コンサートマスター
コンサートマスター(英: concertmaster[1])は、オーケストラ(管弦楽団)の各奏者を統率して、指揮者の意図を音楽に具現する役職[2]。いわば「第2の指揮者」[2]。第1ヴァイオリンの首席奏者(客席から見ると、指揮者の左側、かつ客席側に位置する)が務めるのが通常である[3][4]。
本記事では主にオーケストラ(管弦楽団)のコンサートマスターについて記述するが、吹奏楽団などのコンサートマスターにも言及する。
呼称
[編集]アメリカのオーケストラで多用されるアメリカ英語の呼称である。本来は、男性奏者について concertmaster 、女性奏者には concertmistress を用いる[5]。しかし、近年のアメリカではポリティカル・コレクトネスの観点から concertmaster に統一する傾向にある。
日本語の呼称はコンサートマスター[2][6][7][8]・コンサートミストレス[9][6][7][8]、およびそれぞれを省略したコンマス[2][6][8]・コンミス[6][8]。
イギリス英語の呼称はリーダー (leader)[10]。英語圏ではイギリス以外にも同様の国がある。
ドイツ語の呼称は、男性奏者はコンツェルトマイスター (Konzertmeister)[11][12]、女性奏者はコンツェルトマイステリン (Konzertmeisterin)[13][14]。
フランス語の呼称はプルミエ・ヴィオロン (premier violon)[15]。
役割
[編集]オーケストラなどの大きな演奏団体では指揮者が置かれるが、実際の細かな音の出だしや切る位置、微妙なニュアンスは、指揮では示しきれないことも多い。このような場合、ほかの団員は指揮を見るのと同時にコンサートマスターを見て演奏し、コンサートマスターは必要に応じて指示を出す。
何らかの事情で演奏会本番になって本来の指揮者が出演できなくなり、代役の手配がつかない場合、コンサートマスターが指揮者の代行として、オーケストラ全体に指示を出すことがある[注釈 1]。2004年10月のNHK交響楽団定期演奏会において、本来の指揮者が本番指揮中に怪我をしてしまったため、コンサートマスターがチャイコフスキーの交響曲第4番全曲を「指揮」するなど、日本国内でもいくつか実例がある。ただしこうした場合では、コンサートマスターは指揮棒を手にしたり指揮台に上がることはほとんどなく、自分の席(第1ヴァイオリンの最前列)に座ったままサインを出したり、必要に応じて立ち上がって弓で指示を与えるぐらいである。
練習に際しては、指揮者の指示を補ったり、指揮者の指示に従って演奏法を細かく指示したり、演奏者を代表して指揮者と協議したりする。多くのオーケストラでは、(楽譜に特に指示されていない部分での)弦楽器セクションのボウイングを決めるのもコンサートマスターの役割であり、オーケストラの音色を特徴づける重責を担っている。
ヴァイオリン独奏の部分はコンサートマスターが担当する。
演奏の前後に指揮者が挨拶をするときには、一般にオーケストラは起立するが、起立、着席、楽屋に引き揚げるなどの合図はコンサートマスターが行う。
アメリカのオーケストラでは、演奏前のチューニング(音合わせ)でコンサートマスターの出すA (La) の音に各奏者が合わせる。日本では、オーボエがA (La) の音を出し、起立したコンサートマスターがその音を引き取って各奏者が合わせる。ヨーロッパではオーボエのA (La) に直接各奏者が合わせることが多い。ドイツでの一例としては、コンサートマスターの起立を合図にオーボエがAを出し、それにまず管楽器とコンサートマスターが合わせ、そのあとコントラバスが合わせたあと、コンサートマスターのAに弦楽器が合わせるというのがある。オーケストラによっては、演奏前の出場の時、最後に出場して他の楽員に迎えられる、というような儀礼を取るところもある。
人選
[編集]コンサートマスターの採用・契約は、ヴァイオリンのトゥッティ(一般団員:「その他大勢」の意)とは別採用、別契約で行われる。上記のように演奏上その他で役割が大きいためである。管弦楽曲においてもソロの目立つ曲は多いため、演奏技術も当然格段に優れている必要がある。コンサートマスターが何らかの理由により退団する場合、後任は別のトゥッティから選ぶことはせず公募を行う。トゥッティから応募する場合も、公募に応じた他の候補者と共に選考を受ける。団体によっては、コンサートマスターが複数置かれる場合や、演奏会や曲によってオーケストラに所属しない奏者がコンサートマスターを務める場合もある(客演)。
オーケストラ以外の楽団のコンサートマスター
[編集]吹奏楽団
[編集]吹奏楽では、配置上オーケストラのコンサートマスターの位置にいる第1クラリネット首席が上述のコンサートマスターと同じ役割をすることが多い。曲のソロを任されることが多い。演奏者のとりまとめとしてのコンサートマスターは、他のパートのトップ(いわゆる第一奏者や首席奏者)がこの職を担うこともある。例えば、2023年4月現在、東京佼成ウインドオーケストラではアルトサクソフォーン奏者が担当している[16]。
ブラスバンド
[編集]ブラスバンド編成の一つである英国式ブラスバンドでは、プリンシパル・ソロ・コルネット(ソロ・コルネット首席)がコンサートマスターと同様の役割を果たす[17]。
その他の編成
[編集]ジャズバンドやビッグバンドなどでは、トランペットの第1奏者がバンドを統率することがある。バックバンドの形式ではバンドマスターが統率するが、担当する楽器は明確に決まっておらず、バンドによって異なる。
世界のオーケストラ
[編集]欧州
