イワバホオジロ
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イワバホオジロ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Emberiza buchanani Blyth, 1844 | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
イワバホオジロ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Grey-necked Bunting |
イワバホオジロ (岩場頬白、学名:Emberiza buchanani) は、スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種である。
分布
[編集]トルコ東部、イランから、モンゴル西部までの中央アジアで繁殖し、冬季はインド西部や中国西部にかけて越冬する[1]。
日本では迷鳥として、1997年10月に石川県舳倉島で記録されており[2]、2008年9月には、山形県酒田市飛島で観察された[3]。2012年11月に愛媛県西条市で記録。
形態
[編集]体長約15cm。頭部は灰色で、背は灰褐色。喉から腹にかけての体の下面は淡い橙色だが、赤褐色の部分が散らばっているため遠目には斑状に見える。嘴の色は橙色である。外見はズアオホオジロ(日本では迷鳥)に似ているが、頭部がやや緑色がかっていることと、体の下面が淡い橙色の単色であることなどの点で区別できる。
生態
[編集]低山から山地の岩場、峡谷に生息する。冬季は平野の荒地や農耕地にも現れる。
地鳴きは「チッ チッ」。
保全状態評価
[編集]- LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))
脚注
[編集]- ^ Byeres C・Olsson U・Curson J 『Buntings and Sparrows』、1995年
- ^ 日本産鳥類記録委員会 「日本産鳥類記録リスト」『日本鳥学会誌』57巻、日本鳥学会、2008年、165-170頁
- ^ 板谷浩男・由井わたる 「山形県酒田市飛島におけるイワバホオジロEmberiza buchananiの観察記録」『日本鳥学会誌』61巻1号、日本鳥学会、2012年、148-150頁
参考文献
[編集]- 『日本の鳥 550 山野の鳥』、文一総合出版