コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

インテリジェンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

インテリジェンス: intelligence)は意思決定のために情報を分析して得られる知見、またそれを得る機構である[1][2][3][4][5]。すなわち情報のうち意思決定に利用可能な真実味の高い情報[6][7]、それを得るための活動や組織を指す。

概要

[編集]

人は信念やサイコロの出目で意思決定や行動ができる。だが多くの場合、いくつかの情報に基づく客観的な知見に基づいて実際の決断をおこなう。この「判断のために情報を分析して得られる知見」をインテリジェンスという[1]。主婦がお得な買い物のために集めた店舗間価格の比較表[8]、企業が買収判断のために収集したライバル企業の売上見積もり[9]、政府が警備強化のために解析したテロリストの活動状況など、意思決定を目的に情報を分析して得られた知見はすべてインテリジェンスである。

人は日常的にインテリジェンスを生成し利用している。例えば上司に頼まれてまとめた会議用資料はインテリジェンスである。ゆえに質を問わなければインテリジェンスは誰にでも片手間で作れる[10]。しかしインテリジェンスは全ての意思決定の基礎であり、その品質は最終的な結果に決定的な影響を与える[11][12]。ゆえにインテリジェンスを対象とした専門教育、インテリジェンスを専門に扱う職種[10]、専門機関が存在する。

知見のもととなる情報は常に正しいとは限らない[13]。ブラックプロパガンダとして流された偽情報(ディスインフォメーション)[14]、思い込みが引き起こす飛ばし記事、命からがら帰還した飛行士の戦果報告[15]がその一例である。情報を審査せず過信して利用すればそれに基づいた全ての判断が歪んでしまう。

したがって意思決定などの段階に上がる情報(=インテリジェンス)は精査され編纂されなければならない。原情報を審査して偽情報を避け、確度高い(が確実とは言えない)情報を複数方面から統合・解析してはじめて、インテリジェンスに相当する情報となる(図)[6][16]。インテリジェンスは「霧の中に隠れた実像を解明すること」とも例えられる(戦場の霧[17]。インテリジェンス活動の一例には情報の収集・評価・普及(: dissemination)が挙げられる[18]諜報活動も参考。

環境・データ・情報・インテリジェンスの関係

インテリジェンスを扱う専門機関は情報機関と呼ばれる。例としてアメリカ中央情報局(CIA; Central Intelligence Agency)やイギリス秘密情報部(MI6; Military Intelligence 6th)、日本では内閣情報調査室(CIRO; Cabinet Intelligence and Research Office)がある(参考: 情報機関の一覧)。組織間の連携組織をインテリジェンス・コミュニティーという。

元々は軍事情報に関する用語であったが現在では分野を問わず同じ意味で用いられる。ビジネスにおけるインテリジェンスは特にビジネスインテリジェンスと呼ばれる。スパイや盗聴は軍事的情報の収集法でありインテリジェンスの一要素だが、あくまで一要素に過ぎない[19]

インテリジェンス産生体制のモデルとしてインテリジェンス・サイクルがある。インテリジェンスに関連した意思決定モデルにはOODAループがある。

関連する警句には孫子の「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」がある。

特性

[編集]

不確実性

[編集]

インテリジェンスは事実ではない。インテリジェンスは事実を追い求めるものであり、言い換えれば不確実性がつきまとう(戦場の霧[20]。ゆえに意思決定の際に参照できるインテリジェンスの確信度: degree of confidence, confidence levels)が明示されなければならない[21]

アメリカ統合参謀本部のドクトリンでは低/中/高による3段階確信度が例示されている(表)[22]

表. インテリジェンスの信頼度
要素 低/Low 中/Moderate 高/High
裏付け/corroboration 部分的
情報源/source 良 or 可[23] 定評がある[24]
仮定/assumptions 複数 最小限
logical inferences 大部分が弱 強 & 弱
intelligence gap 明白[25] 最小 無 or マイナー
表現 「可能性がある」「かもしれない」 「の様だ」「恐らく」 「ほぼ確実に」「と予測される」

相補性・相乗性

[編集]

限られた情報から推察した実像(インテリジェンス)には欠損や不確実性がつきまとう。このとき複数の側面・情報源から情報を収集するとそれらが相補的・相乗的に働き、統合して生成されたインテリジェンスの精度と確信度が向上する場合がある(収集の相乗効果; Collection synergy)[26][27]。このプロセスを fusion[28][29]、そのように得られるインテリジェンスを all-source intelligence という[30]

