ねずみ島
地理 | |
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場所 | 宇和海 |
座標 | 北緯33度25分23秒 東経132度23分12.9秒 / 北緯33.42306度 東経132.386917度座標: 北緯33度25分23秒 東経132度23分12.9秒 / 北緯33.42306度 東経132.386917度 |
面積 | 0.008 km2 (0.0031 sq mi)[1] |
海岸線 | 500 m (1600 ft)[1] |
最高標高 | 10 m (30 ft)[2] |
行政 | |
都道府県 | 愛媛県 |
市町村 | 八幡浜市 |
字 | 真網代 |
人口統計 | |
人口 | 0(2019年時点)[1] |
人口密度 | 0 /km2 (0 /sq mi)[1] |
追加情報 | |
時間帯 |
ねずみ島(ねずみしま)は、日本の無人島。愛媛県八幡浜市真網代に属する。かつては、海水浴場として開発されていたが、現在は閉鎖されている[3]。なお、島全体が個人が所有する私有地となっている[4]。また、1981年(昭和56年)4月14日、愛媛県により、自然海岸保全条例に基づいて「ねずみ島海岸自然海浜保全地区」が指定されているが、指定個所はねずみ島対岸の四国本島側の海岸部のみであり、ねずみ島側は指定されていない[5]。
概要
[編集]愛媛県八幡浜市真網代の大釜地区の沖約100mの位置にあり、干潮時には四国本島と陸続きとなるタイダル・アイランドである[1][2][6][7]。なお干潮時に渡ることができる様になるのは、1回約30分程度である[7]。島名の由来は、島の形がネズミに似ていることで[4][6]、かつてねずみ騒動が発生した宇和海に所在はするが、地元住民の話では特にネズミの多かった島でもないという[8]。島の周囲は崖となっており、内部へ立ち入ることは難しい[9]。
面積0.008km2(8,000m2)の小島であるが、1970年(昭和45年)に、真穴観光協会によって海水浴場として開発が開始され、島内には売店の他に貸しボート店、バンガローが整備された[10]。往時には、夏場の海水浴客と潮干狩りでにぎわっていたという[4]。また海水浴場が現役の際には、数件の水難事故があったとのことで、犠牲者供養のための地蔵が島内に建てられており、2018年時点で現存している[9]。この海水浴場は、時期は不明ながらすでに閉鎖されおり、2018年時点で閉鎖から長い年月が経過し、島内には当時の小径や各施設の建物の遺構が残されている[3]。加えて、施設の閉鎖後も島内に電柱が建っており、電線も引かれている。
海水浴場が閉鎖された後は、往時の賑わいは無くなったものの、地域住民を中心に潮干狩りで訪れる人がいる[4]。また冬季は、だるま夕日の撮影スポットとしても知られている[11]。
アクセス
[編集]最寄り駅は、JR四国・予讃線の八幡浜駅である。八幡浜駅から、穴井行のバス(宇和島自動車)に乗車し、大釜バス停にて下車して、徒歩数分程度で到着する。
脚注
[編集]- ^ a b c d e 清水浩史『幻島図鑑』河出書房新社、2019年、30頁。ISBN 978-4-309-29035-5。
- ^ a b 清水浩史『幻島図鑑』河出書房新社、2019年、167頁。ISBN 978-4-309-29035-5。
- ^ a b 清水浩史『幻島図鑑』河出書房新社、2019年、169-72頁。ISBN 978-4-309-29035-5。
- ^ a b c d 清水浩史『幻島図鑑』河出書房新社、2019年、171頁。ISBN 978-4-309-29035-5。
- ^ “自然海浜保全地区”. 愛媛県庁. 2023年2月13日閲覧。
- ^ a b “ねずみ島”. いよ観ネット. 愛媛県. 2023年2月13日閲覧。
- ^ a b “八幡浜の海上に寝そべる、ねずみ!?真穴・大釜地区の「ねずみ島」”. 八幡浜市観光物産情報サイト. 八幡浜市観光物産協会、一般社団法人八幡浜市ふるさと観光公社. 2023年2月13日閲覧。
- ^ 清水浩史『幻島図鑑』河出書房新社、2019年、171-72頁。ISBN 978-4-309-29035-5。
- ^ a b 清水浩史『幻島図鑑』河出書房新社、2019年、169頁。ISBN 978-4-309-29035-5。
- ^ 清水浩史『幻島図鑑』河出書房新社、2019年、170頁。ISBN 978-4-309-29035-5。
- ^ “ねずみ島”. ニッポン旅マガジン. 一般社団法人プレスマンユニオン. 2023年2月13日閲覧。