アレムツズマブ
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モノクローナル抗体 | |
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種類 | 全長抗体 |
原料 | ヒト化 (ラットより) |
抗原 | CD52 |
臨床データ | |
販売名 | マブキャンパス, Campath, MabCampath, Lemtrada |
Drugs.com | monograph |
MedlinePlus | a608053 |
胎児危険度分類 | |
法的規制 |
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薬物動態データ | |
半減期 | 288時間 |
データベースID | |
CAS番号 | 216503-57-0 |
ATCコード | L01XC04 (WHO) |
DrugBank | DB00087 |
UNII | 3A189DH42V |
ChEMBL | CHEMBL1201587 |
化学的データ | |
化学式 | C6468H10066N1732O2005S40 |
分子量 | 145453.8 g/mol |
アレムツズマブ(Alemtuzumab)は、分子標的治療薬であるモノクローナル抗体医薬品のひとつ。日本での製品名はマブキャンパス点滴静注30mg(サノフィ製造販売)。米国では製品名Campath、欧州ではMabCampath。
薬理
[編集]B細胞性リンパ球の95%以上にはCD52が発現している。アレムツズマブは、CD52に対するモノクローナル抗体医薬品である。腫瘍リンパ球細胞膜上に発現するCD52抗原に結合し、抗体依存性細胞傷害活性(ADCC)および補体依存性細胞傷害活性を介して細胞溶解を引き起こし、抗腫瘍効果を示す。
適応症
[編集]副作用
[編集]副作用の発生率は、国内治験で100%、海外治験で99.2%であった。
アレムツズマブ投与で発現し得る重大な副作用は、
- 顆粒球減少症、無顆粒球症、単球減少(0.8%)、汎血球減少(3.9%)、好中球減少(14.7%)、白血球減少(1.6%)、血小板減少(8.5%)、貧血(7.0%)、骨髄機能不全(1.6%)、
- インフュージョンリアクション(96.9%)、自己免疫性溶血性貧血(0.8%)、自己免疫性血小板減少症、再生不良性貧血、ギラン・バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経炎、輸血後移植片対宿主病、
- 腫瘍崩壊症候群、感染症(45.7%)、
- 鬱血性心不全、心筋症、駆出率低下、頭蓋内出血、胃腸出血、粘膜出血(0.8%)、舌出血(0.8%)、
- 進行性多巣性白質脳症(PML)、B型肝炎ウイルスによる劇症肝炎、肝炎の増悪
である[2]。(頻度未記載は頻度不明)
出典
[編集]- ^ “マブキャンパス:難治慢性リンパ性白血病に適応を持つ抗CD52抗体製剤”. 日経メディカル (2014年11月21日). 2016年6月30日閲覧。
- ^ “マブキャンパス点滴静注30mg 添付文書” (2015年6月). 2016年6月30日閲覧。