コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

トラヴェリング・マイルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『トラヴェリング・マイルス』
カサンドラ・ウィルソンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1997年12月 ニューヨーク ザ・ヒット・ファクトリー[2]
1998年5月、9月 ニューヨーク州ベアズヴィル ベアズヴィル・スタジオ[2]
ジャンル ジャズ
時間
レーベル ブルーノート・レコード
プロデュース カサンドラ・ウィルソン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 24位(ノルウェー[3]
  • 35位(フランス[4]
  • 38位(オーストリア[5]、ドイツ[6]
  • 62位(日本[1]
  • 158位(アメリカ[7]
  • カサンドラ・ウィルソン アルバム 年表
    テネシー・ワルツ(with ジャッキー・テラソン
    (1997年)
    トラヴェリング・マイルス
    (1999年)
    ベリー・オブ・ザ・サン
    (2002年)
    テンプレートを表示

    トラヴェリング・マイルス』(Traveling Miles)は、アメリカ合衆国ジャズ・ボーカリスト、カサンドラ・ウィルソン1999年に発表したスタジオ・アルバム。4曲はウィルソンのオリジナル新曲で、その他の曲はマイルス・デイヴィスのレパートリーを取り上げたものである。

    反響

    [編集]

    アメリカでは総合チャートのBillboard 200で158位に達し、『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートでは1位を獲得し、ヒートシーカーズでは5位となった[7]

    本作はヨーロッパで成功を収めた。ノルウェーのアルバム・チャートでは自己最高の24位を記録[3]。ドイツのアルバム・チャートでは38位に達し、自身初のトップ50入りを果たした[6]。日本では2週オリコンチャート入りを果たし、最高62位に達した[1]

    収録曲

    [編集]
    1. ラン・ザ・ヴードゥー・ダウン - "Run the Voodoo Down" (Miles Davis, Cassandra Wilson) - 4:35
    2. トラヴェリング・マイルス - "Traveling Miles" (C. Wilson) - 4:52
      • オリジナル曲。
    3. ライト・ヒア・ライト・ナウ - "Right Here Right Now" (Marvin Sewell, C. Wilson) - 5:57
      • オリジナル曲。
    4. タイム・アフター・タイム - "Time After Time" (Cyndi Lauper, Rob Hyman) - 4:06
    5. ホエン・ザ・サン・ゴーズ・ダウン - "When The Sun Goes Down" (C. Wilson) - 6:04
      • オリジナル曲。
    6. セヴン・ステップス - "Seven Steps" (Victor Feldman, M. Davis, C. Wilson) - 6:44
    7. いつか王子様が - "Someday My Prince Will Come" (Frank Churchill, Larry Morey) - 3:50
      • アルバム『サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム』より。原曲はアニメ映画『白雪姫』挿入歌。
    8. ネヴァー・ブロークン - "Never Broken" (Wayne Shorter, C. Wilson) - 5:13
      • アルバム『ESP』の表題曲が原曲で、ウィルソンが追加した歌詞に合わせてタイトルが変更された[8]
    9. レザレクション・ブルース - "Resurrection Blues" (Marcus Miller, C. Wilson) - 6:11
      • アルバム『TUTU』の表題曲が原曲で[8]、ウィルソンが歌詞を追加した。
    10. スカイ・アンド・シー - "Sky & Sea" (M. Davis, C. Wilson) - 5:24
    11. パイパー - "Piper" (C. Wilson) - 5:01
    12. ヴードゥー・リプライズ - "Voodoo Reprise" (M. Davis, C. Wilson, Angélique Kidjo) - 4:15

    日本盤ボーナス・トラック

    [編集]
    1. プランシング - "Prancing" (M. Davis, C. Wilson) - 6:24

    他メディアでの使用例

    [編集]

    本作に収録された「タイム・アフター・タイム」は、映画『ブラウン・シュガー』のサウンドトラックで使用された[9]

    参加ミュージシャン

    [編集]

    脚注

    [編集]