[編集]- ゲオルク・ヘルメスベルガー1世 1842年 - 1868年(コンサートマスターではなくオーケストラ・ディレクター)
- ヤコブ・グリュン 1868年 - 1897年
- カール・プリル (ドイツ語版)1897年 - 1925年
- ヨーゼフ・ヘルメスベルガー1世 1860年 - 1877年
- アルノルト・ロゼー 1881年 - 1938年
- ヴァルター・バリリ 1941年 - 1972年
- (ヴェセリン・パラシュケヴォフ 1973年ウィーン国立歌劇場管弦楽団コンサートマスターに就任。ウィーン・フィルハーモニー協会未入会のため、正式にはウィーン・フィルハーモニーのコンサートマスターには就任しないまま退団。)
- ヴェルナー・ヒンク 1974年 - 2008年
- アルベナ・ダナイローヴァ 2008年 -
- ブルーノ・アーネル1901年 - 1902年
- ユリウス・シュトヴェルトカ (ドイツ語版)1902年 - 1936年
- ヴォルフガング・シュナイダーハン 1937年 - 1949年
- フランツ・マイレッカー (ドイツ語版)1921年 - 1945年
- フリッツ・セドラック 1945年 - 1965年
- ヨーゼフ・シヴォー 1965年 - 1972年
- (ペーター・グート 1973年ウィーン国立歌劇場管弦楽団コンサートマスターに就任。ウィーン・フィルハーモニー協会未入会のため、正式にはウィーン・フィルハーモニーのコンサートマスターには就任しないまま退団。)
- (マンフレッド・ガイヤーハルター 1973年ウィーン国立歌劇場管弦楽団コンサートマスターに就任。ウィーン・フィルハーモニー協会未入会のため、正式にはウィーン・フィルハーモニーのコンサートマスターには就任しないまま退団。)
- エーリッヒ・ビンダー 1974年 - 1992年
- ライナー・ホーネック 1992年 -
- リカルド・オドノポソフ 1935年 - 1938年
- ヴィリー・ボスコフスキー 1939年 – 1970年
- ライナー・キュッヒル 1970年 - 2016年
- (ホセ・マリア・ブルメンシャイン 2016年 - 2018年にウィーン国立歌劇場管弦楽団コンサートマスターに就任。ウィーン・フィルハーモニー協会未入会のため、正式にはウィーン・フィルハーモニーのコンサートマスターには就任しないまま退団。)
- (フョードル・ルディン 2019年にウィーン国立歌劇場管弦楽団コンサートマスターに就任。ウィーン・フィルハーモニー協会未入会のため、正式にはウィーン・フィルハーモニーのコンサートマスターには就任しないまま退団。)
- (ギュンター・ピヒラー 1962年 - 1963年にウィーン国立歌劇場管弦楽団コンサートマスターに就任。ウィーン・フィルハーモニー協会未入会のため、正式にはウィーン・フィルハーモニーのコンサートマスターには就任しないまま退団。)
- ヴァルター・ヴェラー 1965年 - 1969年
- ゲルハルト・ヘッツェル 1969年 – 1992年
- ダニエル・ゲーデ 1994年 - 2000年
- フォルクハルト・シュトイデ 2000年 -
- アントン・カンパー
- ヴォルフガング・シュナイダーハン 1933年 - 1937年
- ヴァルター・シュナイダーハン 1948年 - 1966年
- ギュンター・ピヒラー
- ミヒャエル・シュニッツラー 1967年 - 1983年
- エーリヒ・ヘーバルト 1980年 - 1987年
- ゲルト・シューベルト
- ヤン・ポスピヒャル 1982年 -
- フローリアン・ツヴァイウアー 1989年 -
- ビルギット・コーラー 1994年 - 1996年
- ヴィリー・ビュッヒラー 1995年 - ?
- アントン・ソロコフ 2005年 -
- ペーター・グート
- ペーター・マツカ 1998年 -
- モレート・マックラン 1993年 -
- 小林武史
- ハインツ・ハウノルド 1983年 -
- ルイ・チャン 1992年 -
第1コンサートマスター
- セザール・トムソン 1882年(25歳就任)
- エウジェニー・ボドー 1882年 - 1883年
- ヨハネス・クルーズ 1883年 - 1886年(24歳就任)
- エンリケ・フェルナンデス・アルボス 1886年 - 1887年(23歳就任)
- ルートヴィヒ・ブロイエル 1887年 - 1893年
- ブラム・エルデリング 1893年 - 1894年(26歳就任)
- アントン・ヴィテク 1894 - 1910(22歳就任)
- ユリウス・ソーンベルク 1910年 - 1917年(17歳就任)
- ゲザ・フォン・クレス 1917年 - 1920年(35歳就任)
- モーリッツ・ヴァン・デン・ベルク 1920年 - 1925年(22歳就任)
- トッシー・スピヴァコフスキー 1926年 - 1927年(19歳就任)
- ウィルフリート・ハンケ 1927年 - 1930年(25歳就任)
- シモン・ゴールドベルク 1930年 - 1934年(20歳就任)
- フーゴ・コルベルク 1934年 - 1938年、1958年 - 1963年(33歳就任)
- レオン・シュピーラー 1963年 - 1993年(35歳就任)
- ライナー・クスマウル 1993年 - 1998年(47歳就任)
- コーリャ・ブラッハー 1993年 - 1999年(30歳就任)
- ガイ・ブラウンシュタイン 2000年 - 2013年(29歳就任)
- ノア・ベンディックス=バルグリー 2014年 - (30歳就任)
- ヘンリー・ホルスト 1923年 - 1931年
- ジークフリート・ボリース 1933年 - 1940年(21歳就任)
