はせひろいち
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はせ ひろいち(1960年6月22日 - )は、日本の劇作家、演出家。岐阜県岐阜市生まれ。劇団ジャブジャブサーキット代表。
略歴
[編集]1960年、岐阜市に生まれる。岐阜大学卒業[1]後、1984年に劇団ジャブジャブサーキット結成[2]。1989年、地元新聞社退社を期に作・演出に専念。以降、劇団代表。書き下ろし戯曲は110本を越す。観客との想像力共有を計った戯曲と、会話劇にセリフ外の関係性構築を要求する演出論を武器に、演劇に残されたリアリティーを追求する。拠点にアトリエを構えた地域ならではの繊細な芝居作りが信条。90年代に全国的に同時多発した「静かな演劇」の一角を担いつつ、独自の物語性と題材の柔軟さが評価され、その新しい進化型として注目を集める。その後も名古屋市、NHK、愛知県などの主催事業・招待公演などで実績を積み、他劇団への戯曲書き下ろし、演出なども含め、地域発信の全国レベルでの活躍に一層拍車を掛けている。また、ワークショップ講師、高校演劇審査員、シナリオ作家など、劇作家以外の活動の幅も広げている。現在、日本劇作家協会員[3]、日本演出者協会理事、長久手市[4]と岐阜市[5]で「戯曲セミナー」塾長、「静岡文化芸術大学」、「岐阜大学」、「名古屋音楽大学」[6]などで非常勤講師を務める[1]。
主な受賞歴など
[編集]- 1998年 「非常怪談」「ランチタイムセミナー」の作劇で、第2回松原英次・若尾正也記念演劇賞を受賞[7]。
- 1999年 「不測の神々」にて日本劇作家協会新人戯曲賞 の優秀賞[8]を受賞。
- 2000年 岐阜市芸術文化奨励賞を受賞[9]。
- 2004年 名古屋市芸術奨励賞を受賞[10]。
- 2007年 岐阜県芸術文化奨励賞を受賞。
脚注
[編集]- ^ a b “教員紹介”. 名古屋音楽大学. 2020年1月23日閲覧。
- ^ 三田村泰和 (2014年10月27日). “なごや演劇楽書”. 中日新聞夕刊
- ^ “日本劇作家協会会員一覧”. 日本劇作家協会. 2020年11月14日閲覧。
- ^ “2020年度 文化の家オンラインアートスクール”. 長久手市文化の家. 2020年11月14日閲覧。
- ^ “主催事業”. 岐阜市文化センター. 2020年11月14日閲覧。
- ^ “教員紹介”. 名古屋音楽大学. 2020年11月14日閲覧。
- ^ “第2回松原英治・若尾正也記念演劇賞決まる”. 中日新聞夕刊. (1998年2月4日)
- ^ “第5回劇作家協会新人戯曲賞”. 日本劇作家協会. 2014年11月14日閲覧。
- ^ “芸術文化奨励賞 過去の受賞者の記事一覧”. 岐阜市生涯学習センター. 2020年11月14日閲覧。
- ^ “市芸術賞に5人1団体”. 中日新聞朝刊. (2004年1月14日)