アスクレピウス (小惑星)
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アスクレピウス 4581 Asclepius | |
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仮符号・別名 | 1989 FC |
分類 | 地球近傍小惑星(PHA) |
軌道の種類 | アポロ群 (金星横断) |
発見 | |
発見日 | 1989年3月31日 |
発見者 | H. E. ホルト N. G. トーマス |
軌道要素と性質 元期:2007年4月10日 (JD 2,454,200.5) | |
軌道長半径 (a) | 1.022 AU |
近日点距離 (q) | 0.657 AU |
遠日点距離 (Q) | 1.387 AU |
離心率 (e) | 0.357 |
公転周期 (P) | 1.03 年 |
軌道傾斜角 (i) | 4.91 度 |
近日点引数 (ω) | 255.19 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 180.39 度 |
平均近点角 (M) | 230.91 度 |
物理的性質 | |
直径 | 300 m |
絶対等級 (H) | 20.4 |
アルベド(反射能) | 0.1? |
表面温度 | ~275 K |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
アスクレピウス[1] (4581 Asclepius) は、地球までの距離が最短60万 kmまで近づくことのあるアポロ群に属する小惑星である。1989年、アメリカの天文学者ヘンリー・E・ホルトとノーマン・G・トーマスによって発見され、ギリシア神話の医神アスクレピオス (Asklepios) に因んで名付けられた。
1989年3月22日にアスクレピウスは地球から僅か70万kmの距離を通ったため、メディアの関心を集めた。このサイズの小惑星が地球に衝突すれば、その威力たるは広島型原爆約430万発相当であろうと試算される。後の観測でいくつかある地球近傍小惑星のうち大きいものの一つであることがわかり、地球に当たりそこなったものの、2~3年に一度地球近傍に来ることが明らかにされた。「宇宙レベルの危機一髪」とヘンリー・ホルトは語った。
出典
[編集]- ^ 『オックスフォード天文学辞典』(初版第1刷)朝倉書店、2003年、3頁。ISBN 4-254-15017-2。
関連項目
[編集]- 小惑星の一覧 (4001-5000)
- 地球近傍小惑星
- トリノスケール
- アイスクラピア (小惑星) - アスクレピウスと同様にアスクレピオスにちなみ命名された。