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アウゴスト・エナまたはアウグスト・エナ[1][2][3](August Enna, 1859年5月13日 - 1939年8月3日)はデンマークの作曲家。主に歌劇で知られる。民族的にはシチリア系であった。
《魔女》(1892年)によって初めて成功をおさめ、その後《マッチ売りの少女》[4][5]などのいくつかの歌劇や歌曲、ヴァイオリン協奏曲(1曲)を作曲した。リヒャルト・ワーグナーから強烈な影響を受ける反面、自らはカール・ニールセンらの若手デンマーク人作曲家に影響を及ぼした。