アルバン・ベルク弦楽四重奏団
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アルバン・ベルク弦楽四重奏団 Alban Berg Quartett | |
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出身地 | オーストリア ウィーン |
ジャンル | 弦楽四重奏 |
活動期間 | 1970年 - 2008年 |
レーベル | EMI |
メンバー |
ギュンター・ピヒラー (第1ヴァイオリン) ゲルハルト・シュルツ (第2ヴァイオリン) イザベル・カリシウス (ヴィオラ) ヴァレンティン・エルベン (チェロ) |
旧メンバー |
クラウス・メッツル (第2ヴァイオリン) ハット・バイエルレ (ヴィオラ) トーマス・カクシュカ (ヴィオラ) |
アルバン・ベルク四重奏団(アルバン・ベルクしじゅうそうだん、ドイツ語:Alban Berg Quartett, 英語:Alban Berg Quartet)は、1970年にオーストリアで結成された弦楽四重奏団[1]。ウィーンの伝統を守りつつ、演奏会では必ず20世紀の曲も取り上げるポリシーを掲げている。
略歴
[編集]1970年、ウィーン国立音楽大学の教授でありウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターも数年間務めていたギュンター・ピヒラーが同僚と結成した。名称についてはアルバン・ベルク未亡人ヘレネから許諾を得ている。1971年にウィーンのコンツェルトハウスでデビュー。設立当初、アメリカのシンシナティに1年間留学し、当時新ウィーン楽派を得意としていたラサール弦楽四重奏団に師事するなど、ウィーンの伝統に安住せず、現代音楽に積極的に取り組む姿勢を貫いているが、法外な難曲には手は出さない。
精緻なアンサンブルは評価が高く、1980年代には世界を代表するカルテットと認識され、現代の弦楽四重奏団体の規範とさえ評されることもあった。2008年7月をもって解散した。
メンバー
[編集]ヴィオラ奏者のカクシュカが2005年7月4日に亡くなったため、その後カクシュカの弟子イザベル・カリシウスが正式なメンバーとして迎えられることとなった。
- 第1ヴァイオリン
- ギュンター・ピヒラー Günter Pichler(1970年 - 2008年)
- 第2ヴァイオリン
- クラウス・メッツル Klaus Maetzl(1970年 - 1978年)
- ゲルハルト・シュルツ Gerhard Schulz(1978年 - 2008年)
- ヴィオラ
- ハット・バイエルレ Hatto Beyerle(1970年 - 1981年)
- トーマス・カクシュカ Thomas Kakuska(1981年 - 2005年)
- イザベル・カリシウス Isabel Charisius(2005年 - 2008年)
- チェロ
- ヴァレンティン・エルベン Valentin Erben(スロヴァキア人)(1970年 - 2008年)
脚注
[編集]- ^ “ALBAN BERG QUARTETT”. www.warnerclassics.com. 2019年5月2日閲覧。