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アレリー・ムシーニョ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アレリー・ムシーニョ
基本情報
本名 アレリー・アビゲイル・ムシーニョ・レイジェス
通称 Ametralladora
階級 フライ級
身長 160cm
国籍 メキシコの旗 メキシコ
誕生日 (1989-05-20) 1989年5月20日(35歳)
出身地 モンテレイ
家族 アンヘル・アコスタ(夫)
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 39
勝ち 32
KO勝ち 11
敗け 4
引き分け 2
無効試合 1
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アレリー・ムシーニョスペイン語: Arely Muciño1989年5月20日 - )は、メキシコプロボクサー。本名はアレリー・アビゲイル・ムシーニョ・レイジェススペイン語: Arely Abigaíl Muciño Reyes)。モンテレイ出身。元IBFWBCWBO女子世界フライ級王者。元WBA女子世界フライ級暫定王者。HGボクシングと契約している[1]。ヌエボ・レオン州立自治大学在学[2]

夫は元WBO世界ライトフライ級王者アンヘル・アコスタ[3]

来歴

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2008年2月7日、ネサワルコヨトルアルマ・フローレス・ブエノとデビュー戦を行い、4回判定で引き分けた。

2008年6月19日、メキシコシティでアルマ・フローレス・ブエノと対戦し、プロ初勝利となる2-1の判定勝ちを収めた。

2009年6月30日、モンテレイガブリエラ・ゴンザレスとメキシコ女子フライ級王座決定戦を行い、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2010年7月17日、シュヴェリーンWIBFWBAWBO世界フライ級王者スージー・ケンティキアンに挑戦したが、偶然のバッティングによる負傷が酷く試合続行が不可能となり、3回27秒1-0(19-19、19-19、20-18)の負傷判定で引き分けた為WIBF王座、WBA王座、WBO王座の獲得に失敗した[4]。試合は引分から無効試合に変更となった[5]

2011年1月22日、ネサワルコヨトルでシャンテル・コルドバIBF女子世界フライ級王座決定戦を行い、4回10秒、コルドバの棄権により王座獲得に成功した。

2011年3月19日、タンピコカロリーナ・アルバレスと対戦し、3-0の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2011年7月2日、モンテレイでソレダド・マセドと対戦し、4回33秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2011年8月20日、マンサニージョで元WBC女子世界バンタム級王者スザンナ・バスケスと対戦し、3-0の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した。

2011年10月29日、コリマアバ・ナイトと対戦し、2回45秒KO負けを喫し4度目の防衛に失敗し王座から陥落した。

2012年2月25日、グアダラハラメリッサ・マックモローとWBA女子世界フライ級暫定王座決定戦を行い、10回2-1の判定勝ちを収め王座を獲得した。

2012年5月12日、メキシコシティでWBC女子世界フライ級王者マリアナ・フアレスに挑戦したが、10回1-2の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2012年7月7日、ラパスアナ・フェルナンデスと対戦し、2回1分10秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。

2013年11月9日、コアカルコ・デ・ベリオサバルでWBC女子世界フライ級シルバー王者ジェシカ・チャベスに挑戦したが、10回1-1の判定で三者三様の引き分けに終わり王座獲得に失敗した。

2014年1月25日、モンテレイで天海ツナミとノンタイトル10回戦を行い、2-0の判定勝ちを収めた。

2014年12月6日、WBC女子世界フライ級王者真道ゴーに挑戦し、10回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[6]

2015年9月19日、エカテペックジェシカ・チャベスと対戦し、10回0-3(90-100、93-97、91-99)の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[7][8]

2016年10月22日、Judith Rodriguezに判定勝ちを収め再起成功。

2018年2月17日、モンセラット・アラルコンが持つWBO女子世界フライ級王座に挑み、2-0判定で勝利し王座獲得。

2018年9月22日、マリア・サリナス相手に初防衛戦を行い、3-0判定で勝利し初防衛成功。

2019年4月13日、Yairineth Altuve相手に2度目の防衛戦を行い、3-0判定で勝利し2度目の防衛成功。

しかし、休暇中に事故に遭い、6か月活動停止となったため、7月に王座を剥奪された[9]

2021年3月25日、Lucia Hernandez Nunez相手に復帰戦を行い、3-0判定で勝利。

2021年11月13日、アメリカでJacky Calvoと対戦し、2-1判定で勝利。

2022年10月29日、レオネラ・ジュディカが持つIBF女子世界フライ級王座に挑戦し、2-1判定で王座返り咲きを果たす。

2023年10月21日、元WBC世界スーパーウェルター級暫定王者セバスチャン・フンドラの妹である指名挑戦者ガブリエラ・フンドラ相手にIBF王座初防衛戦に臨むが、5回に2度ダウンを奪われ12年ぶり2度目のKO負けで王座陥落[10]

戦績

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  • 39戦 32勝 10KO 4敗 2分 1無効試合

獲得タイトル

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  • メキシコ女子フライ級王座
  • IBF女子世界フライ級王座(2011、2022-2023の2度)
  • WBA女子世界フライ級暫定王座
  • WBC女子世界フライ級王座
  • WBO女子世界フライ級王座

脚注

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関連項目

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外部リンク

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前王者
王座新設
初代IBF女子世界フライ級王者

2011年1月22日 - 2011年10月29日

次王者
アバ・ナイト
暫定王座決定戦 対戦者
メリッサ・マックモロー
WBA女子世界フライ級暫定王者
2012年2月25日 - 2013年(剥奪)
次暫定王者
剥奪により消滅
前王者
真道ゴー
第6代WBC女子世界フライ級王者

2014年12月6日 - 2015年9月19日

次王者
ジェシカ・チャベス
前王者
モンセラット・アラルコン
第8代WBO女子世界フライ級王者

2018年2月17日 - 2019年7月29日(剥奪)

次王者
ニコラ・アダムズ
前王者
レオネラ・ジュディカ
第5代IBF女子世界フライ級王者

2022年10月29日 - 2023年10月21日

次王者
ガブリエラ・フンドラ