古野電気
表示
古野電気 本社 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒662-8580 兵庫県西宮市芦原町9番52号 |
設立 | 1951年(昭和26年)5月23日 |
業種 | 電気機器 |
法人番号 | 5140001070263 |
事業内容 |
航海機器 漁労機器 無線通信機器 ヘルスケア ITS機器 GPS機器 システムソリューション |
代表者 | 古野幸男(代表取締役社長) |
資本金 |
75億3400万円 (2019年2月28日現在) |
発行済株式総数 |
3,189万4,554株 (2019年2月28日現在) |
売上高 |
連結:821億08百万円 単体:587億84百万円 (2019年2月期) |
営業利益 |
連結:47億71百万円 単体:10億71百万円 (2019年2月期) |
純利益 |
連結:40億26百万円 単体:18億92百万円 (2019年2月期) |
純資産 |
連結:415億39百万円 単体:258億52百万円 (2019年2月28日現在) |
総資産 |
連結:796億72百万円 単体:613億35百万円 (2019年2月28日現在) |
従業員数 |
連結:3,065人 単体:1,765人 (2022年2月28日現在) |
決算期 | 2月 |
主要株主 |
古野興産 13.26% 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 10.07% 古野電気取引先持株会 3.52% 日本カストディ銀行(信託口) 3.51% 第一生命保険 3.17% 三菱UFJ銀行 3.14% みずほ信託銀行 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 2.98% 日本カストディ銀行(信託口4) 2.56% エコー興産 1.77% DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店) 1.52% (2023年2月28日現在) |
外部リンク | www.furuno.com |
古野電気株式会社(ふるのでんき)は、兵庫県西宮市に本社を置く船舶をはじめとした電機メーカー。総合舶用電子機器(マリンエレクトロニクス)メーカーとして世界シェアの15%を占める世界最大手企業である[1]。
沿革
[編集]- 1938年(昭和13年) - 長崎県南高来郡口之津町(現・南島原市)で古野電気商会を創業。漁船などの電気工事やラジオの修理などを手がける。
- 1948年(昭和23年) - 世界で初めて魚群探知機の実用化に成功[2][3][4]。長崎市に合資会社古野電気工業所を設立し、魚群探知機の製造販売を開始。
- 1952年(昭和27年) - 漁業用無線機を開発。
- 1955年(昭和30年) - 古野電気株式会社を設立。
- 1961年(昭和36年) - ネットゾンデを開発(世界初)。
- 1964年(昭和39年) - 本社を長崎市から兵庫県西宮市に移転。
- 1965年(昭和40年) - ネットレコーダーを開発(世界初)。
- 1972年(昭和47年) - NMEA(全米舶用電子機器協会)最優秀メーカー賞を受賞。日本初のドップラソナーを開発。
- 1977年(昭和52年) - 日本初の1本ペン式小型ファクシミリを開発。
- 1982年(昭和57年) - 大証2部に株式上場。
- 1984年(昭和59年) - 大証1部に指定替え。
- 1986年(昭和61年) - 世界初の海鳥探知機を開発。
- 1987年(昭和62年) - 世界初のビデオロランを開発。
- 2013年(平成25年) - 大証と東証との現物株市場統合に伴い、東証1部に指定替え。
- 2017年(平成29年) - 三菱重工グループの三菱重工メカトロシステムズ(現・三菱重工機械システム)より国内ETC車載器の製造・販売事業を譲受。
- 2020年(令和2年)- B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム・西宮ストークスとオフィシャルメインパートナー契約を締結。
- 2021年(令和3年)- 毎年12月3日を「魚群探知機の日」と制定。日付は同社の前身となる合資会社古野電気工業所が設立され、魚群探知機の製造・販売を開始した1948年12月3日から[5]。
- 2023年(令和5年)- 西宮ストークスとのプリンシパルパートナー契約を終了。
主な製品
[編集]- 魚群探知機
- 同社が港町の一電気店から、船舶機器のトップメーカーに成長した要因として世界初の魚群探知機の開発が挙げられる。創業者である古野清孝、清賢兄弟による魚群探知機の開発物語はNHK『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』「兄弟10人 海の革命劇」(2001年7月3日放送)で取り上げられた。
- ソナー
- 潮流計
- オートパイロット
- 船速計
- 無線機器
- GPS/GNSSチップ&モジュール
- ETC2.0/ETC車載器
- 生化学自動分析装置
- 超音波骨密度測定装置
- GPSマーカー「Dog Navi(ドッグナビ)」
- 沿岸モニタリングシステム
- 気象観測システム
- 地盤変位観測システム
所在地
[編集]- 本社 兵庫県西宮市芦原町9-52
- 三木工場 兵庫県三木市別所町巴1
- 東京支社・東京支店・関東支店 東京都千代田区神田和泉町2-6
- 支店 北海道(札幌市)・東北(八戸市)・広島(広島市)
- 営業所 釧路市・石巻市・銚子市・焼津市
国内関係会社
[編集]- フルノ関西販売株式会社
- フルノ九州販売株式会社
- 協立電波サービス株式会社
- 株式会社フルノシステムズ
- フルノライフベスト株式会社
- フルノソフテック株式会社
- ラボテック・インターナショナル株式会社
脚注
[編集]- ^ “2019年2月期 第3四半期決算説明資料”. 古野電気 (2019年1月15日). 2022年5月3日閲覧。
- ^ 魚群探知機の誕生
- ^ 古野電気株式会社 魚群探知機 特許:特公昭31-3583ほか
- ^ プロジェクトX 挑戦者たち 夢 遙か、決戦への秘策 兄弟10人 海の革命劇/魚群探知機・ドンビリ船の奇跡
- ^ 日本記念日協会
外部リンク
[編集]- 古野電気製品情報サイト
- 古野電気企業情報サイト
- 古野電気 (@furuno_jp) - X(旧Twitter)
- 古野電気 (@furuno_japan) - Instagram
- 古野電気 (Furuno.jp) - Facebook
- 古野電気 - YouTubeチャンネル