はめられて Road to Love
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はめられて Road to Love | |
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監督 | 横山翔一 |
脚本 | 横山翔一、奥山雄太 |
出演者 |
大重わたる 菊池明明 後藤剛範 岡野康弘 近藤善揮 斎藤結女 |
公開 | 2017年3月3日 |
上映時間 | 60分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『はめられて Road to Love』(はめられて ロード トゥ ラブ)は、横山翔一監督の日本映画。略称は「はめロー」。
概要
[編集]2016年製作。横山翔一の映画美学校フィクション・コース第17期高等科修了制作作品であり、その後ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017にて北海道知事賞を受賞した作品[1][2]。
東京では2017年4月8日、9日の2日間のみ高円寺UNKNOWN THEATERで劇場公開された
本作は横山の商業デビュー作、『新橋探偵物語』の前日譚ともなっている[3]。
2019年9月25日、特典映像として横山のショートムービー作『たちんぼ』(2014年、16分)、『おまつり』(2016年、4分)を追加したうえでオールインエンタテインメントからDVDソフト化。
ストーリー
[編集]新橋の映像制作会社「新橋映像社」に勤める真中晴男。片思い中の同僚・美勢カオリが退社するとあって送迎会を開き、泥酔した彼女を家まで送り届けるが、部屋にある大量のアダルトビデオを見つけてしまう[4]。映っていたのは香織の姉・穂波であった…。
キャスト
[編集]- 真中晴男
- 演 - 大重わたる
- 映像制作会社「新橋映像社」社員。遅刻癖があり仕事もできないが愛される男。
- 美勢カオリ
- 演 - 斎藤結女
- 晴男が片思い中の同僚。行方不明の姉を追い、AV女優になった姉を最新作で確認している。
- 穂波
- 演 - 菊池明明
- カオリの姉でAV女優。「はめられて 穂波18歳」でデビューし、現在27歳。失踪中。
- 磯野
- 演 - 岡野康弘
- 新橋映像社の社員。
- 小池
- 演 - 松原一郎
- 新橋映像社の社員。
- 浅田由佳子
- 演 - 西辻こずえ
- 新橋映像社の社長。
- 権座我鳴
- 演 - 近藤善揮
- 映像制作会社GOカンパニー代表。穂波の専属メーカー。
- 前張達郎
- 演 - 伊神忠聡
- 巨根のゲイ俳優。
- 梶原
- 権座の専属ドライバー。穂波と逃亡している。
- 演 - 後藤剛範
- 上家
- 演 - 尾倉ケント
- GOカンパニー社員。
- リンダ嬢
- 演 - 小見美幸
- たちんぼミカ
- 演 - 谷口由里子
- たちんぼ
- 演 - 木村香代子(特別出演)
- 刑事
- 演 - ひとみちゃん、矢野昌幸
- 三つ編み頭とボサボサ頭の凶悪刑事。
音楽
[編集]- オープニング曲
- 「RTH」Btype Qualia
- 挿入歌
- 「Monday -Start Over-」TETSUNO
- エンディング曲
- 「Life Goes on」TETSUNO 歌:ステファニー
- 「GDEM」TETSUNO
スタッフ
[編集]- 監督・脚本・編集:横山翔一
- 脚本:奥山雄太
- 撮影:中村佳寛
- 撮影助手:鎌田輝恵
- 照明:木村清孝、永野誠斗、葛野雅貴
- 録音:戸根広太郎、竜口昇、吉原裕幸、山田昌平
- 美術:坂田科申、山口佳奈、佐伯真紀子
- 編集:坂田科申、横山翔一
- ヘアメイク:富士子
- 特殊メイク:石田光、三富智恵
- 演出:大野歩、千田良輔
- 制作:落合彰吾、飯島明、久間木達郎
- 整音:戸根広太郎
- 音楽:伊藤資隆
- 製作・発売元:映画美学校
受賞歴
[編集]- ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2017 北海道知事賞
脚注
[編集]- ^ “『はめられて Road to Love』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017にて北海道知事賞を受賞”. 映画美学校 (2020年1月20日). 2017年3月9日閲覧。
- ^ “ゆうばり映画祭2017コンペ部門グランプリは永山正史監督「トータスの旅」”. 映画.COM (2020年1月20日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ “ピンク映画は今も新人監督の登竜門!?”. シネマトゥデイ (2020年1月20日). 2018年8月20日閲覧。
- ^ “はめられて Road to Love”. オールインエンタテインメント (2018年4月19日). 2020年1月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- はめられて Road to Love
- はめられて Road to Love (@hameroad) - X(旧Twitter)