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アリハント級原子力潜水艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アリハント級潜水艦から転送)
アリハント級原子力潜水艦
SSBN-80 アリハント
SSBN-80 アリハント
基本情報
艦種 弾道ミサイル原子力潜水艦
建造所 ヴィシャーカパトナム造船所
運用者  インド海軍
建造費 400億
計画数 4隻
建造数 4隻
次級 S5級潜水艦
要目
排水量 6,000t(3番艦以降7,000t)
全長 111m(3番艦以降130m)
最大幅 11m
吃水 15m
潜航深度 300m
兵装 SLBM発射管12基:K-15英語版[1]
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アリハント級原子力潜水艦(アリハントきゅうげんしりょくせんすいかん、ヒンディー語: अरिहंत श्रेणी की पनडुब्बियाँ英語: Arihant class nuclear-powered submarine)は、インド海軍が運用する、戦略ミサイル原子力潜水艦インド海軍初の国産原子力潜水艦である[2]。先進技術艦プロジェクト(Advanced Technology Vessel(ATV))の元、開発が進められてきた[3]

現在1番艦のアリハント、2番艦のアリガート英語版が就役中[4]

年表

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  • 2009年7月26日、アリハントが進水[5]
  • 2013年8月9日、アリハントの原子炉が臨界に到達[2]
  • 2014年12月13日、アリハントが海上公試を開始。
  • 2016年8月、アリハントが就役。
  • 2017年2月、アリハントがハッチの閉め忘れにより浸水する事故が発生[6]
  • 2017年11月19日、アリガートが進水[7]
  • 2018年1月8日、アリガートが海上公試を開始。
  • 2021年3月、アリガートの海上公試が完了。
  • 2022年10月14日、アリハントが潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を訓練発射[8][9]
  • 2024年8月29日、アリガートが就役[4][10]

同型艦

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艦番号 艦名 進水 就役
SSBN-80 アリハント 2009年
7月26日
2016年
8月
SSBN-81 アリガート英語版 2017年
11月19日
2024年
8月29日
S4[3] 2024年(予定)
S4*(コードネーム)[3] 2025年(予定)

脚注

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出典

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  1. ^ 45年ぶりに戦死者を出した中国・インド国境紛争は核戦争の危険をはらんだ“天空の争奪戦” 【政経電論】”. 政経電論 (2020年7月21日). 2023年9月30日閲覧。
  2. ^ a b インド原潜 原子炉が臨界に 核弾頭搭載目指す - MSN産経ニュース”. web.archive.org (2013年8月11日). 2023年5月1日閲覧。
  3. ^ a b c From India Today magazine: A peek into India's top secret and costliest defence project, nuclear submarines” (英語). India Today. 2023年5月21日閲覧。
  4. ^ a b India commissions second Arihant-class SSBN”. janes.com (2024年8月30日). 2024年8月31日閲覧。
  5. ^ インド原子力潜水艦 ロシア技術支援 他に3隻建造中とも”. www.jaif.or.jp. 2023年5月13日閲覧。
  6. ^ インドの核ミサイル搭載原潜、ハッチの閉め忘れで沈没寸前に”. Newsweek日本版 (2018年1月12日). 2023年5月13日閲覧。
  7. ^ インドの核戦力一覧長崎大学 核兵器廃絶研究センター(RECNA)”. www.recna.nagasaki-u.ac.jp. 2023年5月7日閲覧。
  8. ^ ships03. “インドの戦略原潜アリハントがSLBMを訓練発射”. 世界の艦船. 2023年5月13日閲覧。
  9. ^ Sharma, Soumya (2022年10月17日). “Indian submarine INS Arihant test-fires submarine launched ballistic missile” (英語). Naval Technology. 2023年6月25日閲覧。
  10. ^ インド、2隻目の国産原潜を就航 対中抑止力を強化”. 日本経済新聞社 (2024年8月30日). 2024年8月31日閲覧。

関連項目

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