- ゲルハルト・タシュナー 1941年 - 1945年(19歳就任)
- ジークフリート・ボリース 1945年 - 1961年
- トーマス・ブランディス 1962年 - 1983年(27歳就任)
- 安永徹 1983年 - 2009年(32歳就任)(入団:1977年=26歳)
- 樫本大進 2009年 - (31歳就任)
- エーリヒ・レーン 1934年 - 1945年(24歳就任)
- サシュコ・ガヴリーロフ 1948年 - 1949年(20歳就任)
- ヘルムート・ヘラー 1949年 - 1956年
- ミシェル・シュヴァルベ 1957年 - 1985年(38歳就任)
- ダニエル・シュタブラーヴァ 1986年 - 2022年(31歳就任)(入団:1983=28歳)
コンサートマスター
- リヒャルト・ミューラー 1882年 - 1883年
- ルートヴィヒ・ブロイエル 1883年 - 1887年
- カール・クレーケル 1882年 - 1892年
- フーゴ・オルク 1893年 - 1897年
- ヤン・ブシェテレ 1897年 - 1901年
- カール・クリングラー 1901年 - 1902年(22歳就任)
- ヴァーツラフ・ターリッヒ 1903年(20歳就任)
- ヨハネス・ゲスターカンプ 1903年 - 1911年
- ハンス・バッサーマン 1911年 - 1912年
- フランツ・フォン・スパノウスキ 1912年 - 1914年
- ルイス・パーシンガー 1914年 - 1915年(27歳就任)
- リッコ・アマール 1916年 - 1920年(25歳就任)
- ヤン・ダーメン 1920年 - 1922年(22歳就任)
- ヘンリー・ホルスト 1922年 - 1923年(23歳就任)
- ウィルフリート・ハンケ 1930年 - 1933年
- ウルリヒ・グレーリング 1942年 - 1947年(25歳就任)
- ハンス・デンシューデ 1948年 - 1949年
- ハンス・ギーゼラー 1949年 - 1974年
- ゲルント・ゲラーマン 1974年 - 1976年
- ライナー・ゾンネ 1976年 - 2010年
- アンドレアス・ブシャーツ 2010年 - 2017年
- クシシュトフ・ポロネク 2019年 -
- カルロ・ファリーナ 1620年 - 1633年
- フランチェスコ・カステッリ 1629年 - 1631年
- バルダッサー・マンガノーニ ? - 1654年
- ヨハン・ヴィルヘルム・フルヒハイム 1665年 - 1682年
- コンスタンティン・クリスチャン・デデキント 1666年 - 1674年
- ヨハン・パウル・フォン・ウェストホーフ 1674年 - 1697年
- ゲオルク・ゴットフリート・バックストロー 1685年 - 1708年
- ヤン=バプティスト・ウォールマイヤー 1709年 - 1728年
- ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル 1712年 - 1755年
- カール・マティアス・レーナイス 1720年 - 1781年
- フランチェスコ・マリア・カッタネーオ 1726年 - 1758年
- クリストフォロ・バッビ 1781年 - 1814年
- フランツ・アントン・モルゲンロート 1812年 - 1847年
- ジョバンニ・バティスタ・ポレードロ 1814年 - 1822年
- ジュゼッペ・アントニオ・ローラ 1823年 - 1837年
- フランソワ・シューベルト 1823年 - 1874年
- カロル・リピンスキー 1839年 - 1860年
- ヨハン・クリストフ・ローターバッハ 1861年 - 1889年
- エドゥアルト・ラッポルディ 1877年 - 1898年
- アンリ・ペトリ 1889年 - 1914年
- マックス・ロウインガー 1899年 - 1908年
- ルドルフ・ベルティッヒ 1900年 - 1940年
- グスタフ・ハーヴェマン 1915年 - 1920年
- アドルフ・シーリング 1920年 - 1923年
- マックス・シュトループ 1922年 - 1925年
- ヤン・ダーメン 1924年 - 1945年
- フランシス・コーエン 1926年 - 1933年
- エーリッヒ・ミュールバッハ 1928年 - 1968年
- ウィリーバルド・ロット 1933年 - 1945 , 1954年 - 1971年
- ゴットフリード・ルッケ 1940年 - 1960年
- ペーター・グラッテ 1961年 - 1997年
- ペーター・ミリング 1969年 - 2007年
- クリスティアン・フンケ 1972年 - 1979年
- ローラント・ストロイマー 1982年 -
- カイ・フォーグラー 1989年 -
- マティアス・ウォロング 1999年 -
- 有希・マヌエラ・ヤンケ 2012年 - 2014年
- ステファン・フレンケル 1924年 - 1927年
- シモン・ゴールドベルク 1925年 - 1929年
- ベルンハルト・ハーマン 1942年 - 1945年
- サシュコ・ガヴリーロフ
- ヨーゼフ・ヴォルフスタール 1921年 - ?
- マックス・シュトループ 1928年 - ?
- ジークフリート・ボリース 1941年 - 1945年
- エゴン・モルビッツァー 1951年 - 1989年
- カール・ズスケ 1962年 - 1974年
- ローター・シュトラウス 1984年 -
- ミヒャエル・エアックスレーベン 1982年 -
- ミハイル・ゼクラー 1990年 - ?
