アポロフォビア
表示
この記事はスペイン語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2024年12月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
アポロフォビア ( 西:aporofobia)は、貧困や貧しい人々に対する否定的な態度・感情を意味する。古代ギリシア語の ἄπορος (áporos, 貧しい、困窮している)とφόβος (phobos, 憎悪、恐怖)に由来する[1][2]。貧しい人々、基本的なニーズが満たされていない人々、無力な人々に対する嫌悪感と敵意である[3]。
国際法の分野では、貧困に苦しむ人々に対するこうした差別を指すために"povertyism"という語も使用されている[4]。
アポロフォビアという概念は、外国人への拒絶のみを指す外国人嫌悪や、民族集団への差別を指す人種差別との区別のために[5][6]、1990年代に哲学者アデラ・コルティナ(バレンシア大学倫理学・政治哲学教授[7])によって提唱された。外国人嫌悪や人種差別との違いは、移民や他の民族集団に属する人が資産、経済力や、社会・メディアとの関連性を有していた場合、社会的に差別や疎外がなされない点である[5][8][9]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Fundéu BBVA (18 December 2014). “Aporofobia, neologismo válido” 5 July 2016閲覧。
- ^ Guerrero, Gloria. «Aporofobia, f.», Martes Neológico, Instituto Cervantes. Retrieved 20 September 2016.
- ^ “El Imán pide a la RAE que acepte el término aporofobia”. La Voz de Galicia. 2024年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月28日閲覧。
- ^ “Make poverty discrimination illegal like racism or sexism, official to tell UN” (英語). the Guardian (2022年10月26日). 2022年10月26日閲覧。
- ^ Cortina, Adela (7 March 2000). “Aporofobia”. El País 11 April 2017閲覧。
- ^ Lascuráin, Javier (Fundéu BBVA). «'Aporofobia': la historia de una palabra nacida para cambiar la realidad.» Fundéu BBVA. Retrieved 29 December 2014.
- ^ Cortina, Adela (1996). Ética. Madrid: Santillana
- ^ Pérez Oliva, Milagros (10 May 2017). “Cortina: "Lo que molesta de los inmigrantes es que sean pobres"”. El País 21 December 2017閲覧。
参考文献
[編集]- Cortina, Adela (2017). Aporofobia, el rechazo al pobre. Barcelona: Paidós. .