アンネ・シャプレ
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アンネ・シャプレ Anne Chaplet | |
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アンネ・シャプレ(2008年) | |
誕生 |
1951年4月7日(73歳) ドイツ オスナブリュック |
職業 | 小説家、政治学者 |
言語 | ドイツ語 |
ジャンル | 推理小説 |
主な受賞歴 | ドイツ・ミステリ大賞(2001、2004) |
デビュー作 | 『カルーソーという悲劇』 (1998) |
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アンネ・シャプレ(Anne Chaplet、1951年4月7日 - )は、ドイツの小説家、推理作家、翻訳家、政治学者、ジャーナリスト。女性。ニーダーザクセン州オスナブリュック出身。本名はコーラ・シュテファン(Cora Stephan)。
略歴
[編集]本名のコーラ・シュテファン名義で政治と戦争に関する著作を10冊程度出版したのち、1998年、正体を隠してアンネ・シャプレ名義で長編ミステリ小説『カルーソーという悲劇』(原題『カルーソーはもう歌わない』 Caruso singt nicht mehr)を発表し小説家デビュー。この作品はドイツの各種メディアの書評で絶賛された。同書に始まるシリーズの第3作"Nichts als die Wahrheit"(2000年)と第5作"Schneesterben"(2003年)はドイツ・ミステリ大賞をどちらも第2位で受賞している(この賞は受賞作として毎年第1位から第3位までの3作品が選出される)。
また、第5作はラジオ・ブレーメン・ミステリ賞も受賞している。
2002年の第4作まではアンネ・シャプレとしての偽のプロフィールを著書に掲載していたが、その後自ら正体を明かした。その後も小説の発表はアンネ・シャプレ名義で行っている。2010年以降、アンネ・シャプレ名義の長編ミステリ小説"Schrei nach Stille"(2008年)に登場させた架空の作家Sophie Winterの名義でも小説を発表している。
日本語訳作品
[編集]- カルーソーという悲劇 (訳:平井吉夫、2007年5月、東京創元社 創元推理文庫、ISBN 978-4488234027)(Caruso singt nicht mehr (1998))
アンネ・シャプレ名義の著作
[編集]パウル・ブレーマー、カレン・シュタルク検事、グレゴール・コジンスキー警部シリーズ
- Caruso singt nicht mehr (1998) - 『カルーソーという悲劇』
- Wasser zu Wein (1999)
- Nichts als die Wahrheit (2000)
- Die Fotografin (2002)
- Schneesterben (2003)
- Erleuchtung (2012)
女性獣医師カタリナ・ツァヴィッツ・シリーズ
- Russisch Blut (2004)
- Doppelte Schuld (2007)
その他
- Sauberer Abgang (2006) - カレン・シュタルクが少しだけ登場
- Schrei nach Stille (2008)
参考文献
[編集]- アンネ・シャプレ『カルーソーという悲劇』(2007年5月、東京創元社) 訳者あとがき(平井吉夫)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Anne Chaplet - アンネ・シャプレ公式サイト
- Cora Stephan - コーラ・シュテファン公式サイト