アイデシア
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アイデシア[1] (ギリシャ語: Αἰδεσία)は、5世紀アレクサンドリア出身のネオプラトニズムの女性哲学者。[2] シュリアノスの親族で、ヘルメイアスの妻。美貌と徳を兼ね備えた人物として知られた。夫の死後、貧困の軽減に尽力し、息子のアンモニオス、ヘリオドロスの教育に力を入れた。その後息子たちと共に哲学を学ぶべくアテナイへ赴き、プロクロスら哲学者から卓越した評価を受けた。
脚注
[編集]- ^ 水落健治 著「アレクサンドリアのアンモニオス」、水地宗明; 山口義久; 堀江聡 編『新プラトン主義を学ぶ人のために』世界思想社〈学ぶ人のために〉、2014年。ISBN 9784790716242。 217頁。
- ^ Smith, William (1867), “Aedesia”, in Smith, William, Dictionary of Greek and Roman Biography and Mythology, 1, Boston, pp. 23