アナイ・サンチェス
基本情報 | |
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通称 | La Indiecita |
階級 |
フェザー級 スーパーフェザー級 ライト級 スーパーライト級 |
国籍 | アルゼンチン |
誕生日 | 1991年7月21日(33歳) |
出身地 | ブエノスアイレス州ペルガミーノ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 41 |
勝ち | 23 |
KO勝ち | 13 |
敗け | 6 |
アナイ・エステル・サンチェス(Anahí Ester Sánchez、1991年7月21日 - )は、アルゼンチンのプロボクサー。元WBA女子世界フェザー級暫定王者、元IBF女子世界スーパーフェザー級王者、元WBA女子世界ライト級王者、元WBA女子世界スーパーライト級王者。ブエノスアイレス州ペルガミーノ出身。
来歴
[編集]2013年11月15日、Lorena Noemi Gomez戦でデビューし、1回TKO勝利。デビュー6連勝。
2015年5月15日、Maria Soledad Caprioloとの南米女子スーパーフェザー級王座決定戦に臨み、1回KOで初タイトル獲得。デビュー10連勝まで伸ばす。
2015年8月14日、ペルガミーノでダイアナ・サンタナが持つWBA女子世界フェザー級暫定王座に挑戦し、3-0判定勝ちで暫定王座奪取に成功[1]。
2015年11月14日、Ana Maria Lozanoを3回TKOで降し暫定王座初防衛に成功。
2016年3月19日、Areti MastrosdoukaとのIBF女子世界スーパーフェザー級王座決定戦に臨み、5回終了時に相手の棄権によりIBF王座獲得とともに2階級制覇達成[2]。
2016年7月15日、Tamara Marianela Nuñezを2-0判定で降しIBF王座初防衛に成功[3]。しかし、サンチェスのプロモーターが試合開催に必要な資格を取得していなかったため王座を剥奪された[4]。
2016年12月17日、初の海外戦としてフィンランド・ヘルシンキにてエヴァ・ウォールストロームが持つWBC女子世界スーパーフェザー級王座に挑戦するが、0-3判定でプロ初黒星を喫し王座返り咲きならず[5]。
2017年3月3日、Verena Crespoを1回TKOで退け再起成功。
2017年5月18日、フランス・パリにて、剥奪されたIBF女子世界スーパーフェザー級王座返り咲きを懸けてマイバ・アマドゥシェと対戦するが、4回TKOで敗れ王座返り咲きならず[6]。
2017年7月14日、Maria Carina Britoを1回KOで降し再起成功。
2017年9月9日、WBA女子世界ライト級王座決定戦としてCecilia Sofia Menaと対戦、6回TKOで王座獲得し3階級制覇達成[7]。
2017年10月28日、カーディフでケイティー・テイラーに挑戦する予定だったが、前日計量でサンチェスが体重超過したため計量失格となり王座剥奪、試合も10回0-3(90-99×3)判定で敗れた[8]。
2018年2月9日、Ruth Stephanie Aquinoを5回KOで退け再起成功。
2018年4月20日、ダイアナ・アヤラとのWBA女子世界スーパーライト級暫定王座決定戦を1回KOで勝利し暫定王座獲得とともに4階級制覇達成[9]。
2019年、レギュラー王座に昇格[10]。
2019年5月25日、アメリカ・メリーランド州にてWBC王者ジェシカ・マッキャスキルとの王座統一戦に臨むが、0-3判定で王座陥落[11]。
2019年11月9日、ロンドンでシャンテル・キャメロンと対戦するが、0-3判定負け。
2020年より国内で2戦連続TKO勝利。
2022年11月26日、サンディ・ライアンが持つWBC女子インターナショナルスーパーライト級王座に挑戦するが、0-3判定負け。
2023年7月15日、Yamila Reynosoに3-0判定勝利で南米女子スーパーライト級王座獲得。
2023年11月11日、Marisa Joanaに3-0判定勝利で南米王座初防衛。
戦績
[編集]- 41戦 34勝(14KO) 7敗
獲得タイトル
[編集]- 南米女子スーパーフェザー級王座
- WBA女子世界フェザー級暫定王座
- 第5代IBF女子世界スーパーフェザー級(防衛1=剥奪)
- 第5代WBA女子世界ライト級王座(防衛0=剥奪)
- WBA女子世界スーパーライト級暫定王座(防衛0=レギュラー王座昇格)
- 第5代WBA女子世界スーパーライト級王座(防衛0)
- 南米女子スーパーライト級王座
脚注
[編集]- ^ Esther Anahi Sanchez Wins WBA Title WBA公式サイト 2015年8月15日
- ^ “La argentina Anahí Sánchez se coronó campeona del mundo” (スペイン語). Boxeo de Colombia (19 March 2016). 18 August 2020閲覧。
- ^ “La Indiecita Sánchez retuvo su título mundial superpluma ante Tamara Núñez - LA NACION” (スペイン語). La Nacion (16 July 2016). 18 August 2020閲覧。
- ^ “Photos: Edis Tatli, Robert Helenius Ready - Official Weigh-In” (英語). Boxing Scene (16 December 2016). 18 August 2020閲覧。
- ^ Munukka, Jouni (18 December 2016). “Wahlström joutui turvautumaan C-suunnitelmaan: "Olin että ei saakeli"” (フィンランド語). mtvuutiset.fi. 18 August 2020閲覧。
- ^ “Anahí Sánchez no pudo contra Maiva Hamadouche - TyC Sports” (スペイン語). TYC Sports (18 May 2017). 18 August 2020閲覧。
- ^ “Anahí Sánchez obtuvo su tercer título mundial de boxeo en Tucumán”. www.eltiempodepergamino.com.ar (10 September 2017). 18 August 2020閲覧。
- ^ “Katie Taylor's title opponent Anahi Sanchez vacates belt after failing weight”. BBC Sports (2017年10月27日). 2017年10月30日閲覧。
- ^ “BoxRec: Anahí Ester Sánchez vs. Diana Ayala”. BoxRec. 18 August 2020閲覧。
- ^ Toro, Carlos (23 April 2019). “Jessica McCaskill vs. Anahi Sanchez For Unified WBA/WBC Titles Set For Usyk vs. Takam Undercard | Fightful Boxing” (英語). www.fightful.com. 18 August 2020閲覧。
- ^ Rold, Cliff (25 May 2019). “Jessica McCaskill Decisions Sanchez To Unify WBC, WBA Belts” (英語). Boxing Scene. 18 August 2020閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前暫定王者 ダイアナ・サンタナ |
WBA女子世界フェザー級暫定王者 2015年8月14日 - 2016年2月(返上) |
次暫定王者 マルセラ・アクーニャ |
空位 前タイトル保持者 ベティアナ・パトリシア・ビナス |
第5代IBF女子世界スーパーフェザー級王者 2016年3月19日 - 2016年7月(剥奪) |
空位 次タイトル獲得者 マイバ・アマドゥシェ |
空位 前タイトル保持者 セシリア・コムナレス |
第5代WBA女子世界ライト級王者 2017年9月9日 - 2017年10月28日(剥奪) |
空位 次タイトル獲得者 ケイティー・テイラー |
暫定王座決定戦 対戦者 ダイアナ・アヤラ |
WBA女子世界スーパーライト級暫定王者 2018年4月20日 - 2019年2月28日 |
次暫定王者 レギュラー王座昇格により消滅 |
空位 前タイトル保持者 アナ・エステチェ |
第5代WBA女子世界スーパーライト級王者 2019年2月28日 - 2019年5月25日 |
次王者 ジェシカ・マッキャスキル |