大学書林
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大学書林 | |
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正式名称 | 株式会社 大学書林 |
現況 | 事業継続中 |
種類 | 株式会社 |
出版者記号 | 475 |
取次会社 | トーハン,日本出版販売,日教販,大阪屋栗田,八木書店 |
取次コード | 4376 |
法人番号 | 1010001004469 |
設立日 | 1929年(昭和4年)2月5日 |
代表者 | 代表取締役社長 佐藤歩武 |
本社郵便番号 | 〒112-0002 |
本社所在地 | 東京都文京区小石川4-7-4 |
資本金 | 2000万円 |
得意ジャンル | 語学専門 |
外部リンク | http://www.daigakusyorin.co.jp/ |
大学書林(だいがくしょりん)は、東京都文京区小石川にある語学の専門の出版社。主に文法書・辞典・語学関連の文庫を出版している。社章は、円の中に鷲をかたどったものである。貴重な語学書の出版が多いため、渋い装幀デザインとともに、一部に高い価格が付いた書籍があることでも知られている。
出版物
[編集]語学四週間双書
[編集]創業(1929年)当初から刊行している独習者向け語学書シリーズ。各言語の基礎を4週間で学習できるという構成になっている。中には長年改訂されず、古さが目立つ内容になっているものもある。
- 英語四週間(松本環、半田一郎改訂)
- ドイツ語四週間(森儁郎、当初『独逸語四週間』)
- フランス語四週間(徳尾俊彦、畠中敏郎改訂、改訂前『仏蘭西語四週間』)
- ロシア語四週間(和久利誓一、旧版『露西亜語四週間』岡沢秀虎)
- 中国語四週間(金丸邦三、旧版宮島吉敏・鐘ヶ江信光、当初『支那語四週間』宮島吉敏)
- スペイン語四週間(笠井鎮夫、当初『西班牙語四週間』)
- イタリア語四週間(野上素一、旧版『伊太利語四週間』徳尾俊彦)
- オランダ語四週間(朝倉純孝、旧版『和蘭語四週間』)
- ポルトガル語四週間(星誠、旧版『葡萄牙語四週間』)
- ハンガリー語四週間(今岡十一郎、当初『洪牙利語四週間』)
- ラテン語四週間(村松正俊、当初『羅甸語四週間』)
- スウェーデン語四週間(尾崎義)
- フィンランド語四週間(尾崎義)
- マライ語四週間(朝倉純孝、旧版『馬来語四週間』徳川義親・朝倉純孝)
- エスペラント四週間(大島義夫、旧版『エスペラント語四週間』小野田幸雄)
- ギリシャ語四週間(古川晴風)
- モンゴル語四週間(小沢重男、旧版『蒙古語四週間』竹内幾之助、出村良一)
- 朝鮮語四週間(青山秀夫・石原)
- 広東語四週間(中島幹起)
- ペルシャ語四週間(黒柳恒男)
- ゲール語四週間(ガルホール・三橋)
- ビルマ語四週間(大野徹)
- 日本語四週間(英文で記載、小川芳男・佐藤純一)
- インド語四週間(木村一郎)
- トルコ語四週間(柴田武)近刊とあるも刊行された形跡がない
- 現代ウイグル語四週間(竹内和夫)
- ノルウェー語四週間(下宮忠雄)
基礎双書
[編集]- 基礎英語(塩谷・安藤)
- 基礎ドイツ語(高橋健二)
- 基礎フランス語(鷲尾猛)[絶版?]
- 基礎ロシア語(八杉貞利)
- 基礎スペイン語(笠井鎮夫)
- 基礎イタリア語(徳尾俊彦、下位英一改訂、旧版『基礎伊太利語』)
- 基礎ポルトガル語(佐藤泰彦)
- 基礎中国語(土屋申一)
- 基礎朝鮮語(青山秀夫)
- 基礎エスペラント(川崎直一)
- 基礎インドネシア語
- 基礎ビルマ語
- 基礎タイ語
- 基礎ベトナム語
- 基礎ウルドゥー語
- 基礎ペルシア語
- 基礎アラビア語
- 基礎ネパール語
- 基礎ヒンディー語
- 基礎パンジャービー語
- 基礎マラティー語
会話練習帖双書、会話練習帳双書
[編集]- 日英会話練習帖
- 日独会話練習帖
- 日仏会話練習帖
- 日露会話練習帖
- 日西会話練習帖
- 広東語会話練習帖
- インドネシア語会話練習帳
ほか
実用会話双書
[編集]- 実用ドイツ語会話
- 実用フランス語会話
- 実用スペイン語会話
- 実用ブラジル語会話
- 実用アラビア語会話
- 英語対照スペイン語会話
- 生きたスペイン語会話
ほか
常用6000語
[編集]比較的近年まで常用6000語シリーズを展開していたが、英語常用6000語とロシヤ語常用6000語はすでに絶版である。
- イタリア語常用6000語
ほか
基礎1500語
[編集]常用6000語シリーズにはない言語も含まれている。
- ラテン語常用1500語
- エスペラント基礎1500語[1]
ほか
小辞典
[編集]昭和期から続いている。一部はクロース装である。
- ロシヤ語小辞典
その他
[編集]- カナ発音表記・仏和辞典
- 和西大辞典
ディラ 国際語学アカデミー (過去の関連会社)
[編集]- 関連会社に、55カ国語以上の語学教習を行う外国語教室(英語等)を運営する「大学書林国際語学アカデミー」 (通称 DILA、Daigakusyorin International Language Academy の略) があった[2]。しかし、2012年6月に「ディラ 国際語学アカデミー」へと社名を変更し[3]、大学書林の関連会社ではなくなっている[4]。
脚注
[編集]- ^ “エスペラント基礎1500語”. ndlsearch.ndl.go.jp. ndlsearch.ndl.go.jp. 2024年3月21日閲覧。
- ^ “会社案内 (2010年10月20日アーカイブ分)”. DILA 大学書林国際語学アカデミー. 2010年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月9日閲覧。
- ^ “会社案内”. DILA ディラ国際語学アカデミー. 2013年1月9日閲覧。
- ^ “語学スクール『大学書林国際語学アカデミー』は大学書林と関係なくなりました”. 大学書林 (2012年8月16日). 2013年1月9日閲覧。