小田日和
表示
(やさしい夜から転送)
『小田日和』 | ||||
---|---|---|---|---|
小田和正 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | Bunkamura Studio, Studio G, Studio 101, Magnifico Studio, F.E.C. Studio | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル |
| |||
プロデュース | 小田和正 | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
小田和正 アルバム 年表 | ||||
| ||||
EANコード | ||||
ASIN B00J9PNU90, JAN 4988027901592 | ||||
『小田日和』収録のシングル | ||||
|
『小田日和』(おだびより)は、2014年7月2日小田和正の9枚目のオリジナルアルバム。発売元はアリオラジャパン。レーベルは小田和正の個人レーベル "Little Tokyo"(リトルトーキョー)。
に発売された解説
[編集]前作『どーも』以来3年2か月ぶりのアルバムとなる本作は、全10曲中8曲がタイアップとなった。またジャケット写真が1993年 リリースの『MY HOME TOWN』以来、21年ぶりに自身の撮り下ろし写真が使われている[2][3]。
最近は5~6年ペースでオリジナル・アルバムを発売してきたが、自身の年齢を考えた上で、「あと何枚(アルバムを)出せるか、最後から2番目(のアルバム)という気持ちで、そこに向かって頑張って行きたい」と決意を明かしたという。制作は2012年[4]。
から開始されたが、曲作りが思うように行かず、スタッフに「アルバムってあと何曲必要だっけ?」と訊いたこともあり(スタッフの返答は「最低でも8曲必要」)、「カバー曲でもやろうかな」と弱音を吐いたこともあったという。それでも「逃げずに完成させる」と意気込み、発売日から逆算して締切の間際に完成。スタッフ曰く「最も七転八倒したアルバム」だというチャート成績
[編集]発売初週に7.5万枚を売り上げ、7/14付オリコン週間アルバムランキング3位に初登場。66歳10か月でのアルバムTOP10入りは、髙橋真梨子の64歳4ヶ月(2013年6/24付『髙橋40年』)を2歳6か月更新し、日本人ソロ最年長記録となった[5]。
収録曲
[編集]- 全曲作詞・作曲・編曲:小田和正
- そんなことより 幸せになろう – (4:03)[1]
- この街 – (4:38)[1]
- やさしい風が吹いたら – (4:05)
- テレビ朝日系ドラマ『遺留捜査(第3シリーズ)』主題歌。
- コーラスには松たか子とJUJU、キヨサク(MONGOL 800)が参加。
- 二人 – (3:29)[1]
- 今のこと – (3:07)[1]
- 愛になる – (4:28)[1]
- 明治安田生命企業CMソング。
- これまで使われていた『言葉にできない』や『たしかなこと』に続くもので、同社のCMソングとしては10年ぶりの書き下ろし作品。小田はこの曲を『今回のアルバムとツアー[8]の要となる曲』とコメントしている。コーラスには佐藤竹善(SING LIKE TALKING)と根本要(スターダスト・レビュー)が参加。
- 彼方 – (5:00)[1]
- JRA『エマズウィッシュ物語』CMソング。アニメ映画『氷川丸ものがたり』主題歌。
- 大橋卓弥がコーラスで参加。
- その日が来るまで – (4:39)[1]
- mata-ne – (4:16)[1]
- 本作にも参加しているベーシスト、ネイザン・イーストのアルバム『NATHAN EAST』に提供した「Finally Home」の日本語詞によるセルフカバー。
- 大橋卓弥がコーラスで参加。
- やさしい夜 – (3:01)[1]
- テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』2013年度下期テーマソング[12]。
- コーラスには松たか子とJUJUが参加。
レコーディング・メンバー
[編集]- 小田和正
- Vocals
- Horn Arrangement (#1.2.9)
- Ukulele (#2)
- 光田健一:Background Vocal (#1.2.7.9)
- 大橋卓弥 (スキマスイッチ):Background Vocal (#1.2.7.9)
- 松たか子:Background Vocal (#1.2.3.8.10)
- JUJU:Background Vocal (#1.2.3.8.10)
- キヨサク (MONGOL800):Background Vocal (#3.8)
- 佐藤竹善:Background Vocal (#6)
- 根本要 (スターダスト・レビュー):Background Vocal (#6)
- 木村万作
- Drums (#1.2.3.6.7.8.9)
- Cymbals (#4)
- 有賀啓雄:Bass (#1.8)
- 稲葉政裕:Guitars (#1.8)
- 栗尾直樹:Keyboards (#1.8)
- 金原千恵子ストリングス:Strings
- 山本拓夫:Sax (#1)
- 西村浩二
- Trumpet (#1.9)
- Flugel Horn (#2)
- 村田陽一:Trombone & Horn Arrangement (#1.2.9)
- 望月英樹:Programming
- Luis Conte:Percussion (#2.4.5)
- ネイサン・イースト:Bass (#2.3.4.6.7.9)
- 佐橋佳幸:Guitars (#2.3.4.6.7.9)
- 藤田乙比古:Horn (#2.9)
- 朝川朋之:Harp (#4.5.6.10)
- 船越達也:Tambourine (#7)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j “小田和正/小田日和” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2024年9月28日閲覧。
- ^ 小田和正、新作名は『小田日和』 アルバムジャケ写21年ぶりに本人登場 (ORICON STYLE・2014年5月28日付)
- ^ 直近の3作品(『個人主義』(2000年)、『そうかな』(2005年)、『どーも』(2011年))のジャケットはすべてイラストによるもの。
- ^ 小田和正「最後から2番目のアルバム」(デイリースポーツ・2014年5月28日付)
- ^ 小田和正、日本人最年長66歳でTOP10入り
- ^ 2013年6月26日 – 9月18日 放送。
- ^ 連続テレビ小説『どんど晴れ』(2007年度上期)主題歌。
- ^ 『KAZUMASA ODA TOUR 2014 "本日 小田日和"』(同年6月28日(和歌山ビッグホエール) - 10月29日(岩手産業文化センター アピオ)、全国18カ所36公演。翌年1月から3月にかけて追加公演(全国7カ所、14公演)を実施。
- ^ 『クリスマスの約束2012』(TBS系列2012年12月25日 放送)で番組内限定の30秒CMがオンエアされた。
- ^ 2013年4月1日 – 9月27日
- ^ 2013年11月22日 公開。
- ^ 2013年9月30日 – 2014年3月28日
外部リンク
[編集]- SonyMusic
-
- 小田日和 – ディスコグラフィ
この記事は以下のカテゴリでも参照できます