むにむに
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むにむにとは、ブラウザ上で実行されるJava言語(Javaアプレット)を使ったブラウザゲームの一種で、パズルゲーム。また、そのゲームに登場する人形のキャラクター。正式名称は組み立てパズル むにむに[1][2]。テキストベースのステージ作成ツールが存在する[1][2]。
概要
[編集]左のチップが人型のキャラクター(むにむに)に変化して18×14マス分のコース内を動き回り、それを止めたり破裂させたりして、決められた数の「むにむに」を使ってコース内の旗を全て取るとクリアになる[1][2][3]。基本操作は3つのキーにそれぞれ動いているむにむにのアクション、ゲームスピード変更、やりなおしを当てている形[1]。
1995年にPC-9801向けに作成され、公開されなかったゲームを1996年にJavaアプレットに移植したものである[4]。
『iP!』では「どこまでルールを単純化できるか、どこまで難しくできるかがポイント」のパズルゲームにおいて、「お手本のようなゲーム」と評している[3]。
むにむに
[編集]むにむには左の入り口からコース内へ入り、右へと動く[1]。また、1マスぶんの障害物は飛び越えられる。むにむには下記の4種類がある。
- 白むにむに
- 白いむにむに。アクションキーを押して止めるとふんばって「石むに」になる[1][3]。
- 石むに
- 止めて動かない白むにむに[1][3]。他のむにむにの足場になる[1][3]。
- 緑むにむに
- 緑色のむにむに。止めると通せんぼをし[3]、ぶつかってきたほかのむにむにをUターンさせる[1]。
- 赤むにむに
- 赤いむにむに。空中でも止める事ができ、止めると破裂、周りのむにむにを消滅させる[1][3]。
作成ツール
[編集]テキストベースでコースを作るツールが無料で配布されている[1]。記述したコースをHTMLファイルで呼び出して遊ぶ形となる[2]。記述の書式は下記の通り。
- $STAGE
- テキストの最初に書いておく。この次の行にステージの名前を記述する[3]。日本語は不可[5]。
- $LEVEL
- この次の行に難易度を5段階評価で記述する[5]。
- $CHIPS
- 出てくるむにむにの種類を順番に記述。"1"は「白むにむに」、"2"は「緑むにむに」、"3"は「赤むにむに」。最大100体まで[5][3]。
- $MAP
- 18×14マス分のマップをテキストで書く。"#"は「壁」や「足場」、"."は「空間」、"F"は「旗」を配置する[5][3]。