イシン・ホテルズ・グループ
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種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 東京都港区虎ノ門4-3-13 |
設立 | 2001年(平成13年)1月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 5010401045919 |
事業内容 | 宿泊事業 |
資本金 | 1億円 |
純利益 |
1億6900万3000円 (2023年12月期)[1] |
総資産 |
9億0436万3000円 (2023年12月期)[1] |
主要株主 | 星野リゾート50%、グローブ・インターナショナル・パートナーズ傘下の特別目的会社50% |
株式会社イシン・ホテルズ・グループは、日本のホテル運営会社。
概要
[編集]社名の「イシン」は「維新」の語句から来ている。2001年の京都ロイヤルホテル(現・京都ロイヤルホテル&スパ)・リーガロイヤルホテル成田の買収を皮切りに、日本各地のホテル運営会社を買収・経営参画し、施設のリニューアルを実施する。それにより付加価値と収益性を向上させるといった、ホテルの再生ファンド的な面を持っている。このため既存のホテルチェーンと異なり、サービスや設備がホテル毎に異なるといった特徴がある。全国に20件のホテルを所有している。
リノベーション後もイシンによる直営を維持する方針としている。
イシン・ホテルズのオリジナルホテルブランドは「the b(ザ・ビー)」「PORT HOTEL(ポートホテル)」である。
沿革
[編集]- 2001年1月 - 株式会社維新ホスピタリティ・グループとして設立し、東京都港区新橋に本社を置く。
- 2004年 - 現社名へ変更。
- 2004年8月 東京都港区虎ノ門に本社を移転。
- 2005年3月 マイケル・二ギッチが代表取締役社長兼最高経営責任者に就任。
- 2018年3月 星野リゾートが株式の50%をグローブ・インターナショナル・パートナーズ傘下の特別目的会社(SPC)より取得し、資本提携。[2]
グループホテル
[編集]括弧内は旧ホテル称。
東日本
[編集]- ザ・ビー 札幌 すすきの(閉館)
- ザ・ビー 札幌(2023年12月16日開業)
- ザ・ビー 浅草
- 2018年10月にオープン後新型コロナウイルスの影響で2020年4月に一旦閉業。2023年7月1日に再開業。
- ザ・ビー 六本木(閉館)
- (ホテルバーデン六本木)
- ザ・ビー お茶の水
- (ホテルハミルトンインお茶の水)
- ザ・ビー 水道橋
- ザ・ビー 池袋
- ザ・ビー 三軒茶屋
- (マルコー・イン東京)
- ザ・ビー 赤坂
- (シャンピアホテル赤坂)
- ザ・ビー 赤坂見附
- (ホテルサンルート赤坂)
- ザ・ビー 池袋
- (ホテルサンルート池袋)
- ザ・ビー 八王子
- (八王子プラザホテル)
- ザ・ビー 新橋
西日本
[編集]- ザ・ビー 名古屋
- (ホテルライオンズプラザ名古屋)
- ザ・ビー 京都 三条
- ザ・ビー 京都 四条
- ザ・ビー なんば黒門(2023年6月15日開業)
- ザ・ビー 大阪新世界(2023年12月1日開業) (Willows Hotel 大阪新今宮)
- ザ・ビー 神戸
- (神戸ワシントンホテルプラザ)
- ザ・ビー 博多
- (ホテルサライ博多)
不動産を所有
[編集]- ホテルサンルート大阪なんば(旧 大阪なんばワシントンホテルプラザ)
- ココガーデンリゾートオキナワ
- ルネッサンスリゾートオキナワ
経営会社へ出資
[編集]- ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル (2007年に森トラストから購入後、2008年12月19日保有株式売却)
かつて保有し、他社へ売却したホテル
[編集]- インターナショナルガーデンホテル成田 - 2017年6月にジャパン・ホテル・リートに売却
- ヒルトン成田(旧 リーガロイヤルホテル成田)
- 2017年6月にジャパン・ホテル・リートに売却
- 京都ロイヤルホテル&スパ
- 東京建物に売却
- 宇都宮ポートホテル(旧 ホテルフェアシティ)
- 2013年8月にグループを離れホテルマイステイズ宇都宮として営業
- ヒルトン小樽
- 2005年イシンが小樽ヒルトンを買収→2008年11月にシンガポールの「パークホテル」(日本のロイヤルパークホテル、芝パークホテルなどとは無関係)へ売却し、2009年1月より「グランドパーク小樽」へ名称変更。
- ザ・ビー大津(旧大津シャンピアホテル)
- 東レエンタープライズから買収→ザ・ビー大津へ名称変更・全館リニューアル→グランビスタ ホテル&リゾート(旧三井観光開発)へ売却後フランチャイズ運営→「ホテルコムズ大津」へ名称変更。
- サルビアホテル(旧防府シャンピアホテル)
- 東レエンタープライズから買収→サルビアホテルへ名称変更→名古屋ホテル・マネージメントへ売却→アパホテルへ売却し「アパホテル<山口防府>」。
- 成田ポートホテル(成田ホテルフジタ→成田エアポートワシントンホテル。新潟ワシントンホテルが運営していた)
- 2013年3月にストライダーズに売却。同年成田ゲートウェイホテルに名称変更[3]。
- 沖縄ナハナホテル&スパ(旧 ホテルグランドオーシャン)
- 2006年4月に閉館したホテルグランドオーシャンの土地・建物を、所有者であるジーマと、オキジム系列の井筒屋から、イシン・ホテルズ・グループが購入し、沖縄ナハナホテル&スパとして再オープン。その後、所有権は融資元の新生銀行グループの新生債権回収(新生サービサー)に移り、さらに2013年2月にスターツコーポレーションに売却された。これに伴い、運営会社もスターツコーポレーショングループのホテル運営会社に変更となった(ホテル名称に変更はない)。
- シェラトン沖縄サンマリーナリゾート(サンマリーナ・オペレーションズ株式会社)
- 2006年2月27日に買収し、所有する一方、2007年8月28日、JALホテルズが契約満了を期に運営から撤退。同社の所有・運営となった。2016年6月1日改装の後、「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」としてリブランドオープン。[4]2017年1月に森トラストへホテルと運営会社「サンマリーナ・オペレーションズ株式会社」を売却した。[5]
- ザ・ビー 福岡 天神
- 2021年1月12日閉館、同年5月20日にチョイスホテルズジャパンのコンフォートイン福岡天神として開業。
- ザ・ビー 大阪 御堂筋
- 2021年11月30日閉館。同年12月16日にIHGホテルズ&リゾーツのホリデイ・インエクスプレス大阪シティセンター御堂筋として開業。
脚注
[編集]- ^ a b 株式会社イシン・ホテルズ・グループ 第24期決算公告
- ^ “株式会社イシン・ホテルズ・グループとの資本提携について”. 星野リゾート公式サイト. 2021年2月25日閲覧。
- ^ ホテル名称変更のお知らせ
- ^ スターウッドホテル&リゾート『シェラトン沖縄サンマリーナリゾート』が開業~大規模な改装を加え、沖縄へシェラトンブランドが再進出~
- ^ プレスリリース「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」を取得