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アセリノ・フレイタス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アセリノ・フレイタス
基本情報
本名 アセリノ・フレイタス
通称 ポポ
ブラジリアン・ボンバー
階級 ライト級
身長 170cm
リーチ 171cm
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
誕生日 (1975-09-21) 1975年9月21日(49歳)
出身地 ブラジルバイーア州
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 43
勝ち 41
KO勝ち 34
敗け 2
テンプレートを表示
獲得メダル
ブラジルの旗 ブラジル
男子 ボクシング
パンアメリカン大会
1995 マル・デル・プラタ ライト級

アセリノ・"ポポ"・フレイタスAcelino "Popo" Freitas1975年9月21日 - )は、ブラジルの元プロボクサー。元WBAWBO世界スーパーフェザー級スーパー王者。元WBO世界ライト級王者。

母親が赤ん坊時代に付けた「ポポ」が愛称。「ブラジリアン・ボンバー(ブラジルの爆弾)」の異名を持つ。デビュー以来29連続KO勝利という記録を持つ。

来歴

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1975年にブラジルの貧しい家庭に生まれ、バンタム級フェザー級世界チャンピオンのエデル・ジョフレに憧れてボクシングを始めた。

1992年バルセロナオリンピックのボクシング・フライ級代表となるが、2回戦で敗退した。1995年3月、アルゼンチンで開催された第12回パンアメリカン競技大会ではライト級で銀メダルを獲得した。

1995年7月14日にプロデビュー。

1996年8月16日にWBCムンドヒスパノライト級王座を獲得した。

1997年4月22日にIBFラテンアメリカライト級王座を獲得した。

1998年5月29日にブラジルライト級王座を獲得。

1998年10月16日にはNABO北米スーパーフェザー級王座を獲得した。

1999年8月7日、フランスでWBO世界スーパーフェザー級王者アナトリー・アレクサンドルフを1回KOで倒し王座を獲得した。

2002年1月12日、アメリカラスベガスWBA世界スーパーフェザー級王者のホエール・カサマヨールと王座統一戦を行い、12回判定で勝利し王座統一に成功。スーパーフェザー級統一王者となったフレイタスはWBAよりスーパー王座に認定された。

WBA・WBO王座を3度防衛した後、階級をライト級に上げて2004年1月3日にアメリカコネチカット州でWBO世界ライト級王座を17度防衛中のアルツール・グレゴリアンと対戦し、4度のダウンを奪い3-0の判定勝ちで王座を奪取した。

2004年8月7日、アメリカコネチカット州でディエゴ・コラレスと初防衛戦で対戦。10回にダウンを喫すると、そのまま試合を放棄し、10回1分24秒TKO負けとなり防衛に失敗、これが初敗戦となった。

2006年4月29日、アメリカコネチカット州でWBO世界ライト級王座決定戦をザヒール・ラヒームと行い、12回判定で破り王座に返り咲いた。

同王座は防衛戦を行うことなく、同年10月4日に現役引退を発表し、王座返上した[1]

しかし、すぐに引退を撤回し、WBA世界ライト級王者ファン・ディアスとの対戦を発表した。WBOはフレイタスの王座保持を認めるとともに、王座統一戦も許可した。その代わりに2007年2月17日にWBO世界ライト級暫定王座が設けられた。前の試合(ラヒーム戦)から1年ぶりとなる2007年4月28日にアメリカコネチカット州でディアスと対戦したフレイタスは、8回終了時棄権により王座統一に失敗、WBO王座から陥落した。その後、ブラジルのテレビ番組で再び引退を表明した。

2012年6月2日、約5年ぶりの試合で再び現役復帰、ウルグアイでマイケル・オリベイラと対戦し、9回TKO勝利。

2014年、2011年に当選し議員として活動していたが再選に失敗、3度目の現役復帰を決めた[2]

2015年8月15日、3年2ヵ月ぶりに試合を行いダミアン・ベロンに3回KO勝利した。当初は7月18日にマイケル・オリベイラと再戦が決まっていたがキャンセルとなっていた[3]

2017年11月11日、2年3ヵ月ぶりに試合を行いガブリエル・マルチネスに8回判定勝利した。

2022年1月30日、約4年ぶりにリングに復帰し、チャンネル登録者数4380万人を誇るブラジル人YouTuberのウィンデルソン・ヌネスと8回戦のエキシビションで対戦し、6回に2度ダウンを奪うが判定なしのルールだったため、8回終了で引き分けとなった[4][5][6]

2022年9月25日、49歳の元総合格闘家ジョセ・ランディ・ジョンズとエキシビションで対戦し、初回KO勝利を収めた[7][8]

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ Fightnews.com "Popo Retires!" 2006-10-4 Archived 2007年10月14日, at the Wayback Machine.
  2. ^ Acelino Freitas Announces June 6th Ring Return”. Boxing Scene.com (2015年3月15日). 2015年3月16日閲覧。
  3. ^ Freitas-Oliveira rematch cancelled”. FightNews.com (2015年6月16日). 2015年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月30日閲覧。
  4. ^ ブラジルの大人気YouTuber、元ボクシング世界王者に血まみれ&ダウンの惨事もローガン・ポールに宣戦布告”. イーファイト (2022年2月3日). 2022年8月14日閲覧。
  5. ^ Fight Music Show 1: Whindersson vs. Popó”. Tapology (2022年1月30日). 2022年6月16日閲覧。
  6. ^ Onde assistir luta de Whindersson x Popó ao vivo hoje + horário”. DCI (2022年1月30日). 2022年6月16日閲覧。
  7. ^ Former WBO, WBA champ Popo Freitas knocks out Pele Landi-Jons in boxing match”. Bloody Elbow (2022年9月26日). 2022年11月11日閲覧。
  8. ^ Fight Music Show 2”. Tapology (2022年9月25日). 2022年11月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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前王者
アナトリー・アレクサンドルフ
WBO世界スーパーフェザー級王者

1999年8月7日 - 2004年(返上)

空位
次タイトル獲得者
ディエゴ・コラレス
前WBA正規王者
ホエール・カサマヨール
WBAWBO世界スーパーフェザー級スーパー王者
2002年1月12日 - 2004年(返上)
次スーパー王者
返上により消滅
前王者
アルツール・グレゴリアン
WBO世界ライト級王者

2004年1月3日 - 2004年8月7日

次王者
ディエゴ・コラレス
前王者
ディエゴ・コラレス
WBO世界ライト級王者

2006年4月29日 - 2007年4月28日

次王者
ファン・ディアス