アリ・パシャ
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アリ・パシャ(トルコ語:Ali Paşa、英語:Ali Pasha)はオスマン帝国における幾人かの重要人物。「パシャ」は宰相もしくは文武の高官に与えられる称号であり、「アリ・パシャ」は「アリ宰相」「アリ将軍」といった意味になる。
- チャンダルル・アリ・パシャ - オスマン帝国の大宰相 - 在職・1387年-1406年
- ハディム・アリ・パシャ - オスマン帝国のブダペスト地区の高官(ベグレルベグ)
- アリ・パシャ・モスク - ハディム・アリ・パシャの遺産によって1561年、サラエヴォに建てられたモスク
- アリ・パシャ (オスマン帝国提督) (1571年没) - レパントの海戦時のオスマン帝国の提督。
- クルチ・アリ・パシャ - レパントの海戦時のオスマン帝国の副官。
- テペデレンリ・アリー・パシャ(1741年-1822年) - 現在のギリシア北西部を支配していたオスマン帝国の在地有力者(アーヤーン)。単に「アリ・パシャ」と言った場合この人物を指す事が多い。アレクサンドル・デュマの小説『モンテ・クリスト伯』に登場するアリ・パシャもこの人物の事である。
- ムハンマド・アリー(1769年-1849年) - パシャの称号を有しており、ムハンマド・アリ・パシャと呼ばれる事もある。
- メフメト・エミン・アリ・パシャ (1815年-1871年) - オスマン帝国の外交官・政治家。