イルマーレ (2006年の映画)
イルマーレ | |
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The Lake House | |
監督 | アレハンドロ・アグレスティ |
脚本 | デヴィッド・オーバーン |
原作 |
イ・ヒョンスン ヨ・ジナ 『イルマーレ』 |
製作 |
ダグ・デイヴィソン ロイ・リー |
製作総指揮 |
メアリー・マクラグレン アーウィン・ストフ デイナ・ゴールドバーグ ブルース・バーマン |
出演者 |
キアヌ・リーブス サンドラ・ブロック |
音楽 | レイチェル・ポートマン |
撮影 | アラー・キヴィロ |
編集 |
アレハンドロ・ブロデルソン リンジー・クリングマン |
製作会社 |
ワーナー・ブラザース バーティゴ・エンタテインメント ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
2006年6月16日 2006年9月23日 |
上映時間 | 98分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 オーストラリア |
言語 | 英語 |
製作費 | $40,000,000[1] |
興行収入 |
$52,330,111[1] $114,830,111[1] 11.0億円[2] |
『イルマーレ』(The Lake House)は、2006年のアメリカ映画。2000年の韓国映画『イルマーレ(時越愛:シウォレ)』をリメイクした恋愛映画。主演は、大ヒット作『スピード』以来の再共演であるキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック。オリジナルの基本的な設定はそのままだが、舞台は海辺の家から湖畔の家へと変更されている。
ストーリー
[編集]2006年、女性医師ケイト(サンドラ・ブロック)は、シカゴ郊外の湖畔に建つ一戸建てに住んでいた。洒落たデザインが気に入って借りた家だが、市内の病院に採用され、引っ越す必要に迫られるケイト。次の住人宛ての手紙を家の郵便受けに残したケイトは、返事を受け取った。同じ郵便受けに入れられていた返事の手紙は、奇妙なことに『2年前の2004年』から届いたものだった。
2004年、湖の家に住んでいるアレックス(キアヌ・リーブス)。才能ある建築家のアレックスだが、この時点では格安の建売住宅の仕事で食いつないでいる。郵便受けで見つけた手紙の差出人ケイトが、未来の出来事を言い当てた事で、2年後の人間だと信じるアレックス。
文通を通して親しくなるケイトとアレックス。アレックスは、同じ時空を生きる『2004年のケイト』とも出会ったが、その時点のケイトとは、すれ違いで終ってしまった。ケイトとの仲を確実にする為に、人気のレストランに『2年後の予約』を入れるアレックス。それは、2006年のケイトにとっては『翌日のデート』だった。しかし、店にアレックスは現れなかった。失望し、別れの手紙を書くケイト。
更に2年後の2008年、新居のリフォームを依頼する為に設計事務所を訪ねるケイト。新進気鋭のその事務所は、偶然にもアレックスと弟のヘンリーが共同で立ち上げた会社だった。しかし、アレックスは亡くなったと話すヘンリー。
アレックスが2006年にレストランに来なかったのは、デートの日の直前に交通事故で死亡した為と知るケイト。それは『現在のケイト』から見て、ちょうど2年前の出来事だった。もし、郵便受けの手紙が今でも2年前に届くなら、アレックスに危険を知らせる事が出来るかも知れない。ケイトは必死の思いで湖の家に車を走らせるのだった。
キャスト
[編集]- アレックス・ワイラー
- 演 - キアヌ・リーブス、日本語吹替 - 森川智之
- 2004年に生きる建築家。
- ケイト・フォースター
- 演 - サンドラ・ブロック、日本語吹替 - 本田貴子
- 2006年に生きる医師。
- サイモン・ワイラー
- 演 - クリストファー・プラマー、日本語吹替 - 有川博
- アレックスの父親。有名建築家。アレックスとの間にわだかまりがある。
- ヘンリー・ワイラー
- 演 - エボン・モス=バクラック、日本語吹替 - 内田夕夜
- アレックスの弟。建築家。
- ケイトの母親
- 演 - ヴィレケ・ファン・アメルローイ、日本語吹替 - 小宮和枝
- モーガン・プライス
- 演 - ディラン・ウォルシュ、日本語吹替 - 咲野俊介
- ケイトの元恋人。弁護士。
- アンナ・クリゼンスキー
- 演 - ショーレ・アグダシュルー、日本語吹替 - 塩田朋子
- ケイトの同僚医師。サイモンの主治医。
- モナ
- 演 - リン・コリンズ
- アレックスに想いを寄せる女性。
- その他の日本語吹替
- 山田里奈/よのひかり/上村典子/楠見尚己/長克巳/MAI/島香裕/田村聖子/松元惠/小松史法/外村晶子/北沢力
参考文献
[編集]- ^ a b c “The Lake House (2006)” (英語). Box Office Mojo. 2012年4月16日閲覧。
- ^ 2006年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