アンソニー・カカーチェ
基本情報 | |
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通称 |
The Apache Anto |
階級 | スーパーフェザー級 |
身長 | 178cm |
リーチ | 180cm |
国籍 | アイルランド |
誕生日 | 1989年2月2日(35歳) |
出身地 |
北アイルランド ベルファスト |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 24 |
勝ち | 23 |
KO勝ち | 8 |
敗け | 1 |
引き分け | 0 |
無効試合 | 0 |
アンソニー・カカーチェ(Anthony Cacace、1989年2月2日 - )は、アイルランドのプロボクサー。ベルファスト出身。現IBF世界スーパーフェザー級王者。
来歴
[編集]2012年2月25日、ベルファストのエメラルド・ロードハウスでプロデビュー戦を行い、初回1分5秒TKO勝ちを収めた。
2017年7月15日、ロンドンのウェンブリー・アリーナでBBBofC英国スーパーフェザー級王者マーティン・ジョセフ・ウォードとコモンウェルススーパーフェザー級王座決定戦を行い、キャリア初黒星となる12回0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[1]。
2019年11月30日、バーミンガムのバークレイカード・アリーナでBBBofC英国スーパーフェザー級王者サム・ボーエンに挑戦し、12回2-1の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[2]。
2022年9月24日、マンチェスターのマンチェスター・アリーナでIBOスーパーフェザー級王者マイケル・マグネシに挑戦し、12回2-1の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[3]。
2024年5月18日、サウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナにてタイソン・フューリー対オレクサンドル・ウシクの前座で、IBF世界スーパーフェザー級王者ジョー・コルディナに挑戦し、3回にコルディナからダウンを奪い、8回39秒TKO勝ちを収めIBF王座獲得に成功するとともに2度目のIBO王座防衛に成功した[4]。
2024年9月21日、ブレント区ウェンブリーのウェンブリー・スタジアムにてダニエル・デュボア対アンソニー・ジョシュアの前座で、1階級下の元IBF世界フェザー級王者のジョシュ・ワーリントンとIBF・IBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチとして対戦する予定だったが、カカーチェがIBF世界同級1位の指名挑戦者エドゥアルド・ヌニェスとの指名試合を拒否しIBF世界ランク圏外のワーリントンと対戦することをIBFが認めなかったため、試合にIBF王座が賭けられないこととカカーチェが敗戦した場合にはIBF王座が空位となることを条件にIBO世界同級タイトルマッチとして行われることとなり[5]、試合は12回3-0(118-110、117-111×2)判定勝ちを収め3度目のIBO王座防衛に成功した[6]。
戦績
[編集]- プロボクシング:24戦 23勝(8KO)1敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2012年2月25日 | ☆ | 1R 1:05 | TKO | ベン・ウェイガー | イギリス | プロデビュー戦 |
2 | 2012年4月7日 | ☆ | 4R | 判定 | クリスチャン・ライト | イギリス | |
3 | 2012年7月21日 | ☆ | 6R 1:32 | TKO | ミッキー・カバニー | イギリス | |
4 | 2012年9月7日 | ☆ | 8R | 判定 | アルバラス・バルシス | リトアニア | |
5 | 2012年11月3日 | ☆ | 1R 3:09 | TKO | ミッキー・カバニー | イギリス | アイルランドスーパーフェザー級タイトルマッチ |
6 | 2012年12月8日 | ☆ | 4R | 判定 | ユーセフ・アル=ハミディ | シリア | |
7 | 2013年3月9日 | ☆ | 6R | 判定 | ゾルト・ナジ | ハンガリー | |
8 | 2013年10月12日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | オスネル・チャールズ | アメリカ合衆国 | |
9 | 2014年9月6日 | ☆ | 2R 2:09 | TKO | ダヴィド・クナーデ | ポーランド | |
10 | 2014年12月6日 | ☆ | 6R | 判定 | シマス・ボロシナス | リトアニア | |
11 | 2015年2月28日 | ☆ | 8R | 判定 | サンチアゴ・バストス | スペイン | |
12 | 2015年6月14日 | ☆ | 3R 1:39 | TKO | カロリー・ラカトス | ハンガリー | |
13 | 2015年10月16日 | ☆ | 10R 2:51 | KO | ロニー・クラーク | イギリス | BBBofCセルティックスーパーフェザー級王座決定戦 |
14 | 2016年9月3日 | ☆ | 1R 終了 | TKO | ジェイミー・クイン | イギリス | |
15 | 2016年11月19日 | ☆ | 6R | 判定 | レオネル・エルナンデス | ニカラグア | |
16 | 2017年7月15日 | ★ | 12R | 判定0-3 | マーティン・ジョセフ・ウォード | イギリス | BBBofC英国スーパーフェザー級タイトルマッチ コモンウェルススーパーフェザー級王座決定戦 |
17 | 2017年12月21日 | ☆ | 6R | 判定 | レイナルド・モーラ | ニカラグア | |
18 | 2019年2月23日 | ☆ | 8R | 判定 | アラン・カスティージョ | アルゼンチン | |
19 | 2019年11月30日 | ☆ | 12R | 判定2-1 | サム・ボーエン | イギリス | BBBofC英国スーパーフェザー級タイトルマッチ |
20 | 2021年8月28日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | リヨン・ウッドストック | イギリス | BBBofC英国防衛1 |
21 | 2022年9月24日 | ☆ | 12R | 判定2-1 | マイケル・マグネシ | イタリア | IBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ |
22 | 2023年5月27日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ダミアン・ヴシェシンスキ | ポーランド | IBO防衛1 |
23 | 2024年5月18日 | ☆ | 8R 0:39 | TKO | ジョー・コルディナ | イギリス | IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ IBF獲得・IBO防衛2 |
24 | 2024年9月21日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ジョシュ・ワーリントン | イギリス | IBO防衛3 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]- アイルランドスーパーフェザー級王座
- BBBofCセルティックスーパーフェザー級王座
- BBBofC英国スーパーフェザー級王座
- IBO世界スーパーフェザー級王座
- IBF世界スーパーフェザー級王座(防衛0)
脚注
[編集]- ^ Martin J. Ward Captures Commonwealth Belt, Defeats Cacace Boxing Scene 2017年7月15日
- ^ Anthony Cacace Beats Sam Bowen To Become British Champion Boxing Scene 2019年11月30日
- ^ Anthony Cacace Edges Michael Magnesi By Split Decision To Win IBO Title Boxing Scene 2022年9月24日
- ^ Cacace upsets Cordina to claim IBF world title BBC 2024年5月18日
- ^ “IBF gives Anthony Cacace permission to fight Josh Warrington”. Boxing Scene.com (2024年9月16日). 2024年9月29日閲覧。
- ^ “Anthony Cacace claims clear points victory over Josh Warrington”. Boxing Scene.com (2024年9月21日). 2024年9月27日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- アンソニー・カカーチェ (@anto_cacace) - Instagram
- アンソニー・カカーチェの戦績 - BoxRec
前王者 ジョー・コルディナ |
IBF世界スーパーフェザー級王者 2024年5月18日 - 現在 |
次王者 N/A |