アフター・ザ・ビギニング・アゲイン
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『アフター・ザ・ビギニング・アゲイン』 | ||||
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カサンドラ・ウィルソン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1991年7月 - 8月 ブルックリン システムズ・トゥー[2][3] | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | JMTレコード | |||
プロデュース | カサンドラ・ウィルソン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
カサンドラ・ウィルソン アルバム 年表 | ||||
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『アフター・ザ・ビギニング・アゲイン』(After the Beginning Again)は、アメリカ合衆国の歌手カサンドラ・ウィルソンが1992年に発表した7作目のスタジオ・アルバム。
解説
[編集]JMT所属時としては最後の録音で[1]、本作に先がけて、より新しい録音のアルバム『ダンス・トゥ・ザ・ドラムス・アゲイン』がDIW/Rebel-Xから発売されている[4]。1991年4月18日録音のライブ・アルバム『ライヴ!』でもサイドマンを務めたジェームス・ワイドマン、ケヴィン・ブルース・ハリス、マーク・ジョンソンの3人に加えて、パーカッショニストのジェフ・ヘインズもレコーディングに参加した[2]。なお、収録曲「レッドボーン」では、全メンバーがパーカッションを演奏している[3]。
Steve Laggettはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「ウィルソンは優雅に歌い、演奏は刺激的だが、感情的な迫力は、それほど強く感じられない」「本作では、まだ彼女の焦点は絞り込まれていなかった」と評している[5]。Josef Woodardは1994年10月7日付の『エンターテインメント・ウィークリー』誌のレビューでBプラスを付け「伝統("'Round Midnight")と、一見シンプルでブルース的な彼女自身のソウル・ジャズの両方にまたがっている」と評している[6]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「ブラック・スピリットを盾に、攻撃的姿勢を忘れない現代歌手のショウ・ケース」と評されている[1]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はカサンドラ・ウィルソン作。
- ゼア・シー・ゴーズ - "There She Goes" - 4:09
- ラウンド・ミッドナイト - "'Round Midnight" (Thelonious Monk, Cootie Williams, Bernie Hanighen) - 6:01
- ヤズー・ムーン - "Yazoo Moon" (Cassandra Wilson, James Weidman) - 4:27
- スウィート・ブラック・ナイト - "Sweet Black Night" (Kevin Bruce Harris) - 5:06
- マイ・コーナー・オブ・ザ・スカイ - "My Corner of the Sky" - 5:38
- ビューグルズ、バングルズ・アンド・ビーズ - "Baubles, Bangles & Beads" (Alexander Borodin, George Forrest, Robert Wright) - 6:40
- レッドボーン - "Redbone" - 4:24
- サマー・ウィンド - "Summer Wind" (C. Wilson, J. Weidman) - 5:34
参加ミュージシャン
[編集]- カサンドラ・ウィルソン - ボーカル、パーカッション
- ジェームス・ワイドマン - ピアノ、シンセサイザー、パーカッション
- ケヴィン・ブルース・ハリス - エレクトリックベース、パーカッション
- マーク・ジョンソン - ドラムス、パーカッション
- ジェフ・ヘインズ - パーカッション
脚注
[編集]- ^ a b c “カサンドラ・ウィルソン/アフター・ザ・ビギニング・アゲイン (廃盤)”. CDJournal. 音楽出版社. 2022年5月29日閲覧。
- ^ a b “Cassandra Wilson Discography”. Jazz Discography Project. 2022年5月29日閲覧。
- ^ a b CD英文ブックレット内クレジット
- ^ 日本初回盤CD (POCJ-1151)、2000年再発CD (POCJ-2832)共通ライナーノーツ(瀬戸蓮二、1992年11月17日)
- ^ Leggett, Steve. “Cassandra Wilson After the Beginning Again”. AllMusic. 2022年5月29日閲覧。
- ^ Woodard, Josef (1994年10月7日). “Album Review: 'After the Beginning Again'”. Entertainment Weekly. Meredith Corporation. 2022年5月29日閲覧。