- 日下紗矢子 2008年 -
- ゲルハルト・ヘッツェル 1964年 - 1968年
- 豊田耕児 1962年 - 1979年
- ハンス・マイレ 1962年 - 2004年
- ゲルンハルト・ハルトーク 1980年 -
- ルー・ウェイ 2004年 -
- サシュコ・ガヴリーロフ
- ライナー・ウォルタース 1997年 -
- エレズ・オファー 2002年 -
- バルトロメオ・カンパニョーリ 1796年 - 1817年
- ハインリッヒ・アウグスト・マタイ 1803年 - 1835年
- フェルディナント・ダヴィッド 1836年 - 1873年(1845年メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を初演)
- ヨーゼフ・ヨアヒム 1848年 - 1850年(1879年ブラームスのヴァイオリン協奏曲を初演)
- エンゲルベルト・レントゲン 1850年 - 1897年
- ルートヴィヒ・ベーア
- ヘンリ・シュラディーク 1874年 - 1882年
- アンリ・ペトリ 1882年 - 1889年
- フェリックス・バーバー 1898年 - 1903年(チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲初演者ブロツキーの高弟)
- エドガー・ヴォルガント 1903年 - 1947年 (アルトゥル・ニキシュの娘婿)
- シャルル・ミュンシュ 1925年 - 1932年 (後に指揮者として大成)
- ヨアヒム・ハンチュク- 1958年
- クルト・シュティーラー 1933年 - 1955年
- ホルスト・ザンネミュラー 1948年 - 1984年
- ゲルハルト・ボッセ 1955年 - 1987年
- カール・ズスケ 1959年 - 1961 1975 - 2001年
- マンフレッド・シェルツァー 1973- 1975年
- クリスティアン・フンケ 1979年 -
- フランク・ミヒャエル・エルベン 1987年 -
- セバスチャン・ブロイニンガー
- ゲルハルト・ボッセ 1951年 - 1954年
- ガライ・ジェルジ 1960年 - ?
- ヴァルトラウト・ヴェヒター
- アンドレアス・ハルトマン
- ルドルフ・ケッケルト 1949年 - ?
- エルネ・シェベスティエン 1980年 - 1991年
- フローリアン・ゾンライトナー (Florian Sonnleitner) 1986年 -
- エレズ・オファー 1993年 - 1998年
- ラドスラフ・シュルツ (Radoslaw Szulc) 1998年 -
- アントン・バラホフスキー 2009年 -
- クルト・グントナー
- スレーテン・クルシュティチ 1982年 -
- インゴルフ・トゥルバン 1985年 - ?
- ヴェルナー・グローブホルツ
- ローレンツ・ナストゥリカ (Lorenz Nasturica-Herschcowici) 1992年 -
- ジュリアン・シェブリン 1994年 -
- ビルギット・コーラー 2000年 - ?
- ヘンリー・ラウダレス 2001年 -
- マキシム・コシノフ 2014年 -
NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(旧称:北ドイツ放送交響楽団)
- エーリヒ・レーン 1945年 - ?
- ベルンハルト・ハーマン 1946年 - 1967年(ツアー中、心臓発作により死去)
- エーリヒ・ビンダー
- ルーベン・ゴンザレス
- ローランド・グロイター 1982年 -
- ステファン・ワグナー 1993年 -
- フローリン・ポール 1995年 -
- ステファン・ワグナー 1989年 - 1992年
- マティアス・ヴェヒター 1993年 -
- アウレリ・ブワシュチョク 2001年 -
- マックス・シュトループ 1921年
- ヨアヒム・シャル 元バイロイト祝祭管弦楽団コンサートマスター
- ヴォルフ=ディーター・シュトライヒャー 現バイロイト祝祭管弦楽団コンサートマスター
- ヴォルフガング・マルシュナー 1947年 - ?
- ヴェセリン・パラシュケヴォフ 1975年 - ?
- エドワード・ツィエンコフスキー
- 四方恭子 1990年 - 2002年
- ホセ・マリア・ブルメンシャイン
- スラヴァ・チェスティグラゾフ 2010年 -
- オットー・ビュヒナー 1946年 - 1955年
- ルドルフ・ケッケルト 1946年 - 1947年
- フランツ・ベルガー 1947年 - 1978年
- エルネスト・マンパエイ 1955年 - 1962年
- チャバ・ボーカイ 1962年 - 1964年
- アンリ・レウコヴィツ (Heuri Lewkowicz) 1964年 - 1965年
- 浦川宜也 1965年 - 1969年
- ヴァルター・フォルヒァート 1969年 - 1995年
- アレクサンダー・ブランシック 1979年 - 1982年
- ペーター・ローゼンバーグ 1983年 -
- ヤコブ・ルビンシュタイン 1995年 - 2009年
- バルト・ヴァンデンボガルデ 2010年 -
- サシュコ・ガヴリーロフ
- トーマス・ブランディス
- ヴィルヘルム・メルヒャー 1963年 - ?
