コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アンヘル・アコスタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アンヘル・アコスタ
基本情報
本名 アンヘル・アコスタ・ゴメス
通称 Tito(ティート)
階級 ライトフライ級
身長 163cm
リーチ 163cm
国籍 プエルトリコの旗 プエルトリコ
誕生日 (1990-10-18) 1990年10月18日(34歳)
出身地 サンフアン
家族 アレリー・ムシーニョ(妻)
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 29
勝ち 24
KO勝ち 22
敗け 5
テンプレートを表示
獲得メダル
プエルトリコの旗 プエルトリコ
男子 ボクシング
中央アメリカ・カリブ海競技大会
2010 マヤグエス ライトフライ級

アンヘル・アコスタÁngel Acosta Gómez1990年10月18日 - )は、プエルトリコプロボクサーサンフアン出身。元WBO世界ライトフライ級王者。

妻は元IBF女子世界フライ級王者アレリー・ムシーニョ[1]

来歴

[編集]

アマチュア時代

[編集]

サンフアンの貧困街バリオ・オブレロ地区で生まれ[2]、9歳で兄の影響でボクシングを始めた[2]

2010年7月23日から同月31日まで地元マヤグエスで行われた中央アメリカ・カリブ海競技大会ライトフライ級に出場、金メダルを獲得した[3]

2012年ロンドンオリンピック出場を懸けたアメリカン・ボクシング・オリンピック予選に出場したが出場を逃してプロに転向した[4]

プロ時代

[編集]

2012年11月12日、カグアスのコリセオ・ロジャー・M・メンドーサでアレクシス・ディアスとフライ級4回戦を行い、3回2分36秒TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った[5]

2017年2月11日、カグアスのコリセオ・ロジャー・M・メンドーサでWBO世界ライトフライ級1位のジェフェ・ウトニとWBO世界ライトフライ級挑戦者決定戦を行い、10回1分1秒TKO勝ちを収め挑戦権利を獲得した[6][7]

2017年5月20日、名古屋市テバオーシャンアリーナにてWBO世界ライトフライ級王者田中恒成と対戦し、プロ初黒星となる12回0-3(110-117×2、111-116)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[8][9]

2017年12月2日、ニューヨークマディソン・スクエア・ガーデンにて田中恒成の王座返上に伴いWBO世界ライトフライ級4位のファン・アレホとWBO世界ライトフライ級王座決定戦を行い(当初は田中の眼窩底骨折の離脱に伴う暫定王座決定戦が予定されていたが、前日の1日に王座決定戦に変更した上で行われた)、10回1分33秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[10][11]

2018年6月16日、サンファンのホセ・ミゲル・アグレロット・コロシアムにてWBO世界ライトフライ級11位のカルロス・ブイトラゴと対戦し、12回1分43秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[12]

2018年10月13日、ラスベガスザ・ジョイントにてWBO世界ライトフライ級11位で元WBC世界ミニマム級シルバーユース王者のアブラハム・ロドリゲスと対戦し、2回1分2秒KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[13]

2019年3月30日、ファンタジー・スプリングス・リゾート・カジノ内スペシャル・イベント・センターにて元WBC世界ライトフライ級王者でWBO世界ライトフライ級7位のガニガン・ロペスと対戦し、8回1分55秒KO勝ちを収め3度目の防衛に成功した[14]

2019年6月21日、ファンタジー・スプリングス・リゾート・カジノ内スペシャル・イベント・センターにてWBO世界ライトフライ級14位エルウィン・ソトと対戦し、12回22秒KO負けを喫し4度目の防衛に失敗、王座から陥落した[15][16][17][18][19]

2021年9月10日、アリゾナ州ツーソンにてWBO世界フライ級王者の中谷潤人と対戦し、4回32秒TKO負けを喫して王座獲得に失敗した。

2023年4月6日、アンジェリーノ・コルドバと対戦し、10回判定負けを喫した。

2024年7月6日、空位のWBCフライ級シルバー王座決定戦でリカルド・サンドバルと対戦し、10回KO負けで王座獲得に失敗した。

獲得タイトル

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ “井岡一翔のWBA・S・フライ級挑戦者決定戦あすLAでゴング メインはウェルター級サバイバル戦”. BOXING NEWS. (2023年10月21日). https://boxingnews.jp/news/103799/ 
  2. ^ a b Boxeador Tito Acosta supera las adversidades ELNUEVODIA.com 2016年11月6日
  3. ^ Boxeo Aporta 7 Medallas de Oro en Mayaguez lametroboxeo.com 2010年8月5日
  4. ^ Llega el boxeo televisivo a Peñuelas NOTICEL.com 2012年4月19日
  5. ^ Sasso dominates Vazquez in rematch Fightnews.com 2012年2月25日
  6. ^ Acosta stops Uutoni, world champion Tanaka next Fightnews.com 2017年2月12日
  7. ^ アコスタ16連続KO勝ち、田中恒成とフェイスオフ Boxing News(ボクシングニュース) 2017年2月12日
  8. ^ Tanaka defeats Acosta, retains WBO 108lb belt Fightnews.com 2017年5月20日
  9. ^ 田中恒成3-0でアコスタ撃退 田口と統一戦アピール Boxing News(ボクシングニュース) 2017年5月20日
  10. ^ Acosta wins WBO jr flyweight title Fightnews.com 2017年12月2日
  11. ^ アコスタが田中恒成の後継王者に、バルガスはV2 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月3日
  12. ^ Angel Acosta Stops Carlos Buitrago in Final Round, Retains Title”. Boxing Scene.com (2018年6月17日). 2019年6月27日閲覧。
  13. ^ Angel Acosta Drills Abraham Rodriguez in Two Rounds”. Boxing Scene.com (2018年10月14日). 2019年6月27日閲覧。
  14. ^ Angel Acosta Blasts Out Ganigan Lopez in Eight Round”. Boxing Scene.com (2019年3月30日). 2019年6月27日閲覧。
  15. ^ Elwin Soto Rocks, Stops Angel Acosta in Twelfth Round Shocker”. Boxing Scene.com (2019年6月21日). 2019年6月23日閲覧。
  16. ^ Acosta vs Soto results: Elwin Soto stuns Angel Acosta to win WBO 108-pound title”. Badlefthook.com (2019年6月21日). 2019年6月23日閲覧。
  17. ^ Elwin Soto Stops Angel Acosta To Capture WBO Light Flyweight Title”. FIGHTFUL.com (2019年6月21日). 2019年6月23日閲覧。
  18. ^ Soto dethrones Acosta for WBO 108lb title”. Fightnews.com (2019年6月21日). 2019年6月23日閲覧。
  19. ^ アコスタまさかの王座転落 ソトが最終回KO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2019年6月22日

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
空位
前タイトル保持者
田中恒成
WBO世界ライトフライ級王者

2017年12月2日 - 2019年6月21日

次王者
エルウィン・ソト