のるかそるか
のるかそるか | |
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Let It Ride | |
監督 | ジョー・ピトカ |
脚本 | アーネスト・モートン |
原作 | ジェイ・クロンリー |
製作 | デヴィッド・ガイラー |
製作総指揮 | リチャード・ステンタ |
出演者 | リチャード・ドレイファス |
音楽 | ジョルジオ・モロダー |
撮影 | カーティス・ウェア |
編集 |
デデ・アレン ジム・ミラー |
製作会社 | パラマウント映画 |
配給 |
パラマウント映画 UIP |
公開 |
1989年8月18日 1990年5月4日 |
上映時間 | 87分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $18,000,000[1] |
興行収入 | $4,973,285[2] |
『のるかそるか』(原題:Let It Ride)は、1989年制作のアメリカ合衆国のコメディ映画。競馬を題材としたコメディ映画。リチャード・ドレイファスとテリー・ガーは『未知との遭遇』に次いでの夫婦役での共演。
あらすじ
[編集]ギャンブル好きのタクシー運転手ジェイ・トロッターは、ギャンブル嫌いの妻パムと金輪際ギャンブルはやめ、明日の土曜日は仕事が終わったらすぐに帰ると約束する。
しかし、客の会話を録音するのが趣味の同僚ルーニーが運転するタクシーに乗ってきた2人の男が、「明日のレースでは必ずチャリティーという馬が1着になる」という会話をしていたことを聞いたトロッターは早くも約束を破り、翌日仕事が終わった後、競馬場に行き、チャリティーに50ドルを賭けるが、ルーニーを始めとするギャンブル仲間は彼を冷笑する。実はチャリティーはずっと負け続けている馬だったからだ。
だが、いざレースが始まるとチャリティーは意外に健闘しレースは白熱、ついに写真判定となる。結果チャリティーは1着となり、トロッターは710ドルの勝ち金を手にする。トロッターは礼を言うため、ルーニーのタクシーで密談していた男たちに会いに行く。最初はゆすりに来たのではないかといぶかしがる彼らであったが、本当にお礼を言いに来たことが分かると、今度は第3レースの勝ち馬を教えてくれた。
すっかり気を良くしたトロッターは帰るのをやめ、第3レースに700ドルを賭けることにし、金持ちだけが入れる高級ジョッキー・クラブに入り、レースを観戦する。すると、情報通りの馬が勝ち、彼は2450ドルの勝ち金を手にする。
そこへ約束を破られて怒り心頭のパムが、ジョッキー・クラブに乗り込んでくる。トロッターはパムと大喧嘩、彼女は怒って帰ってしまう。そんな中始まった次のレースでトロッターの買った馬はまたしても1着となり、トロッターの勝ち金はついに6万9000ドルとなる。
一躍競馬仲間のヒーローとなったトロッターは勝ち金から1000ドルを使ってパムにネックレスを買い意気揚々と帰宅するが、パムは怒って酔いつぶれており、大金を見ても喜ばなかった。トロッターはここで初めて、パムが欲しいのはお金ではなく、自分の愛なのだと悟る。トロッターはパムのそばにあるトランプをめくり、まだツキがあることを感じて、再び競馬場へ向かう。
次のレースに勝ち金全額(実際は6万8000ドル)をかけたトロッターはまたしても勝利(彼が大金をかけたため倍率が40倍→8倍になった)、友人たちから祝福され、パムとも仲直りするのだった。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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VHS版 | TBS版 | ||
ジェイ・トロッター | リチャード・ドレイファス | 樋浦勉 | 富山敬 |
パム | テリー・ガー | 土井美加 | 深見梨加 |
ルーニー | デヴィッド・ヨハンセン | 大塚明夫 | 塩屋浩三 |
ヴィッキー | ジェニファー・ティリー | 松井菜桜子 | 雨蘭咲木子 |
グリーンバーグ | アレン・ガーフィールド | 宮田光 | 塚田正昭 |
ジョニー・カジノ | リチャード・エドソン | 稲葉実 | 水野龍司 |
ラフキン | デヴィッド・シャラム | 藤本譲 | 亀井三郎 |
馬券売り | ロビー・コルトレーン | 安西正弘 | |
デイヴィス夫人 | ミシェル・フィリップス | ||
エヴァンジェリン | シンシア・ニクソン | ||
トニー・ロンゴ | |||
メアリー・ウォロノフ |