アメリカオオコノハズク

アメリカオオコノハズク
	アメリカオオコノハズク Megascops asio
保全状況評価
	LEAST CONCERN; (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)); ワシントン条約附属書II
分類
学名
	Megascops asio (Linnaeus, 1758)
和名
	アメリカオオコノハズク
英名
	Eastern screech Owl

アメリカオオコノハズク (亜米利加大木葉木菟、学名：Megascops asio) は、鳥綱フクロウ目フクロウ科Megascops属に分類される鳥類。

分布

体長は20 - 25センチメートル程度^[6]。

体毛は赤型、赤褐色型、灰色型の三種が確認されている^[7]^[8]。見た目はニシアメリカオオコノハズクに似る。羽角は頭部にぴったりとつけることができる。

以下の亜種の分類・分布は、IOC World Bird List(v 10.2)に従う^[4]。

食性は、主に昆虫類、その他小さな齧歯類や鳥類など。場合によってはコリンウズラやリスなどの自分よりも大きな獲物を殺すこともある。^[7]^[8]

木の洞（樹洞）に身を隠し、擬態する^[6]^[9]。

繁殖形態は卵生。同じペアと一生つがい、一腹卵数はおよそ3-8個。オスが頭を旋回させたり上下に動いたりしてダンスを行って求愛する。^[8]

分布が非常に広く、生息数は減少していると考えられているものの生息数は多く激減はしていないとみなされていることから、2019年の時点では種としては絶滅のおそれは低いと考えられている^[3]。1979年からフクロウ目単位で、ワシントン条約附属書IIに掲載されている^[2]。

^ Appendices I, II and III (valid from 26 November 2019)<https://cites.org/eng> [Accessed 10/01/2021]
^ ^a ^b UNEP (2021). Otus asio. The Species+ Website. Nairobi, Kenya. Compiled by UNEP-WCMC, Cambridge, UK. Available at: www.speciesplus.net. [Accessed 10/01/2021]
^ ^a ^b ^c ^d ^e BirdLife International. 2019. Megascops asio. The IUCN Red List of Threatened Species 2019: e.T155660662A152331179. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2019-3.RLTS.T155660662A152331179.en. Downloaded on 02 January 2021.
^ ^a ^b ^c Owls, Gill, F & D Donsker (Eds). 2020. IOC World Bird List (v10.2). https://doi.org/10.14344/IOC.ML.10.2. (Accessed 02 January 2021)
^ 山崎剛史・亀谷辰朗・太田紀子「フクロウ目の新しい種和名」『山階鳥類学雑誌』第49巻 1号、山階鳥類研究所、2017年、31 - 40頁。
^ ^a ^b “ヒガシアメリカオオコノハズク、アメリカ”. ナショナルジオグラフィック日本版. 2018年3月25日閲覧。^{[出典無効]}
^ ^a ^b クリストファー・M・ペリンズ監修・山岸哲日本語版監修『世界鳥類事典』同朋舎,1996年,136頁, ISBN 4-8104-1153-2
^ ^a ^b ^c Marianne Taylor著, 山崎剛志・森本元監修『フクロウ大図鑑』緑書房,2018年,167頁, ISBN 978-4-89531-329-2
^ “ヒガシアメリカオオコノハズク、ジョージア州”. ナショナルジオグラフィック日本版. 2018年3月25日閲覧。^{[出典無効]}