フランクフルト・ムゼウム管弦楽団(フランクフルト歌劇場管弦楽団)
- クリスティアン・ティンムナー 1888年 - 1889年 1891 - 1892年 1894年 - 1895年 1904年 - 1911年
- ルイス・ウォルフ 1889年 - 1890年
- F・フラッドキー 1890年 - 1891年
- レオポルド・クラマー 1892年 - 1894年
- アンドレ・シュポー 1895年 - 1904年
- ルイ・ズィマーマン 1899年 - 1904年 1911年 - 1940年
- ルイ・ファール 1904年 - 1905年
- ハインリッヒ・フィードラー 1906年 - 1908年
- ユリウス・ソーンベルク 1908年 - 1910年
- ヘンドリック・リジンベルゲン 1915年 - 1919年
- フェルディナント・ヘルマン 1919年 - 1948年
- セーケイ・ゾルターン 1940年 - 1942年
- ヤン・ブレッサー 1940年 - 1965年
- ヤン・ダーメン 1948年 - 1957年
- ジェイコブ・クラチマルニック 1958年 - 1960年
- スティーヴン・スタリック 1960年 - 1962年
- ヘルマン・クレバース 1962年 - 1980年
- ヨー・ユダ 1963年 - 1974年
- テオ・オロフ 1974年 - 1985年
- ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン 1981年 - 1995年
- ヴィクトル・リーバーマン 1985年 -?
- ルドルフ・コエルマン 1996年 - 1999年
- アレクサンダー・ケール
- ヴェスコ・エシュケナージ
- リヴィウ・プルナール
- アレクサンダー・ブランシック 1982年 - 2001年
- ロナルド・ホーヘヴィーン
- ヘルマン・クレバース 1951年 - 1961年
- テオ・オロフ 1951年 - 1973年
- ジノ・ヴィニコフ
- アーサー・W・ペイン 1904年 - 1912年
- ビリー・リード 1912年 - 1934年
- ジョージ・ロバート・スタットン 1925年 - 1952年
- トーマス・マシューズ 1952年 - 1953年
- グランビル・ジョーンズ 1954年 - 1955年
- ヒュー・マグワイア 1956年 - 1962年
- ロドニー・フレンド 1962年 - 1964年
- エリック・グリューエンバーグ 1962年 - 1965年
- ジョン・ジョージアディス 1965年 - 1977年
- ジョン・ブラウン ? - 1976年
- リチャード・ストゥット 1977年 - 1978年
- マイケル・デイビス 1979年 - 1987年
- アレクサンダー・ブランシック 1989年 - 2001年
- ゴルダン・ニコリッチ 1998年 - 2017年
- ロマン・シモヴィック
- デーヴィッド・マッカラム
- ハワード・レイトン=ブラウン
- ロドニー・フレンド 1964年 - 1974年
- ジェラルド・ジャービス 1969年 - 1972年
- デイヴィッド・ノーラン
- ボリス・ガーリッツキー
- ピーテル・スクーマン
- デーヴィッド・マッカラム 1950年代
- スティーヴン・スタリック 1957年 - 1959年
- レイモンド・コーウェン 1959年 - 1966年
- アラン・ラヴデイ 1967年 - 1971年
- エリック・グリューエンバーグ 1972年 - 1976年
- バリー・グリフィス 1976年 - 1989年
- ジノ・ヴィニコフ 1990年 - 1991年
- ジョナサン・カーネイ 1991年 - 1994年
- ダンカン・リデル 1995年 -
- クリオ・グールド 2002年 -
- レオナルド・ヒルシュ 1945年 - 1948年
- マヌーグ・パリキアン 1949年 - 1957年
- クリストファー・ウォーレン=グリーン
- 岩淵麻弥 1994年 - 2010年
- ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ 2007年 -
- アンドリュー・ハヴェロン 2012年 - ?
- アーサー・カッテラル 1929年 - 1936年
- ヒュー・マグワイア 1962年 - 1967年
- アンドリュー・ハヴェロン 2007年 - 2011年
- ヘンリー・ホルスト 1940年 - 1941年
- マヌーグ・パリキアン 1947年 - 1948年
- エドウィン・パリング
- ジェームズ・クラーク[要曖昧さ回避] 2010年 -
- 岩淵麻弥 2011年 -
- ヒュー・マグワイア 1952年 - ?
- ジェラルド・ジャービス 1963年 - 1968年
- ジョナサン・カーネイ 1994年 - 2000年
- アーサー・カッテラル 1907年 - 1925年
- ナウム・ブリンダー
- ステファン・フレンケル 1930年 - 1935年
- ハンス・バッサーマン 1933年 - 1936年
- ルイ・ステール
- ミシェル・シュヴァルベ 1944年 - 1946年
- ローラン・フニヴ
- ペーター・リバール 1970年 - 1980年
- ロバート・ツィマンスキー
- ジャン・ピゲ
- セルゲイ・オストロフスキー
- ボグダン・ズヴォリステアヌ
- ローランド・フェニヴェシュ
- タマス・メジャー 1981年 - 1983年
- ウィリー・ブルメスター ? - 1895年
- レオ・フンテク 1906年 - 1909年
- リチャード・バーギン
- ヨーゼフ・ヴォルフスタール
- エリック・グリューエンバーグ 1956年 - 1958年
- ミロスラフ・ヴィリーメッツ 1992年 - ?
