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ぶどう÷グレープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ぶどう÷グレープ
別名 ぶどう÷グレープ
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
活動期間 2001年 -
レーベル TOKYO MOR(VIVID SOUND)
(2005年 - 2007年)
TOKYO MOR
(2008年 - )
公式サイト ぶどう÷グレープWeb
メンバー くみんこ÷グレープ (ヴォーカル
ながい÷グレープ(ヴォーカルギター
マツイ÷グレープ(ベース
74÷グレープ(シンセサイザー
タイチ÷グレープ(ドラムス

ぶどう÷グレープ(BUDO÷GRAPE)は、日本ロック・バンド。結成は2001年。前身バンドのバケラッタにくみんこ÷グレープが加入し、ぶどう÷グレープと改名。名古屋のライヴハウスを中心に活動し、2005年アルバム「恋人はこうしてつくる」でTOKYO MOR(VIVID SOUND)よりデビューした。テクノニューウェイヴ系のひねくれポップなサウンドを信条とし、パール兄弟サエキけんぞうとも親交がある。2008年にはアメリカツアー、2012年、2013年、2016年にはイギリスツアーを行った。なおバンド名の「÷」は発音しない。

メンバー

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くみんこ÷グレープ (本名:近藤 久美子1982年3月8日 - )

  • ヴォーカル担当。モデルとしても活躍するなど、多彩な才能の持ち主。

ながい÷グレープ (本名:永井 秀彦1962年8月15日 - )

  • ヴォーカル&ギター担当。殆どの楽曲を作詞作曲するぶどう÷グレープのリーダー。

マツイ÷グレープ (本名:松井 保浩、1968年12月10日 - )

  • ベース担当。伝説のモッズ・バンド、the ticsに在籍していた。

74÷グレープ (本名:河隅 奈穂、1975年10月16日 - )

  • シンセサイザー担当。ミドリ÷グレープの後任として正式加入。うさぎに非常に反応し、クッキーとこしあんとビールが好物。ナホ÷グレープと読む。

タイチ÷グレープ (本名:村上太一、1970年2月5日 - )

  • ドラムス担当。一時バンドを離れて音楽放浪の旅に出ていた。

来歴

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デビュー前

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  • 1981年、永井秀彦を中心に、久保田亨(plastic soul amanda)、中村達也(LOSALIOS ex.ブランキー・ジェット・シティー)の3人でザ・ショッカーズ結成。東京ロッカーズのS-KENプロデュースによる音源(未発表)を制作したり、ルースターズアンジーローザ・ルクセンブルグとの共演も果たす。幾度かのメンバーチェンジ後、ザ・ショッカーズは、1枚のアルバムと1枚のオムニバス盤を発表。1987年には永井がFMのパーソナリティーとしてもレギュラー番組を持つ。
  • 1992年、新しいコンセプトのユニットをつくるため、ザ・ショッカーズ活動停止。その後メンバーでもあった藤原亮英とアコースティック・デュオ「ヒデ&ビリー」結成。
  • 1995年にリズム隊が加わる形でバケラッタ結成。2枚のアルバムと1枚のマキシシングルを発表。
  • 1995年、サエキけんぞうプロデュースによるオムニバス盤"DRIVE from 2000"に参加。
  • 2001年、ヴォーカルに近藤久美子が参加し、ぶどう÷グレープへと発展。