例えば、地形変化を捉えた衛星写真(IMINT)・異常なノイズが発生した電波記録(ELINT)・核エネルギー長官が現地入りしたとのスパイ情報(HUMINT)の融合により、単一面では着想できなかったり確信を得られない核実験実施というインテリジェンスを生成できる。またall-source intelligenceの失敗例は、帝国陸軍参謀本部と帝国海軍軍令部の間で情報共有が適切になされなかった事例、911テロにおいてFBIの脅威情報がCIAと連携できなかった事例など、枚挙にいとまがない。

fusionを妨げる典型的な組織構造にストーブパイプス英語版情報サイロ)がある。すなわち特定の技術側面を担当する部署/サブインテリジェンスが独立して分析を行い、その過程ではfusionが達成できていない状態である[31]。例としてSIGINTとHUMINTのfusion失敗が多数の航空機喪失を招いた第二次世界大戦ヨーロッパ戦域ボーデンプラッテ作戦が挙げられる(参考: ノルトヴィント作戦[32]。ストーブパイプスは組織論における「縦割り」「セクショナリズム」の一種とみなせる。

範囲

[編集]

インテリジェンスに含まれる情報の範囲は様々である。天気・地形・人口など記述的(descriptive)インテリジェンス、それに基づいて可能性を推定するcapabilityインテリジェンス、各可能性の大きさを評価する予測的(predictive)インテリジェンスまで様々である[33]

予測

[編集]

予測的インテリジェンスは将来の状態や人の意図を予測する[34]。例えば軍事分野のインテリジェンスでは敵の意図(: intentions)と行動方策(: courses of action; COAs)[35][36]の予測が重視される[37]

予測的インテリジェンスは大きな価値を持つ一方[37]、より難易度とリスクが大きい[38]。予測は原理的に確定不可能であり、必要な情報の幅がより広く、情報の欠損・偽情報・早期警戒のパラドックスからより大きな影響を受けることに起因する[39][40]。ゆえに適切な範囲でリスクを取り有用な予測的インテリジェンスを生成し[41]、利用時にその特性を認識していることが求められる[42][43]。また予測的インテリジェンスの事後評価は早期警戒のパラドックスによる困難さが伴う。

保護・妨害

[編集]

自らが保護するインテリジェンスを他者のインテリジェンスから守る(参考: 情報漏洩)・他者のインテリジェンスを妨害することもインテリジェンス活動に含まれる。これを防諜という。

活動

[編集]

インテリジェンス活動は情報の収集・評価・普及(: dissemination)など[18]、様々な過程からなる。

情報収集

[編集]

情報収集は対象や環境に関する情報を集める活動である。例えば戦場では、ISRISTAR英語版という語が示すように、インテリジェンスのための情報収集プロセスとして監視偵察がおこなわれる。システム運用における異常監視もビジネスインテリジェンスにおける情報収集である。非公然に機密へアクセスする諜報からSNSを総ざらいするOSINT情報収集まで、様々な手法が存在する。詳細は諜報活動を参考。

