ローランド ディー. ジー.
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(アムデックから転送)
本社外観 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | [1] |
本社所在地 |
日本 〒431-2103 静岡県浜松市浜名区新都田一丁目1番2号 北緯34度48分48秒 東経137度43分49秒 / 北緯34.81333度 東経137.73028度座標: 北緯34度48分48秒 東経137度43分49秒 / 北緯34.81333度 東経137.73028度 |
設立 | 1981年5月1日 |
業種 | 機械 |
法人番号 | 2080401005893 |
事業内容 | コンピュータ周辺機器の製造および販売 |
代表者 | 田部 耕平(代表取締役 社長執行役員) |
資本金 | 36億6870万円 |
売上高 |
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従業員数 |
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決算期 | 12月 |
主要子会社 | DGSHAPE株式会社 |
外部リンク |
www |
ローランドディー. ジー.株式会社(英: Roland DG Corporation)は、静岡県浜松市浜名区に本社を置くコンピューター周辺機器の製造販売会社であり、広告・看板用インクジェットプリンターでは世界屈指である[要出典]。社名のDGはDigital Groupの略。
概要
[編集]電子楽器メーカーローランドの関連会社として1981年大阪に設立したアムデック株式会社(AMDEK)を前身とする。1983年より現社名となる。コンピューターミュージック用機器などのコンピューター周辺機器やギター用エフェクターの組立キット等を製造販売していたが、近年は大型プリンターなど、コンピューター周辺機器を開発し急成長。「デジタル屋台」と呼ぶ少量多品種生産方式で、いくつかのメディアに取り上げられた[要出典]。
沿革
[編集]- 1981年 - ローランドの関連会社として、アムデック株式会社を大阪に設立。
- 1982年 - パソコンに接続して作曲・自動演奏ができるコンピュータミュージック機CMU-800を発売。
- 1983年 - 商号をローランドディー.ジー.株式会社に変更。
- 1985年 - 本店を静岡県浜松市高丘町1006番地の14に移転。
- 2000年 - 東京証券取引所市場第二部上場。
- 2002年 - 東京証券取引所市場第一部上場。
- 2014年 - 親会社であったローランドの自社買収(MBO)に関連して、ローランドから自社株を取得。ローランドの議決権保有割合が低下し、ローランドはその他の関係会社となる。
- 2015年 - その他の関係会社であるローランドが株式を売却したため、ローランドの議決権保有割合が低下し、ローランドはその他の関係会社でなくなり、主要株主となる。
- 2016年 - ローランドから自社株を取得、ローランドは筆頭株主・主要株主でなくなる。
- 2023年 - さらなる効率改善などを目指し、本社機能を都田事業所に移転して、これまで浜松市北区都田地区内で2か所に分かれていた本社と都田事業所を統合する。
- 2024年
主要製品
[編集]現在、販売されていない製品を含む。
コンピューター周辺機器
[編集]- インクジェットプリンター SJ-1000EX
- マルチプリンター SP-300
- 溶剤系インク ECO-SOL INK
- PRO IIシリーズ(SJ-740/SJ-540/SC-540/FJ-540/CJ-540)
- 3Dレーザースキャナー LPX-250
- 接触式3Dスキャナー PICZA PIX-3
- 接触式3Dスキャナー PICZA PIX-30
- 接触式3Dスキャナー PICZA PIX-4
- インクジェットプリンター FJ‐600
- インクジェットプリンター FJ-500
- モデリングマシン MDX-500
- インクジェットプリンター・カッティングマシン CJ-500
- インクジェットプリンター FJ-50
- カラー・サイン・メーカー PC-60
- インクジェットプリンター・カッティングマシン CJ-70
- デザインカッター STX-7 (ステカ)→ライオン事務器へ事業譲渡
- 3次元プロッター MDX-3 (MODELA)
- 3次元プロッタ/接触式3Dスキャナー MDX-15
- レーザー加工機 PNC-4125
- カッティングマシン PNC-1000
- モデリングマシン PNC-2000(CAMM-2シリーズ)
- モデリングマシン PNC-300(CAMM-3シリーズ)
- プロッター DPX-2000
- プロッター DXY-800
- プロッター DXY-100
- デジタルクラフトツール iModela iM-01
- インクジェットプリンター AP-640(TrueVIS)
- インクジェットプリンター VG3シリーズ(TrueVIS)
- インクジェットプリンター SG3シリーズ(TrueVIS)
- インクジェットプリンター VF2-640(TrueVIS)
- インクジェットプリンター BN-20シリーズ(VersaSTUDIO)
- インクジェットプリンター BN-20D(VersaSTUDIO)
- インクジェットプリンター BN2シリーズ(VersaSTUDIO)
- インクジェットプリンター UV-LEDプリンター LEF2シリーズ(VersaUV)
- インクジェットプリンター UV-LEDプリンター LEC2シリーズ(VersaUV)
- インクジェットプリンター UV-LEDプリンター LGシリーズ(TrueVIS)
- インクジェットプリンター UV-LEDプリンター MGシリーズ(TrueVIS)
- カッティングマシン GR2シリーズ(CAMM-1)
- カッティングマシン GS2-24(VersaSTUDIO)
- 彫刻機 DE-3
- メタルプリンター MPX-90S
- レーザー箔転写機 LD-300
- モデリングマシン MDX-50(MODELA)
- モデリングマシン SRM-20(monoFab)
デジタル楽器周辺機器
[編集]- コンピュータミュージック CMU-800
- 電子楽器組立キット(エフェクターなど)
採用事例
[編集]- 2005年5月19日(日本では7月9日)に劇場公開された映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』で使用されたダース・ベイダーのマスクの試作品作成に、同社の立体切削機「MDX-20」が使用された。
事業所
[編集]- 東京営業所クリエイティブセンター(東京都港区)
- 名古屋営業所クリエイティブセンター(名古屋市中区)
- 大阪営業所クリエイティブセンター(大阪市淀川区)
- 福岡営業所クリエイティブセンター(福岡市博多区)
- 札幌サポートセンター(札幌市北区)
- 仙台サポートセンター(仙台市青葉区)
- 広島サポートセンター(広島市中区)
脚注・出典
[編集]- ^ a b 株式併合、単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関するお知らせローランド ディー. ジー. 2024年6月27日
- ^ “ローランドDGがMBO、1株5035円でTOB”. ロイター通信. (2024年2月9日) 2024年3月14日閲覧。
- ^ “MBO目指すローランドDG、TOB期間延長 4月12日まで”. 日本経済新聞 (2024年3月27日). 2024年3月28日閲覧。
- ^ “ローランドDG、買い付け価格5370円に引き上げ ブラザー上回る条件”. 時事通信 (2024年4月26日). 2024年4月27日閲覧。
- ^ 稲垣千駿 (2024年3月13日). “ブラザー、同意得ないまま買収提案 MBO目指すローランドDGに”. 朝日新聞. 2024年3月14日閲覧。
- ^ “ブラザー社長「信頼関係を築くことは見込めない」…ローランドDGへのTOBを事実上断念”. 読売新聞 (2024年5月9日). 2024年5月10日閲覧。
- ^ 江口英佑 (2024年5月16日). “ローランドDG、MBO成立 米ファンドが75%超取得、上場廃止へ”. 朝日新聞. 2024年5月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- ローランド ディー. ジー.株式会社 - 公式ウェブサイト
- 製品情報サイト
- Roland DG (Japan) (RolandDGJ) - Facebook
- Roland DG Official (@RolandDG_PR) - X(旧Twitter)
- RolandDGJapan - YouTubeチャンネル