アカヤシオ
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アカヤシオ | ||||||||||||||||||||||||
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御在所岳 2020年5月7日
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分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Rhododendron pentaphyllum Maxim. var. nikoense Komatsu (1916)[1] | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
アカヤシオ(赤八汐)、アカギツツジ |
アカヤシオ(赤八汐[4]、学名: Rhododendron pentaphyllum var. nikoense)はツツジ科ツツジ属の落葉低木。別名、アカギツツジ[1]。
本州の福島県から、紀伊半島の三重県まで太平洋側に分布する[4]。深山に自生する[4]。樹皮は灰褐色から茶褐色をしている[4]。若木の樹皮は表面が滑らかであるが、生長するにしたがって表面が薄くはがれてくる[4]。花期は4 - 5月で、5 - 6 センチメートル (cm) の淡紅紫色の花を咲かせる[5][要ページ番号]。
冬芽(花芽)は紡錘形で長さ12 - 15ミリメートル (mm) 、先端がとがり、芽鱗20 - 24枚に包まれている[4]。花芽のわきに小さな葉芽がつくことがあり、葉芽は卵形をしている[4]。葉痕は三角形から半円形で、維管束痕が1個つく[4]。
変種にアケボノツツジ、ツクシアケボノツツジがある。 アケボノツツジは、紀伊半島から、四国に分布する。 ツクシアケボノツツジは、九州に分布する。
画像
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アケボノツツジ(奈良県明神平)(2018年5月10日)
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アケボノツツジの花(奈良県明神平)(2018年5月10日)
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ツクシアケボノツツジ (大崩山)(2021年5月8日)
脚注
[編集]- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rhododendron pentaphyllum Maxim. var. nikoense Komatsu アカヤシオ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月23日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rhododendron pentaphyllum auct. non Maxim. アカヤシオ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月23日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rhododendron nikoense (Komatsu) Nakai アカヤシオ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 77
- ^ 渡辺 & 高橋 2018.
参考文献
[編集]- 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、77頁。ISBN 978-4-416-61438-9。
- 渡辺洋一、高橋修『ツツジ・シャクナゲ ハンドブック』文一総合出版、2018年4月。ISBN 978-4-8299-8138-2。