アセナフテン
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アセナフテン | |
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1,2-ジヒドロアセナフチレン | |
別称 1,8-Ethylenenaphthalene peri-Ethylenenaphthalene Naphthyleneethylene | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 83-32-9 |
PubChem | 6734 |
ChemSpider | 6478 |
UNII | V8UT1GAC5Y |
EC番号 | 201-469-6 |
国連/北米番号 | 3077 |
KEGG | C19312 |
ChEBI | |
RTECS番号 | AB1000000 |
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特性 | |
化学式 | C12H10 |
モル質量 | 154.21 g mol−1 |
外観 | 白色ないし淡黄色の結晶性粉末 |
匂い | (有臭) |
嗅覚閾値 | 0.02 - 0.22ppm[1] |
密度 | 1.222 g/cm3 |
融点 |
93.4 °C, 367 K, 200 °F |
沸点 |
279 °C, 552 K, 534 °F |
水への溶解度 | 0.4 mg/100 ml |
エタノールへの溶解度 | 微溶 |
クロロホルムへの溶解度 | 微溶 |
ベンゼンへの溶解度 | 易溶 |
酢酸への溶解度 | 可溶 |
危険性 | |
安全データシート(外部リンク) | ICSC 1674 |
EU Index | 未分類 |
NFPA 704 | |
引火点 | 135 °C |
発火点 | >450 °C |
半数致死量 LD50 | >2000mg(ラット、経口) |
関連する物質 | |
関連物質 | アセナフチレン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
アセナフテン(英: Acenaphthene)は、多環芳香族炭化水素の一種。
IUPAC名の1,2-ジヒドロアセナフチレンが示す通り、アセナフチレンを水素化したものであり、1.2%ほど含有するコールタールをはじめ多くの化石燃料に含まれる。石炭やディーゼル燃料の燃焼、火山活動などの自然火災によっても排出される[1]。
アセナフテンは、フランスの化学者マルセラン・ベルテロによりコールタールから製造され、後にベルテロはα-エチルナフタレンから合成する手法を発見した。
安全性
[編集]皮膚や粘膜に対する刺激性があり、大量に摂取すると嘔吐を起こすことがある[1]。水生生物に対しては強い毒性がある[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c 化学物質の環境リスク評価 第8巻 アセナフテン (PDF) (環境省環境保健部)
- ^ 国際化学物質安全性カード
外部リンク
[編集]- 国際化学物質安全性カード アセナフテン (ICSC:1674) 日本語版(国立医薬品食品衛生研究所による), 英語版
- Chemical land datasheet
- Method for sampling and analysis (PDF) (2009年4月24日時点のアーカイブ)
- National Pollutant Inventory - Polycyclic Aromatic Hydrocarbon Fact Sheet - ウェイバックマシン(2009年10月26日アーカイブ分)
- Entry in PAH database - ウェイバックマシン(2012年6月29日アーカイブ分)