インディアン航空
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設立 | 1953年 | |||
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運航停止 | 2011年2月27日 (エア・インディアに吸収合併) | |||
マイレージサービス | Flying Returns | |||
会員ラウンジ | Maharaja Lounge | |||
親会社 | エア・インディア・リミテッド | |||
子会社 | ||||
保有機材数 | 72 excl.subsidiaries | |||
就航地 | 63 excl.subsidiaries | |||
スローガン | Have you tried the new Air India? | |||
本拠地 | ニューデリー | |||
代表者 | Arvind Jadhav, CMD | |||
外部リンク | www.indianairlines.in |
インディアン航空(Indian Airlines)はかつて存在したインドの国営航空会社。インド国内線、近距離国際線を担当していた。2007年に同じインド国営航空会社のエア・インディアと経営統合。経営統合後もエア・インディア傘下の航空会社として存在したが、2011年2月にエア・インディアと完全に合併した[1]。ニューデリーのエアラインズ・ハウスに本社を構えていた[2][3]。
歴史
[編集]1953年、航空会社法に基づき設立。
2005年に株式公開を実施[4]。
2007年、エア・インディアと経営統合。
2011年2月、エア・インディアと完全合併[1]。
保有していた機材
[編集]- エアバスA300B2、B4
- エアバスA319
- エアバスA320
- エアバスA321
- ボーイング737-200、-200F
- シュド・カラベル
- フォッカーF27
- ツポレフTu-154B(アエロフロート・ロシア航空とウズベキスタン航空からそれぞれ1機ずつリース)
インディアン航空のエアバスA320には特別仕様機が存在した。同社が運行していた約50機の内19機はメインギアがダブルボギー仕様となっている。理由として当時インド国内の空港では、滑走路や誘導路の質が悪く従来型で運航した場合、アスファルトにかかる負荷が大きくなってしまい、アスファルトの剥離やタイヤがめり込んでしまうため、負荷が分散されるようにするために特別仕様機が納入された。
その後、これら機材は同社がエア・インディアと併合した際に引き継がれ運航されたのち、経年化によって全機が退役した。また、インド国内の空港の整備も進んだためダブルボギー仕様のエアバスA320は以後製造されていない。
事故
[編集]- 1988年10月19日、インディアン航空113便(ボーイング737-2A8)がアフマダーバード空港への進入中に墜落。乗員乗客135人中133人が死亡した。
- 1990年2月14日、インディアン航空605便(エアバス A320-231)がHAL バンガロール空港手前に墜落。搭乗者146人中92人が死亡した。
- 1991年8月16日、インディアン航空257便(ボーイング737-2A8 Advanced)がインパール空港への降下中に墜落し、乗員乗客69人全員が死亡した。
- 1993年1月9日、ウズベキスタン航空により運航されていたインディアン航空840便(Tu-154B-2)がインディラ・ガンディー国際空港で着陸に失敗。機体は反転したものの、乗員乗客165人に死者はなかった。
脚注
[編集]- ^ a b AI/IC complete merger エア・インディアによる統合のお知らせ(英語、アーカイブス)
- ^ "Home." Indian Airlines. 9 March 2000. Retrieved on 22 February 2012. "Airlines House 113, Gurudwara Rakabganj Road New Delhi - 110001"
- ^ "Contact Us." Indian Airlines. 28 November 2005. Retrieved on 22 February 2012. "113, Gurudwara Rakabganj Road New Delhi-110001"
- ^ “Indian Airlines to be called 'Indian' now”. Rediff.com. 2005年12月7日閲覧。