デビュー後

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2005年
  • TOKYO MOR(VIVID SOUND)より、1stアルバム「恋人はこうしてつくる」でデビュー。
2006年
  • 2ndアルバム「そこから☆でてきなさい」発表。
2007年
  • 3rdアルバム「おとなたち×こどもたち」発表。
  • パール兄弟との東名阪ツアー。
  • タウンワークの番組「マイワーク」のCMソング「タカラノシマへ!」(作詞:サエキけんぞう)を手掛ける。
2008年
  • TOKYO MOR、レーベルとして独立。共に4thアルバム「愛もれ」を発表。
  • サエキけんぞうプロデュース、フランスのポップ・スターであるクロード・フランソワのトリビュート盤「CLO CLO MADE IN JAPAN」に参加。日仏同時発売される。
  • 初のアメリカツアーを敢行。テキサス州ダラスで開催されたサブカルチャー紹介イベント「A-KON 19」に参加する。その後ニューヨークの老舗ライヴハウスKNITTING FACTORYなどでライヴを行ない、現地スタッフより「B-52'sの再来」と評される。
  • 新曲5曲を含むミニアルバム「FIVE HITS & DUST」および、アメリカ人スタッフ選曲によるアメリカでのベスト盤「JUICE!」を12月17日に同時発売。
2009年
  • 日仏学院に於ける「パリ祭」に参加。
  • 新宿ロフトで行われたイベント「DRIVE TO 2010」に参加。
  • 11月11日、5thアルバム「秘密ギャラリー」発表。「秘密ギャラリー」からは「Goodbye 17」が東京MXテレビ系列番組「ドリーマー」のエンディング・テーマに起用された。
2010年
  • NHKのTV番組に於けるスタジオ・ライブ、名古屋最大の国際イベント「ウォーカーソン」、電子音響音楽のイベント「EAM2010」に参加等ライブ活動を勢力的に行う。
  • FM PiPi(エフエムたじみ)の番組「ミックスフレーバー」内に「ぶどう÷グレープの秘密ギャラリー」のコーナーを持つ。
2011年
  • 「ハルメンズ祭り ~21世紀さん sings ハルメンズ feat.野宮真貴~」にサエキけんぞう、野宮真貴、Boogie the マッハモータース等と参加。
  • 9月11日、名古屋 大須 ell.SIZEにて行われたワンマン・ライブにて、ミドリ÷グレープ卒業。後任として74÷グレープ正式加入。
  • 新生ぶどう÷グレープとして、「ニューウェイヴほぼ30周年祭 オープニング名京ツアー!」に参加。
2012年
  • アメリカを拠点に活動を続けるエレクトロニカポップの貴公子Sean NernyによるI Hate This Placeの来日公演「I Hate This Place Premium Live 2012」(名古屋、神戸)に参加。
  • 74÷グレープを迎えた新生ぶどう÷グレープとしてのアルバム「彼の名前を思いだせない」発表。
  • 8月26日、名古屋ell.SIZEに於いて、永井秀彦(ながい÷グレープ)50歳記念ライブ開催。ぶどう÷グレープのみならず、永井の在籍していたザ・ショッカーズ(Hide,Kenji,Billy,Jun)やヒデ&ビリーも出演した。
  • 10月にはイギリスツアーも敢行。Brighton、London、Manchesterの3公演を盛況のうちに終える。
2013年
  • 1月には(M)otocompo(オトコンポ)、2月にはつボイノリオ、サエキけんぞうと共演。その他、HIKOS!、柴山一幸等と共演。
  • 11月、2度目のイギリスツアー(計4公演)の成功。
  • 11月には、リーダーである、ながい÷グレープ(永井秀彦)が音楽人生を綴ったエッセイ集、永井秀彦著「経済に負けないロックバンド人生 ー反省時間は終わりにしようー」を発表。
2014年
  • 6月、2年ぶり、7thアルバム「アムステルダム」発表。
  • 10月、2013年に続き、円頓寺秋のパリ祭に参加。
  • 11月には、2015年のCDデビュー10周年記念企画第1弾として、デビュー前の未発表音源「アイル」を無料配布。
2015年
  • 1月、「あがた森魚弾き語りライヴツアー名古屋スペシャル」にゲストとして参加。あがた森魚のバックバンドも努める。
  • 3月、CDデビュー10周年記念企画第2弾「ぶどう÷グレープ 2 NEW SINGLES!!!」として配信限定で、「4321火をつけろ」、「残酷なやさしさ」発表。以降シリーズとして全10曲発表する。
  • 5月、配信限定シングル第2弾「今日の彼、明日の私」、「博士に相談」発表。
  • 7月、「CBCラジオ 夏まつり」に参加。つボイノリオと共演。
  • 8月、配信限定シングル第3弾「運命のバス」、「暗号」発表。
  • 10月、名古屋 今池 Tokuzoにてジューシィ・フルーツ、サエキけんぞうと共演。同月、Kero Kero Bonitoの来日公演(名古屋)にも参加。
  • 11月、配信限定シングル第4弾「階段ごっこ」、「マインド ミュージアム」発表。
2016年
  • 3月、配信限定シングル第5弾「時間差両思い」、「GO! GO! TAICHI」発表。
  • 6月、東京 渋谷 Last Waltzにて行われた「TOKYO MOR 6th stage」においてジューシィ・フルーツと再度共演。
  • 10月、「ハルメンズXの伝説ツアー」(京都、名古屋公演)に参加。
  • ぶどう÷グレープからの派生ユニット、パールドラゴン(永井秀彦+松井保浩+村上太一)での活動も活発になる。
  • 11月、3度目のイギリスツアー(計4公演)の成功。
  • 12月、配信限定シングルを集めたものに新曲を加えた8thアルバム「おやつの隠し場所」発表。
2017年
  • 6月、「TOKYO MOR 7th stage」にて、UD-ZERO SHINOBU NARITA(アーバン・ダンス成田忍ソロ)、A.C.E.(Takashi Tajima + Asato Yasui)と共演。
  • 8月、永井秀彦(ながい÷グレープ)55歳記念ライブ「ついに55才 GO! GO! ショッカーズ」(出演:ザ・ショッカーズ/ぶどう÷グレープ)開催。同時にザ・ショッカーズとしてレコーディングされた新曲、旧曲に加え、当時のスタジオ音源やライブ音源を収めた、ザ・ショッカーズ「夢の夢の夢」(TOKYO MOR)を発表。
  • 10月、 海外から名古屋を訪れるひとのためのポータルサイト「NAGMAG」 のイベント「The Nagoya BUZZ with Budo Grape」、半田赤レンガ建物にて行われた「カブトビールナイト」 、「ヒョンな道行き二人のパール兄弟ツアー名古屋編」 に参加。


外部リンク

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