コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

イランゴー・クマラヴェール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イランゴー・クマラヴェール
Elango Kumaravel
Elango Kumaravel
別名義 クマラヴェール(Kumaravel)
生年月日 (1965-08-27) 1965年8月27日(59歳)
出生地 インドの旗 インド タミル・ナードゥ州
職業 俳優脚本家
ジャンル タミル語映画
活動期間 2001年-現在
テンプレートを表示

イランゴー・クマラヴェール(Elango Kumaravel、1965年8月27日 - )は、インドタミル語映画で活動する俳優脚本家チェンナイに拠点を置く演劇グループ「マジック・ランタン」の共同創設者でもある[1][2]

キャリア

[編集]

ポンディシェリ大学英語版付属サンカラダース・スワミガル舞台芸術学校を卒業後、クートゥッパタラージ英語版のワークショップに参加して演技を学んでいる[3][4]。その後は舞台俳優として活動し、『ポンニ河の息子英語版』の舞台演劇に出演した際にナーサルの目に留まり、『Maayan』に起用され映画デビューした[5]。また、『Minnal Ravi』の舞台演劇に出演した際に知り合ったカーシー・ヴィシュワナーダン英語版の紹介でラーダー・モーハン英語版の『Azhagiya Theeye』に起用され[6][7]、これをきっかけにラーダー・モーハン監督作品の常連俳優となった[5]。2007年に『Loins of Punjab Presents』でキャスティング助監督を務め、2008年に出演した『Abhiyum Naanum』では乞食のラヴィ・シャストリ役を演じ、批評家から高い評価を得ている[8][5]。2010年には『Kattradhu Kalavu』の脚本を手掛けたほか[9]、民族音楽とクラシック音楽の音楽家によるコラボレーション作品「Ey Aa O!」の製作にも参加している[10]

フィルモグラフィー

[編集]

出演

[編集]

映画

[編集]
作品 役名 言語 備考
2001 Maayan タミル語
2002 Azhagi カーカイヤン
2003 Iyarkai エクソシスト
2004 Azhagiya Theeye ゴーピ(チタッパ)
2005 Ponniyin Selvan パーンディヤ
Sandakozhi バールとカールティクの友人
2008 Velli Thirai ハーミド・ムスタファ
Abhiyum Naanum ラヴィ・シャストリ
Mudhal Mudhal Mudhal Varai ゴーパール
2010 Madrasapattinam タクシーの運転手
Irandu Mugam パールタサーラティーの友人
2011 Payanam スバーシュ 多言語映画
Vaagai Sooda Vaa クルヴィカーラル
2013 Gouravam マーシー 多言語映画
Varuthapadatha Valibar Sangam 巡査
2014 His Wife ファーザー・ゴドウィン
Un Samayal Arayil カーリダースの叔父
2015 Dharani マヘーシュ
Ivanuku Thannila Gandam ジェームズ
Uppu Karuvaadu マンジュ(カルナン)
2017 Kurangu Bommai シェーカル
12-12-1950 ジャイル・ワルデン
Richie カーカ・ピーター
2018 Diya 警察官
60 Vayadu Maaniram ラージャッパン
Kaatrin Mozhi クムバカラーイ・クリシュナムールティ(クムキ)
2019 響け!情熱のムリダンガム ジョンソン
Natpe Thunai B・C
Aruvam ジャガンの友人
Hero マティの父
Ninu Veedani Needanu Nene スッブ・レッディ テルグ語
2020 Asuraguru クマラヴェール タミル語
2021 ジャイ・ビーム英語版 アルビ・アントニー
2022 Veeramae Vaagai Soodum パリシュッダム
ヴィクラム ローレンス
Jothi ムトゥ
Karotiyin Kadhali
Rathasaatchi ムルゲーサン
John Luther プラサード マラヤーラム語
2023 Sam Bahadur V・K・クリシュナ・メーナン英語版 ヒンディー語
2024 Captain Miller カンナヤ タミル語
Blue Star ランジットとサムの父
Nanban Oruvan Vantha Piragu ラヴィ
Kadaisi Ulaga Por バーイー

ウェブドラマ

[編集]
作品 役名 配信
2022 Suzhal: The Vortex グナ Amazon Prime Video
2024 インスペクター・リシ 〜森の怪奇事件簿〜英語版 イルファーン
Chutney Sambar ピーター Disney+ Hotstar英語版

吹替

[編集]
作品 役名 俳優
2007 Mozhi アナンダクリシュナン ブラフマーナンダム

脚本

[編集]

受賞歴

[編集]
部門 作品 結果 出典
ヴィジャイ・アワード
2009年英語版 助演男優賞英語版 『Abhiyum Naanum』 ノミネート
2018年英語版 悪役賞英語版 『Kurangu Bommai』

出典

[編集]
  1. ^ “A studio for actors”. The Hindu (India). (2 July 2001). オリジナルの11 November 2003時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20031111173010/http://www.hindu.com/thehindu/2001/07/02/stories/09020222.htm 13 January 2012閲覧。 
  2. ^ A glorious riot of colours”. The Hindu (21 October 2002). 26 June 2006時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月20日閲覧。
  3. ^ (in Tamil) 5 July 2009”. Puducherrynews (7 May 2009). 13 January 2012閲覧。
  4. ^ “I want challenges in life too: Actor Pasupathy The Hindu 29 December 2006”. The Hindu (India). (29 December 2006). オリジナルの4 February 2007時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070204045802/http://www.hindu.com/2006/12/29/stories/2006122908280200.htm 13 January 2012閲覧。 
  5. ^ a b c Kumaravel - Tamil Cinema Actor Interview - Kumaravel | Abhiyum Naanum | Payanam”. Behindwoods.com. 2022年8月10日閲覧。
  6. ^ Rangarajan, Malathi (6 August 2004). “Azhagiya Theeyae ...”. The Hindu. https://www.thehindu.com/todays-paper/tp-features/tp-fridayreview/azhagiya-theeyae/article28576889.ece 28 March 2018閲覧。 
  7. ^ I was afraid of being typecast: Elango Kumaravel”. Cinema Express (30 August 2017). 2024年11月20日閲覧。
  8. ^ Saravanan, T. (3 July 2014). “For the love of theatre” (英語). The Hindu. ISSN 0971-751X. http://www.thehindu.com/features/cinema/for-the-love-of-theatre/article6173714.ece 28 March 2018閲覧。 
  9. ^ Kumaravel Elango filmography, The New York Times”. The New York Times (2012年). 26 October 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。13 January 2012閲覧。
  10. ^ “Coming together for a musical dialogue The Hindu, 23 June 2008”. The Hindu (India). (23 June 2008). オリジナルの22 September 2008時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080922170338/http://www.hindu.com/2008/06/23/stories/2008062357120200.htm 13 January 2012閲覧。 

外部リンク

[編集]