ふゆしお (潜水艦・初代)
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ふゆしお | |
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基本情報 | |
建造所 | 川崎重工業 神戸工場 |
運用者 | 海上自衛隊 |
艦種 | 通常動力型潜水艦 |
級名 | なつしお型 |
艦歴 | |
計画 | 昭和35年度計画 |
発注 | 1960年 |
起工 | 1961年12月6日 |
進水 | 1962年12月14日 |
就役 | 1963年9月17日 |
除籍 | 1980年6月10日 |
除籍後 | 1980年9月、江田島町の古沢鋼材で解体 |
要目 | |
排水量 |
基準 799t 満載 993t |
全長 | 60.52m |
最大幅 | 6.48m |
深さ | 6.4m |
吃水 | 4.12m |
機関 |
ディーゼル・エレクトリック方式 三菱神戸/ズルツアー 6LDA 25Bディーゼルエンジン × 2基 富士電機 SG-2発電機 × 2基 三菱電機 SM-2電動機 × 2基 SCA-36W蓄電池 × 240個 |
推進 | スクリュープロペラ × 2軸 |
出力 |
水上 900PS 水中 2,320PS |
速力 |
水上 14kt 水中 11kt |
燃料 | 65t(常備) |
航続距離 | 巡航10ktで6,000海里 |
潜航深度 | 150m程度 |
乗員 | 43名 |
兵装 | 56式533mm魚雷発射管 × 3門 |
レーダー | ZPS-2 水上 |
ソナー |
JQS-3 アクティブ JQO-3 パッシブ |
探索装置・ その他装置 | 56式3型 潜望鏡 |
電子戦・ 対抗手段 | ZLR-1 ECM |
ふゆしお(ローマ字:JS Fuyushio, SS-524)は、海上自衛隊の潜水艦。なつしお型潜水艦の2番艦。艦名は冬の潮から由来する。
艦歴
[編集]「ふゆしお」は、第1次防衛力整備計画に基づく昭和35年度計画潜水艦8704号艦として、川崎重工業神戸工場で1961年12月6日に起工され、1962年12月14日に進水、1963年9月17日に就役し、自衛艦隊第1潜水隊に編入された。
1965年2月1日、第1潜水隊が自衛艦隊隷下に新編された第1潜水隊群隷下に編成替え。同年6月8日から8月23日までの間、「なつしお」とともにハワイ派遣訓練に参加。
1978年6月20日、愛媛県佐多岬沖合で貨物船の乗組員5人を救助。乗組員が乗っていた貨物船は台風接近に伴う荒天で転覆し、救命ゴムボートで漂流していたもの[1]。
1979年3月23日、第1潜水隊が廃止となり、第1潜水隊群直轄艦となる。
1980年6月10日、除籍。除籍までの潜航回数は3,158回、潜航時数は15,357時間44分、スノーケル時数は6,680時間10分であった。
脚注
[編集]- ^ 貨物船転覆、潜水艦が救助 佐多岬沖『朝日新聞』1978年6月21日朝刊、13版、23面
参考文献
[編集]- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)