- ボフミル・コトゥメル
- ヨゼフ・シュパチェック 2011年 -
- 小林武史 (ヴァイオリニスト) 1961年 - 1963年
- ガライ・ジェルジ 1951年 - 1960年
- ガボール・タカーチ=ナジ
- タマス・メジャー 1984年 -
- ヴィオレッタ・エッカート
- リチャード・バーギン
- ラザール・ゴスマン 1949年 - 1977年
- ジノ・ヴィニコフ
- ヴィクトル・リーバーマン
北米
[編集]- エドゥアルド・タック
- セオドア・スピアリング 1909年 - 1910年
- レオポルド・クラマー 1913年 - 1914年
- シピオーネ・グィーディ 1921年 - 1931年
- ミシェル・ピアストロ 1931年 - 1943年
- マクシミリアン・ピルツァー
- ジョン・コリリアーノ[注釈 2] 1943年 - 1966年
- ジェイコブ・クラチマルニック 1961年 - 1962年
- デイヴィッド・ネイディアン 1966年 - 1970年
- ラファエル・ドゥリアン 1971年 - 1974年
- ロドニー・フレンド 1975年 - 1979年
- グレン・ディクテロウ 1980年 - 2014年
- フランク・ホアン 2015年 -
- マックス・ベンディックス 1891年 - 1896年
- アーネスト・ウェンデル 1896年 - 1897年
- レオポルド・クラマー 1897年 - 1909年
- ルートヴィヒ・ベッカー 1909年 - 1910年
- ハンス・レッツ 1910年 - 1912年
- ハリー・ワイスバッハ 1912年 - 1921年
- ヤコブ・ゴードン 1921年 - 1930年
- ミッシャ・ミシャコフ 1930年 - 1937年
- ジョン・ウェイチャー 1937年 - 1959年
- シドニー・ハース 1959年 - 1962年
- ヴィクター・アイタイ 1962年 - 1986年
- スティーヴン・スタリック 1963年 - 1967年
- シドニー・ワイス 1967年 - 1972年
- サミュエル・マガド 1972年 - 2007年
- ルーベン・ゴンザレス 1986年 - 1996年
- ロバート・チェン 1999年 -
- ベルナルド・リストマン 1881年 - 1885年
- フランツ・クナイゼル 1885年 - 1903年
- エンリケ・フェルナンデス・アルボス 1903年 - 1904年
- ヴィリー・ヘス 1904年 - 1910年
- カール・ウェンドリング 1907年 - 1908年
- アントン・ヴィテク 1910年 - 1918年
- フレディ・フラッドキン 1918年 - 1920年
- リチャード・バーギン 1920年 - 1962年
- ジョゼフ・シルバースタイン 1962年 - 1984年
- マルコム・ロウ 1984年 -
- カール・ドゥーエル 1900年 - 1901年
- エルカン・コスマン 1901年 - 1903年
- ジョン・マークアルト 1902年 - 1903年
- フーゴ・オルク 1903年 - 1904年
- ミヒャエル・セヴェドゥロフスキ 1904年 - 1906年
- サッデウス・リッチ 1906年 - 1926年
- マイケル・グシコフ 1926年 - 1927年
- ミッシャ・ミシャコフ 1927年 - 1929年
- アレグザンダー・ヒルスバーグ 1935年 - 1951年
- ジェイコブ・クラチマルニック 1951年 - 1958年
- アンシェル・ブルシロウ 1959年 - 1966年
- ノーマン・キャロル 1966年 - 1994年
- エレズ・オファー 1995年 - 1998年
- デービッド・キム 1999年 -
- ソル・マーコッソン 1918年 - 1919年
- ルイ・エドリン 1919年 - 1923年
- アルトゥール・ベックウィズ 1923年 - 1926年
- ジョセフ・フックス 1926年 - 1941年
- フーゴ・コルベルク 1941年 - 1942年
- トッシー・スピヴァコフスキー 1942年 - 1945年
- ジョーゼフ・クニッツァー 1945年 - 1946年
- サミュエル・サビュー 1946年 - 1947年
- ジョーゼフ・ギンゴールド 1947年 - 1960年
- ラファエル・ドルイアン 1960年 - 1969年
- ダニエル・マジェスケ 1969年 - 1993年
- マーティン・チャリフォー 1993年 - 1995年
- ウィリアム・プルーシル 1995年 -
- エドゥアルド・タック 1911年 - 1912年
- アドルフ・ローゼンベッカー 1912年 - 1915年
- ルイス・パーシンガー 1915年 - 1925年
- ミシェル・ピアストロ 1925年 - 1931年
- ネイサン・アバス 1931年 - 1932年
- ナウム・ブリンダー 1932年 - 1957年
- フランク・ハウザー 1957年 - 1964年
- ジェイコブ・クラチマルニック 1964年 - 1970年
- スチュワート・キャニン 1970年 - 1980年
- レイモンド・コブラー 1980年 - 1998年
- アレクサンダー・ブランシック 2001年 -
- エドゥアルド・タック 1908年 - 1909年
- フーゴ・コルベルク 1940年 - 1941年
- アンドレス・カルデネス
- ノア・ベンディックス=バルグリー
- パスクアーレ・ブリグリア
- ミッシャ・ミシャコフ
- ジョーゼフ・ギンゴールド 1944年 - 1945年
- ゴードン・ステイプルズ
- ミッシャ・ミシャコフ
- ミヒャエル・ローゼンカー 1962年 - 1964年
- ヤン・トマソウ
- ジョナサン・カーネイ
- ジョーゼフ・ギンゴールド
- ルーベン・ゴンザレス
- フランク・ホアン 2010年 - 2014年
- ウィイアム・ステック
- ウィリアム・プルーシル 1982年 - 1989年
- セシリア・アルゼウスキ 1990年 - 2008年
- デイヴィッド・クーシェロン
- ワルター・フライド 1911年 - 1925年
- カール・ヴェンス 1927年 - 1931年
- ラファエル・ドゥリアン 1947年 - 1949年
- ジェイコブ・クラチマルニック 1964年
- ウィイアム・ステック
- エマニュエル・ボロック 1985年 - 2010年
- ウィイアム・ステック 1982年 - 2001年
- ヌリット・バー=ヨゼフ 2002年 -
- エルンスト・スピアリング 1931年 - 1941年
- フーゴ・オルク
- マイケル・グシコフ
- シピオーネ・グィーディ
- ラザール・ゴスマン
- ウィリアム・プルーシル
- ラルフ・マットソン 1985年 -
