アルバトロス級哨戒艇
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アルバトロス級哨戒艇 | |
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基本情報 | |
種別 | 哨戒艇 |
運用者 |
ポルトガル海軍 ポルトガル領マカオ海洋財務警察 東ティモール国防軍 |
就役期間 | 1974年 - 現在 |
前級 | ジュピター級 |
次級 | アルゴス級 (2代) |
要目 | |
満載排水量 | 45 t |
全長 | 23.6 m |
垂線間長 | 21.88 m |
最大幅 | 5.25 m |
吃水 | 1.6 m |
主機 | カミンズ・ディーゼルエンジン×2基 |
推進器 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 1,100 bhp |
速力 | 20ノット |
航続距離 | 2,500海里 (12kt巡航時) |
乗員 | 8名 |
兵装 |
・20mm単装機銃×1基 ・12.7mm機銃×2挺 |
レーダー | ・デッカ316P型 航法用 |
アルバトロス級哨戒艇(ポルトガル語: Classe Albatroz)は、ポルトガル海軍の哨戒艇の艦級[1][2]。2隻は東ティモール国防軍に譲渡された[3]。
建造はアルフェイテ造船所で行われた。船体は鋼製である。レーダーとしては当初はケルビン・ヒューズ14/9を搭載していたが[1]、後にデッカ316Pに換装された[2]。
1999年の海軍再編に伴い、2003年にアギアとシズネの2艇が20mm機関砲を撤去し、3tまでの輸送能力を有する多用艇として改装された。レーダーは古野電気FR1510 Mk2を搭載している[4][5]。
# | 艦名 | 就役 | 退役 | その後 | |
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ポルトガル | P 1162 | アルバトロス NRP Albatroz |
1974年 | 2002年 | 東ティモール国防軍で「オエクシ」として再就役 |
P 1163 | アソル NRP Açor |
東ティモール国防軍で「アタウロ」として再就役 | |||
P 1164 | アンドリーニャ NRP Andorinha |
1975年 | 2003年 | ||
P 1165 | アギア NRP Águia |
就役中 | |||
P 1166 | コンドル NRP Condor |
1976年 | 2011年 | ||
P 1167 | シズネ NRP Cisne |
就役中 | |||
ポルトガル領マカオ | B-1 | モンデゴ Mondego |
n/a | ||
B-2 | テージョ Tejo |
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B-3 | ドウロ Douro |
参考文献
[編集]- ^ a b Bernard Prezelin (1990). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 1990-1991. Naval Institute Press. p. 444. ISBN 978-0870212505
- ^ a b Eric Wertheim (2013). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 16th Edition. Naval Institute Press. p. 553. ISBN 978-1591149545
- ^ Michael Geoffrey Smith、Moreen Dee (2003). Peacekeeping in East Timor: The Path to Independence. Lynne Rienner Publishers. pp. 192-193. ISBN 9781588261427
- ^ “NRP Águia”. ポルトガル海軍. 2015年3月15日閲覧。
- ^ “NRP Cisne”. ポルトガル海軍. 2015年3月15日閲覧。