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イワトビペンギン属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イワトビペンギン属
ミナミイワトビペンギン
ミナミイワトビペンギン Eudyptes chrysocome
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ペンギン目 Sphenisciformes
: ペンギン科 Spheniscidae
: イワトビペンギン属 Eudyptes
学名
Eudyptes Vieillot, 1816[1]
模式種
Aptenodytes chrysocome Forster, 1781[2]
シノニム[2]
Catadyptes Mathews, 1934
和名
イワトビペンギン属[3]

イワトビペンギン属(イワトビペンギンぞく、Eudyptes)は、ペンギン目ペンギン科に分類される属。別名マカロニペンギン属[4]。模式種はミナミイワトビペンギン[2]南極半島から亜南極ニュージーランドにかけての島嶼に分布する[4]。いずれの種も頭部に飾り羽を持ち、虹彩が赤い[4]

分類

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属名Eudyptes古代ギリシア語eu(良い、優れた)とdūtes(潜水者)に由来し[5]、「優れた潜水者」の意[4]

以下の現生種の分類・英名は、IOC World Bird List (v13.2) に従う[1]。和名は山階 (1986) に準拠するが[3]、分類が変更された種(2種に分かれたイワトビペンギンとマカロニペンギンの亜種とされていたロイヤルペンギン)についてはド・ロイほか (2014) に従った[6]

出典

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  1. ^ a b Kagu, sunbittern, tropicbirds, loons, penguins, petrels,” In: Gill F., D. Donsker & P. Rasmussen (Eds). 2023. IOC World Bird List (v13.2). https://doi.org/10.14344/IOC.ML.13.2. Accessed on 25 December 2023.
  2. ^ a b c Robert A. Falla & Jean-Louis Mougin, “Order Sphenisciformes,” In: Ernst Mayr & G. William Cottrell (eds.), Check-list of Birds of the World, Volume 1 (2nd ed.), Museum of Comparative Zoology, 1979, Pages 121–134.
  3. ^ a b 山階芳麿「イワトビペンギン属」『世界鳥類和名辞典』大学書林、1986年、17–18頁。
  4. ^ a b c d ポーリン・ライリー 著、青柳昌宏 訳「第4章 マカロニペンギン属 Eudyptes」『ペンギン ハンドブック』どうぶつ社、1997年、79–111頁。ISBN 4-88622-295-1 
  5. ^ James A. Jobling, “Eudyptes,” The Helm Dictionary of Scientific Bird Names, 2010, Page 152.
  6. ^ テュイ・ド・ロイ、マーク・ジョーンズ、ジュリー・コーンスウェイト 著、裏地良子、熊丸三枝子、秋山絵里菜 訳「ミナミイワトビペンギン」「キタイワトビペンギン」「ロイヤルペンギン」『新しい、美しいペンギン図鑑』上田一生 監修・解説、エクスナレッジ、2014年、224–227, 230–231頁。ISBN 978-4-7678-1880-1 

関連項目

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