
要目 | |
排水量 |
基準 803t 満載 997t |
全長 | 60.52m |
最大幅 | 6.48m |
深さ | 6.4m |
吃水 | 4.12m |
機関 |
ディーゼル・エレクトリック方式 三菱神戸/ズルツアー 6LDA 25Bディーゼルエンジン × 2基 富士電機 SG-2発電機 × 2基 三菱電機 SM-2電動機 × 2基 SCA-36W蓄電池 × 240個 |
推進 | スクリュープロペラ × 2軸 |
出力 |
水上 900PS 水中 2,320PS |
速力 |
水上 14kt 水中 11kt |
燃料 | 65t(常備) |
航続距離 | 巡航10ktで6,000海里 |
潜航深度 | 150m程度 |
乗員 | 43名 |
兵装 | 56式533mm魚雷発射管 × 3門 |
レーダー | ZPS-2 水上 |
ソナー |
JQS-3 アクティブ JQO-3 パッシブ |
探索装置・ その他装置 | 56式3型 潜望鏡 |
電子戦・ 対抗手段 | ZLR-1 ECM |
なつしお(ローマ字:JS Natsushio, SS-523)は、海上自衛隊の潜水艦。なつしお型潜水艦の1番艦。艦名は夏の潮から由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍の陽炎型駆逐艦「夏潮」に続き2代目にあたる。
艦歴
[編集]「なつしお」は、第1次防衛力整備計画に基づく昭和35年度計画潜水艦8703号艦として、新三菱重工業神戸造船所で1961年12月5日に起工され、1962年9月18日に進水、1963年6月29日に就役し、自衛艦隊第1潜水隊に編入された。
1965年2月1日、第1潜水隊が自衛艦隊隷下に新編された第1潜水隊群隷下に編成替え。同年6月8日から8月23日までの間、「ふゆしお」とともにハワイ派遣訓練に参加。その途中の7月15日、オアフ島南方海域で無人の貨物船と衝突し、潜望鏡が折損した[1]。
脚注
[編集]- ^ 「海上自衛隊ニュース」『世界の艦船』1971年6月号第166号、海人社、1971年6月、81頁。
参考文献
[編集]- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)