脚注

[編集]
  1. ^ a b "インテリジェンスは「判断・行動するために必要な知識」である。" p.ⅰ of 北岡. (2009). インテリジェンス入門 第2版. 慶応義塾大学出版会.
  2. ^ "「情報」に該当する英単語は information と intelligence であるが,両語は対立する言葉ではない.intelligence は information から何かを理解しようとして得るものであり,得た知識は information の1つのモードである." 小野. (2021). インフォメーションとインテリジェンス~情報という言葉をめぐるその後の探索~Information and Intelligence. 情報処理 62(8), e26-e34, 2021-07-15.
  3. ^ "集められた多くの情報を分析することで、価値ある情報、つまりインテリジェンスが創出されます。" 菅澤. (2010). 第1回 「情報とインテリジェンスの基本的な違い」. 連載 情報の価値とインテリジェンス, 情報システム学会.
  4. ^ "インテリジェンスとは ... 知的に加工・集約された情報等を意味する" 小泉純一郎. (2006). 内閣衆質一六四第一六〇号. 衆議院.
  5. ^ "intelligence. 1. The product resulting from the collection, processing, integration, evaluation, analysis, and interpretation of available information ... 2. The activities that result in the product. 3. The organizations engaged in such activities." アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  6. ^ a b "戦後の, 軍用語ないしはそれにかかわる用語として英語の information と intelligence のとらえ方を見てみると, 両者を区別する場合には前者を「情報資料」, 後者を「情報」と訳し, 原材料である「情報資料」の中で確度, 意義, 重要性を評価したものを「情報」とみなしている." p.478 of 小野. (2005). 情報という言葉を尋ねて (2). IPSJ Magazine Vol.46, No.5.
  7. ^ "インテリジェンスとは、単なる情報ではない。" p.ⅳ of 北岡. (2009). インテリジェンス入門 第2版. 慶応義塾大学出版会.
  8. ^ "インテリジェンスとは … 個人まで助けてくれるものだ。" 北岡. (2009). インテリジェンス入門 第2版. 慶応義塾大学出版会.
  9. ^ "米国では「競合情報」(コンペティティブ・インテリジェンス)という形で、企業のためのインテリジェンスを教えることが盛んになっている" 北岡. (2009). インテリジェンス入門 第2版. 慶応義塾大学出版会.
  10. ^ a b "「結局、日本の陸海軍情報は不十分であった … 情報関連のポストに人材を得なかった。 … 情報任務が日本では第二次的任務に過ぎない結果として現れた。" pp.327-328 of 堀. (1996). 大本営参謀の情報戦記 - 情報なき国家の悲劇. 文春文庫.
  11. ^ "戦争となると、お互いが命と国運を賭けて争うのであるから、相手の企んでいることを探ることは、勝敗の最重要事となってくる。" p.4 of 堀. (1996). 大本営参謀の情報戦記 - 情報なき国家の悲劇. 文春文庫.
  12. ^ "インテリジェンスは … 利害関係が複雑化して、情報そのものの重要性が急速に高まっている現代社会において、企業も、さらには個人もが、自らの利益を守り、高めていくために真剣に向き合うべき対象となっている" p.3 of 北岡. (2009). インテリジェンス入門 第2版. 慶応義塾大学出版会.
  13. ^ "クラウゼヴィッツ(Clausewitz)も指摘しているように, 戦時において得られる情報の多くは事実と異なり, 嘘や偽りだったり, すこぶる不確実なものが多い." 小野. (2005). 情報という言葉を尋ねて(1). 情報処理 46(4), 347-351, 2005-04-15.
  14. ^ "ブラック・プロパガンダとは対敵情報活動の一環であり、最近の表現でいうところのディスインフォメーションである。" 吉田. (2002). 東京新聞、中日新聞(2002年6月23日朝刊).
  15. ^ "黒板の戦果は次々と膨らんでいく。「わっ」という歓声が、そのたびごとにピストの内外に湧き上る。...「戦果確認機のパイロットは誰だ?」「………」返事がなかった。... 戦果はこんなに大きくない。... これが今までの○○島沖海軍航空戦の幻の大戦果の実体だったのだ。" 堀. (1996). 大本営参謀の情報戦記 - 情報なき国家の悲劇. 文春文庫.
  16. ^ "指揮官はできるだけ多方面から多くの情報を集め, 真実か偽りかを判断した後でなければその情報を作戦の指導に利用できない." 小野. (2005). 情報という言葉を尋ねて(1). 情報処理 46(4), 347-351, 2005-04-15.
  17. ^ "情報の分析解明は ... 霧の中に隠れた実像を解明すること" p.4 of 堀. (1996). 大本営参謀の情報戦記 - 情報なき国家の悲劇. 文春文庫.
  18. ^ a b "Military and naval intelligence comprises the gathering, evaluation, and dissemination of information regarding enemy strength ,capabilities, and intentions required for combat operations." 米国戦略爆撃調査団. (1946). Japanese military and naval intelligence division. U.S. Government Printing Office.
  19. ^ "日本ではスパイ、盗聴、暗殺といった物騒なイメージが先行しているのだが、あまりにインテリジェンスを狭く解釈している" p.ⅲ of of 北岡. (2009). インテリジェンス入門 第2版. 慶応義塾大学出版会.
  20. ^ "Intelligence is not an exact science; intelligence analysts will have some uncertainty" アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  21. ^ "It is therefore important that intelligence analysts communicate the degree of confidence they have in their analytic conclusions. Such communication of analytic confidence helps intelligence consumers in deciding how much weight to place on intelligence assessments when making a decision. " アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  22. ^ "One methodology intelligence personnel may use to assign a confidence level to their analytic conclusions or intelligence assessments is discussed in Appendix A, “Intelligence Confidence Levels in Analytic Judgments.” ... Confidence levels are stated as Low, Moderate, and High." アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  23. ^ 英: good or marginal
  24. ^ 英: proven
  25. ^ 英: Glaring
  26. ^ "It draws on the complementary strengths of all intelligence disciplines ... All-source, fused intelligence results in a finished intelligence product that provides the most accurate and complete picture possible of what is known about an activity." p.Ⅱ_12 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  27. ^ "あるインフォメーションやインテリジェンスを他のインフォメーションやインテリジェンスと付き合わせると、当初のインフォメーションやインテリジェンスでは分からなかったことが、分かるようになることがある。これを「収集の相乗効果」という。" p.174 of 北岡. (2008). インテリジェンス入門 -利益を実現する知識の創造-. 第2版. 慶応義塾大学出版会.
