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アームチェア・シアター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『アームチェア・シアター』
ジェフ・リンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1989~1990年
ジャンル ロック
時間
レーベル リプリーズ・レコード
プロデュース ジェフ・リン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 24位(英国)
  • 83位(米国)
  • ジェフ・リン アルバム 年表
    アームチェア・シアター
    (1990)
    ロング・ウェイヴ
    (2012)
    テンプレートを表示

    アームチェア・シアター』 (Armchair Theater) は、1990年ジェフ・リンが発表したソロ名義では初のアルバム。

    概要

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    「肘掛け椅子に座りながらテレビを眺めるように、お気に入りの音楽を聴いている」というコンセプトで製作された。演奏陣は後述のように豪華であり、評論家による評価も芳しかったが、チャートでは小ヒットにとどまった。

    演奏

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    ジェフ・リンはギター、ベース、ドラム、パーカッション、ピアノ、キーボード、オートハープといった多くの楽器を演奏している。

    エレクトリック・ライト・オーケストラに引き続き、リチャード・タンディーやデイヴ・モーガンが参加している他、トラヴェリング・ウィルベリーズの間柄であるジョージ・ハリスントム・ペティ、1970年代前半から交友関係にあったデル・シャノンなど著名なアーティストが多数参加している。

    収録曲

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    特筆のない楽曲は全てジェフ・リンによる作品。

    1. エヴリー・リトル・シング - Every Little Thing
      シングルカットされ、イギリスで59位。ジョージ・ハリスンがアコースティックギターとコーラスで参加。スモーキー・ロビンソンの楽曲「Going To A Go-Go」の一部を引用している。
    2. ドント・レット・ゴー - Don't Let Go
      ジッシー・ストーンのカバー。ジェフがこの曲を知ったのは録音する数年前であり、カーラジオで聴いて気に入った事をきっかけにカバーした。
    3. リフト・ミー・アップ - Life Me Up
      シングルカットされた。ジョージ・ハリスンがアコースティックギター、スライドギター、コーラスで参加。1991年の映画「Shout」の予告編で使用されたが、本編では使用されなかった。
    4. ノーバディ・ホーム - Nobody Home
    5. セプテンバー・ソング - September Song
      クルト・ヴァイルのカバー
    6. ナウ・ユーアー・ゴーン - Now You're Gone
      インド風のコーラスは本場のミュージシャンによる。ジェフが亡き母親に捧げた。他にこのアルバムに収録されているカバー曲「セプテンバー・ソング」「ストーミー・ウェザー」は彼女が好きであった曲である。
    7. ドント・セイ・グッドバイ - Don't Say Goodbye
    8. ホワット・ウッド・イット・テイクス - What Would It Takes
      1993年の映画「Rudy」の予告編で使用されたが、本編では使用されなかった。
    9. ストーミー・ウェザー - Stormy Weather
      ハロルド・アーレンのカバー。ジョージ・ハリスンがスライドギターを演奏している。
    10. ブロウン・アウェイ - Blown Away
      トム・ペティが作詞を手伝っており、タイトル部分の歌詞は彼によるもの。バックコーラスにはデル・シャノンが参加している。
    11. セイヴ・ミー・ナウ - Save Me Now
      地球の視点から環境破壊を歌った曲。アルバムでは唯一、ジェフによるソロレコーディングである。2015年に発表されたジェフのドキュメンタリー「Mr. Blue Sky: The Jeff Lynne and ELO Story」には、この曲の引き語り映像が収録されている。


    2013年再発盤ボーナス・トラック
    1. ボーダーライン  Borderline
      • 12インチ及びCDシングル「リフト・ミー・アップ」のB面に収録されていたものとは別バージョン。
    2. フォアキャスト  Forecast
      • 未発表曲。雷鳴や雨音のサンプリングが使われている。ジェフによるソロレコーディングで、未完成だったものを2013年の再発時に完成させた。


    日本盤ボーナス・トラック
    1. ストレンジ・マジック (Live from Bungalow Palace)

    参考文献

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    http://www.jefflynnesongs.com/jlworks9.php