- シグノア・シオッフィ 1883年 - 1884年
- ナーハン・フランコ 1883年 - 1907年
- カルロス・ハッセルブリンク 1884年 - 1889年、1894年 - 1899年
- マックス・グールケ 1904年
- マックス・ベンディックス 1904年 - 1905年
- ユージン・ボーグナー 1910年 - 1914年
- ジーノ・ナストゥルッチ 1914年 - 1922年
- レオポルド・クラマー 1922年 - 1923年
- ピエール・ヘンロッテ 1923年 - 1925年、1926年 - 1936年
- ユージン・ドゥボイス 1925年 - 1926年、1944年 - 1945年
- ステファン・フレンケル 1936年 - 1940年
- ミヒャエル・ローゼンカー 1940年 - 1942年
- フーゴ・コルベルク 1942年 - 1944年
- フェリックス・アイル 1945年 - 1957年
- レイモンド・グニウェク 1957年 - 2000年
- ガイ・ルミア 1984年 - 1988年
- エルミラ・ダルヴァロヴァ 1989年 - 1993年
- コンスタンティン・ストイアノフ 1993年 - 1999年
- ニコラス・イーネット 1999年 - 2009年
- デイヴィッド・チャン 2000年 -
- ミッシャ・ミシャコフ 1920年 - 1927年
- ミッシャ・ミシャコフ 1937年 - 1952年
- ダニエル・ギレ 1951年 - 1954年
- フェリックス・ガリミール 1952年 - 1954年
- ルイ・グレーラー
中東
[編集]- ハンス・バッサーマン 1937年 - 1943年
- ユーゼフ・カミンスキ 1937年 - 1969年
- メナヘム・ブラアー 1955年 - ?
- ハイイーム・タウブ 1969年 - 1988年
- イガル・トゥネ 1987年 -
- イリヤ・コノヴァロフ 1997年 -
- ダヴィド・ラジンスキ 2015年 -
日本
[編集]- 前田璣 1926 - 1933年
- 加藤嘉一 1926 - 1931年
- 日比野愛次 1933 - 1952年
- コンラート・リーブレヒト 1934 - 1935年
- 黒柳守綱 1937 - 1942年
- 鰐淵賢舟 1942 - 1944年
- 本橋誠 1945 - 1953年、1956 - 1959年
- 岩淵龍太郎 1953 - 1956年
- パウル・クリング 1954 - 1955年
- 坂本玉明 1956 - 1970年
- 外山滋 1956年
- 海野義雄 1959 - 1970年
- ウィルヘルム・ヒューブナー 1963 - 1964年
- 堀伝 1964 - 1991年
- 田中千香士 1966 - 1979年
- 川上久雄 1970 - 1984年
- 徳永二男 1976 - 1994年
- 堀正文 1979年 - 2015年
- 山口裕之 1984年 - 2013年
- 篠崎史紀 1997年 -
- 伊藤亮太郎 2015年 -
- パヴェル・ボガチュ 1990年 - 1999年
- マイケル・ダウス
- サイモン・ブレンディス
- アビゲイル・ヤング
- 松井直 1994年 -
- 長谷川孝一 1947年 - 1950年(前身の関西交響楽団時代)
- 宮本政雄 1950年 - 1951年(前身の関西交響楽団時代)
- 小杉博英 1951年 - 1960年(前身の関西交響楽団時代を含む)
- 安田英郎 1961年 - 1980年
- 藤井允人 1980年 - 1986年
- 稲庭達 1980年 - 1988年
- 岡田英治 1980年 - 2004年
- ジェラルド・ジャービス 1987年 - 1989年
- 梅沢和人 1989年 - 2010年
- 長原幸太 2004年 - 2012年
- 崔文洙 2009年 -
- 渡辺美穂 2012年 - 2014年
- 田野倉雅秋 2012年 - 2019年
- 須山暢大 2018年 -
- 西村順吉 1967年 - 1985年
- 尾花輝代充
- 辻井淳 1984年 - 1993年
- 工藤千博 1986年 - 2006年
- グレブ・ニキティン 2006年 - 2008年
- 渡辺穣 1995年 - 2018年
- 泉原隆志 2009年 -
- 佐々木一樹 1966年 - 1977年
- ルイ・グレーラー 1977年 - 1981年
- 深山尚久 1988年 - 1992年
- 尾花輝代充 1993年 - 1996年
- グレブ・ニキティン 1993年 - 2000年
- 田島高宏 2001年 - 2004年、2014年 -
- 三上亮 2007年 - 2011年
- 大平まゆみ 1998年 - 2019年
- 伊藤亮太郎 2005年 - 2015年
- 会田莉凡 2022年 -
- 小林武史
- 阿部冨士雄
- 徳永二男(1966-1968年)
- 佐々木一樹(1977-1980年)
- 荒井英治(1980-1988年)
- 小森谷巧(1987-1999年)
- 西田博(1989-1994年)
- 磯恒男(1989-99年)
- 深山尚久(1999-2001年)
- 高木和弘(2007-2012年)
- 大谷康子(1995年- )
- グレブ・ニキティン(2000-2006年、2008年- )
- 水谷晃(2013年-2023年)
- 小林健次
- 古澤巌(1988-1991年)
- ジェラルド・ジャービス(1990年-1995年)
- 矢部達哉(1990年- )
- 山本友重(2000年- )
- 四方恭子(2009年-2023年 )
- 水谷晃(2024年- )
- 磯恒男(1968-89年)
- 山口裕之(1976-1979年)
- 深山尚久(1980-1986年)
- 平澤仁(1988-2009年)
- 荒井英治(1989-2015年)
- 青木高志(1990-2015年)
- 三浦章宏(2001年- )
- 近藤薫(2015年- )
- 依田真宣(2015年- )
- 小島秀夫(1980-1998年)
- ヤン・プステヨフスキー
- エヴァルド・ダネル
- 伊藤文乃(1997-2005年)
- 上野眞樹(2002-2004年)
- 田野倉雅秋(2004-2014年)
- 佐久間聡一(2014年-2022年)
- 蔵川瑠美(2014年- )
- 小林武史
- 尾花輝代充
- 篠崎史紀(1991-1997年)
- 藤原浜雄(1992-2012年)
- デイヴィッド・ノーラン(1999-2013年)
- 小森谷巧(1999年- )
- ダニエル・ゲーデ(2013年- )
- 日下紗矢子(2013年- )
- 長原幸太(2014年- )
ヴァイオリン独奏が活躍する管弦楽曲
