アンボセリ国立公園
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(アンボセリ国立保護区から転送)
アンボセリ国立公園 | |
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キリマンジャロ北側のアンボセリ湿原で見られたゾウ | |
地域 | リフトバレー州、 ケニア |
最寄り | ナイロビ |
座標 | 南緯02度38分29秒 東経37度14分53秒 / 南緯2.64139度 東経37.24806度座標: 南緯02度38分29秒 東経37度14分53秒 / 南緯2.64139度 東経37.24806度 |
面積 | 392 km² |
創立日 | 1974年(保護区として指定されたのは1906年) |
訪問者数 | 12万0000人 (推定)(2006年) |
運営組織 | ケニア野生生物庁、オルケジュアド郡評議会、マサイ族のコミュニティ |
アンボセリ国立公園(アンボセリこくりつこうえん、英語:Amboseli National Park)は、アフリカはケニアのリフトバレー州カジアド県にあり、キリマンジャロの裾野にひろがる国立公園。総面積約392km²。1991年に生物圏保護区に指定された[1]。
もともとは、キリマンジャロの噴火で出来たアンボセリ湖の大部分が干上がってできあがった平地。アンボセリ湖は雨季のみ現れる。またところどころに水が湧き出て、湿地がある[2]。しかし砂漠化が進んでいる。公園に流入するアフリカゾウの数が増えたからとも言われている。
なお、2010年2月には、旱魃の影響により8割の草食動物が死亡しており、生態系に深刻な影響が生じている。また、エサ不足で肉食動物が人里を襲うのを避けるため、野生動物保護当局によりエサとなるシマウマやヌーの移送が行われている[3]。
アーネスト・ヘミングウェイが『キリマンジャロの雪』を執筆した場所としても広く知られる。
生物相
[編集]地域に棲息する主要な動植物を、リンネ式階層分類体系に準じた形で列挙する。
- イネ目 - カミガヤツリ、イグサ属 Juncus
- マメ目 - オウゴンアカシア Vachellia xanthophloea
- 塩生植物
- ゾウ目(長鼻目) - アフリカゾウ
- 鯨偶蹄目
- ウマ目(奇蹄目)
- ネコ目(食肉目)
- サル目(霊長目) - ベルベットモンキー、キイロヒヒ
- ダチョウ目 - ダチョウ
- ツル目 - カンムリヅル
アクセス
[編集]公園内に滑走路があり、ナイロビから定期便がある。車の場合は、ナマンガからのルートを通るのが一般的。
脚注
[編集]- ^ “Protected Planet | Amboseli National Park”. Protected Planet. 2023年1月24日閲覧。
- ^ 倉田亮 『世界の湖と水環境』p163 成山堂書店、2001年、ISBN 4-425-85041-6
- ^ CNN "干ばつでエサ不足、飢えるライオンにシマウマ数千頭を移送"