  28. ^ "fusion. In intelligence usage, the process of managing information to conduct all-source analysis and derive a complete assessment of activity." p.GL_7 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  29. ^ "Fusion is a deliberate and consistent process of collecting and examining information from all available sources and intelligence disciplines to derive as complete an assessment as possible of detected activity." p.Ⅱ_12 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  30. ^ "analysis and production is done primarily by all-source analysts that fuse together information from all intelligence disciplines. The product of multidiscipline fusion effort is all-source intelligence." アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  31. ^ "「ストーブパイプス」(文字通り「ストーブの煙突」の複数形)... 異なったインテリジェンスにつき、リクワイアメント伝達からインテリジェンス配布までのプロセスが、あたかもストーブの煙突のように閉じており、相互に連絡がない、もしくは連絡が悪いことを「ストーブパイプス」と呼ぶ" pp.194-195 of 北岡. (2008). インテリジェンス入門 -利益を実現する知識の創造-. 第2版. 慶応義塾大学出版会.
  32. ^ "Operation Bodenplatte ... the 12th Army Group Headquarters ... had received adequate ... SIGINT ... and human intelligence reporting to have provided tactical warning ... The reports, however, had not been fused. Highly compartmented SIGINT ... received before the German attack ... However, the SIGINT specialist had no further knowledge regarding this operation or what it entailed. Filed elsewhere in the headquarters, a prisoner of war interrogation report of a former Luftwaffe clerk in Berlin described aspects of Operation Bodenplatte ... This stove-piped compartmentalization ... resulted in the unnecessary destruction of several hundred Allied aircraft." p.Ⅱ_12 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  33. ^ Davis. (1997). Predictive Intelligence: Do We Really Need It? Military Intelligence Professional Bulletin. 米国科学者連盟.
  34. ^ "predictive analysis goes beyond the identification of capabilities by forecasting enemy intentions and future COAs." p.Ⅱ_10 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  35. ^ "course of action — 1. Any sequence of activities that an individual or unit may follow. 2. A scheme developed to accomplish a mission. Also called COA." p.GL_7 of アメリカ統合参謀本部. (2020). Joint Publication 5-0 Joint Planning.
  36. ^ "學術名詞 海事 course of action 行動方案" 國家教育研究院英語版. 行動方案.
  37. ^ a b "intelligence ... is most useful when it focuses on the future and adversary intent. ... predict adversary future COAs" p.Ⅱ_9 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  38. ^ "Predictive analysis is both difficult and risky (i.e., it challenges the intellectual resources of the analyst while at the same time entailing considerable risk that the events predicted may not come to pass)." p.Ⅱ_10 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  39. ^ "Predictive intelligence ... is vulnerable to incomplete information, adversary deception, and the paradox of warning" p.Ⅱ_10 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  40. ^ "Predictive analysis is riskier ... because it deals more extensively with dynamic adversary characteristics, a greater range of unknown factors, and possibly enemy deception plans." p.Ⅱ_10 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  41. ^ "When justified by the available evidence, intelligence should forecast future" "overly cautious intelligence personnel to avoid predictive analysis. However ... The analyst who successfully performs predictive analysis ... performs an invaluable service to the commander and staff." p.Ⅱ_9-10 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  42. ^ "If there is inadequate information upon which to base forecasts, the intelligence staff must ensure that the commander is aware of this shortcoming and that the future contains much uncertainty" p.Ⅱ_9 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.
  43. ^ "JFCs must understand that intelligence predictions are only estimates and that they accept an amount of risk in formulating plans based only on ... most probable COA." p.Ⅱ_10 of アメリカ統合参謀本部. (2013). Joint Publication 2-0 Joint Intelligence.

関連項目

[編集]