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アストラガリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アストラガリン
識別情報
CAS登録番号 480-10-4
PubChem 5282102
ChemSpider 4445311
日化辞番号 J12.462A
KEGG C12249
ChEBI
ChEMBL CHEMBL453290
バイルシュタイン 100568
特性
化学式 C21H20O11
モル質量 448.37 g/mol
精密質量 448.100561 u
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

アストラガリン (astragalin) は有機化合物の一種。ヨウシュヤマゴボウ (Phytolacca americana) から単離される。

アストラガリンはケンペロールの3-O-グルコシドである。アストラガリンは、桑[1]葉や柿の葉の抽出物(柿の葉茶なども含む)にも含まれ、機能性についても報告されている[2][3]

脚注

[編集]
  1. ^ 内藤 謙一, 「桑葉よりアストラガリンの単離」『日本農芸化学会誌』 1979年 53巻 1号 p.13-15, 日本農芸化学会, doi:10.1271/nogeikagaku1924.53.13, {{}}
  2. ^ 鶴永陽子, 松本敏一, 倉橋孝夫, 持田圭介, 板村裕之, 収穫時期の違いがカキ‘西条’の葉における機能性成分含量に及ぼす影響」『園芸学研究』 2006年 5巻 3号 p.321-324, 園芸学会, doi:10.2503/hrj.5.321, NAID 110004814932/
  3. ^ M Kotani et.al, "Persimmon leaf extract and astragalin inhibit development of dermatitis and IgE elevation in NC/Nga mice ." J Allergy Clin Immunol., 2000 Jul;106(1 Pt 1):159-66, doi:10.1067/mai.2000.107194.