[編集]ヴァイオリン独奏が活躍する管弦楽曲の例を挙げる。これらの曲では録音においては著名ヴァイオリニストがソロを演奏する場合もあるが、実演においてはまず楽団のコンサートマスターが演奏する。19世紀においてあるオーケストラではコンサートマスターがソロを弾く際、起立する慣わしがあったという。
- リムスキー=コルサコフ - 交響組曲「シェヘラザード」
- 部分的にはヴァイオリン協奏曲と言ってもいいほどヴァイオリンソロが活躍する。
- リヒャルト・シュトラウス - 交響詩「ドン・キホーテ」「ドン・ファン」「ツァラトゥストラはこう語った」「英雄の生涯」など
- リヒャルト・シュトラウスの管弦楽曲はどれもヴァイオリンソロが活躍する場面が多く、技術的難度も高い。
- マーラー - 交響曲第4番
- 第2楽章では変則調弦(スコルダトゥーラ)によるヴァイオリンをソロ用に別に用意し演奏する。
- モーツァルト - セレナード第7番 ニ長調 K.250「ハフナー」
- 第4楽章「ロンド」は、クライスラー編曲により、リサイタルのアンコールピースともなっている。
- サン=サーンス - 交響詩「死の舞踏」
- チャイコフスキー - バレエ音楽「白鳥の湖」
- ブラームス - 交響曲第1番(第2楽章)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “Concertmaster | Boston Symphony Orchestra | bso.org”. www.bso.org. ボストン交響楽団. 2019年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。
- ^ a b c d 扇谷泰朋(日本フィルハーモニー交響楽団 ソロ・コンサートマスター). “vol . 1 コンサートマスター編”. 日本フィルハーモニー交響楽団 相模原定期演奏会. (公財)相模原市民文化財団. 2019年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月1日閲覧。
- ^ “音楽四方山話:オーケストラ編その1:Q4. コンサートマスターの役割って,何?”. 教育出版. 2022年5月13日閲覧。
- ^ “ららら♪クラシック - これまでの放送”. 日本放送協会. 2016年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月1日閲覧。
- ^ “Definition of CONCERTMISTRESS” (英語). www.merriam-webster.com. ウェブスター辞典. 2019年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。
- ^ a b c d 齋藤真知亜 (2020). クラシック音楽を10倍楽しむ 魔境のオーケストラ入門. ベストセラーズ. p. 27. ISBN 978-4-584-13956-1
- ^ a b “コンサートマスター 佐久間聡一|コンサートミストレス 蔵川瑠美”. 広島交響楽団. 2019年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。
- ^ a b c d “これだけはおさえておきたい!オーケストラで使う用語特集”. 葉加瀬アカデミー(校長:葉加瀬太郎). 2020年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月21日閲覧。
- ^ ジャパン・ナショナル・オーケストラ(@JNO_2021)のツイート(2022年11月11日付)
- ^ “Meet the Orchestra”. www.rpo.co.uk. ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団. 2019年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。
- ^ “Noah Bendix-Balgley, 1. Konzertmeister | Berliner Philharmoniker” (ドイツ語). ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団. 2019年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。
- ^ “Orchester - 1. Violinen - Prof. Ralf-Carsten Brömsel”. www.dresdnerphilharmonie.de. ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団. 2020年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月12日閲覧。
- ^ “Neue 1. Konzertmeisterin” (ドイツ語). Wiener Symphoniker. ウィーン交響楽団 (2018年11月9日). 2019年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。
- ^ “Orchester - 1. Violinen - Heike Janicke”. www.dresdnerphilharmonie.de. ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団. 2020年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月12日閲覧。
- ^ “Orchestre de Paris : interview de Philippe Aïche” (フランス語). Orchestre de Paris. パリ管弦楽団. 2019年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。
- ^ “コンサートマスター就任のお知らせ|ニュース | 東京佼成ウインドオーケストラ|”. 東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra (2023年4月3日). 2024年12月29日閲覧。
- ^ “British-style Brass Band” (PDF). ヤマハ. p. 5 (2024年10月). 2024年12月29日閲覧。
- ^ “日比 浩一 / 名フィル・コンサートマスター”. 名古屋フィルハーモニー交響楽団. 2012年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月27日閲覧。