インディア (猫)
インディア | |
生物 | ネコ |
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品種 | アメリカンショートヘア |
性別 | メス |
生誕 | 1990年 |
死没 | 2009年1月4日 (18歳没) ホワイトハウス |
飼い主 | ジョージ・W・ブッシュ、ローラ・ブッシュ |
外見 | 黒猫 |
インディア・"ウィリー"・ブッシュ(India "Willie" Bush, 1990年頃 - 2009年1月4日)は、アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュとローラ・ブッシュが飼っていたメスの黒猫。彼女はほぼ20年間をブッシュ家の一員として過ごした。
インディアは真っ黒いメスのアメリカンショートヘアで[1]、彼女がまだ子猫だった頃の1991年末または1992年にバーバラとジェンナの9歳の双子へのプレゼントとしてブッシュ家の飼い猫となった。双子が大学へ通い始めると、家に残されたインディアはジョージやローラと共に過ごすことが多くなる[2]。2001年、ジョージの大統領就任にあわせて彼女も一家と共にテキサス州オースティンのテキサス州知事公邸よりホワイトハウスに引っ越した[2]。
ジョージの大統領就任後、インドでは彼女の「インディア」という名前に関していくつかの論争が起こった。2004年7月にはティルヴァナンタプラムの南ケラリアン市(southern Keralian)にて、この名前がインド国民に対する侮辱であるとしてデモが発生し、ジョージの肖像写真が燃やされた[2][3]。しかしブッシュ家ではその後も彼女の名前を変えなかった[2]。彼女の名はかつてジョージが共同オーナーを務めた野球チーム、テキサス・レンジャーズのルーベン・シエラ選手の愛称「エル・インディオ」(El Indio)から取られたものである[4]。またその名を選んだのはバーバラであったという[2]。
彼女は大統領一家の一員としてホワイトハウスに暮らしたが、マスコミではジョージの愛犬だった2匹のスコティッシュ・テリア(バーニー、ミス・ビーズリー)の方が注目されていた[2]。しかしホワイトハウスの職員がクリスマスに作成したビデオ『Barneycam』にはしばしば登場し、最初に登場するエピソード『Where in the White House is Miss Beazley』ではウィリー(Willie)と呼ばれていた[1]。
雑誌『Architectural Digest』の2008年3月号にも、ホワイトハウスのイーストシッティングホールにいる彼女の写真が掲載された[5]。
2009年1月4日、ホワイトハウス内で19歳で死去した[6][7]。ローラの担当広報官であるサリー・マクドノーは、報道向け発表の中でインディアの死に触れ、彼女の死により一家が深い悲しみの中にいると述べた[1]。
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ローラ・ブッシュと共に(2004年)
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バーニー(左)、ミス・ビーズリー(右)と共に(2007年)
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ハロウィンの仮装をさせられたインディア(2007年)
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ジェンナとバーバラに抱き上げられるインディア(2008年)
脚注
[編集]- ^ a b c “'First Feline' India dead at 18”. United Press International. (2009年1月5日) 2009年1月7日閲覧。
- ^ a b c d e f Dunham, Rick (2009年1月6日). “Dogs overshadow death of Bush family's cat”. Houston Chronicle 2009年1月7日閲覧。
- ^ Bush’s cat India provokes anger. (2004, July, 03). Deccan Herald. Archive
- ^ “India's Official Biography”. Georgewbush-whitehouse.archives.gov (2009年1月5日). 2012年11月30日閲覧。
- ^ "At Home with History in the White House", Architectural Digest, March 2008
- ^ Knoller, Mark (2009年1月5日). “Death Of A White House Underdog: The Cat”. CBS News 2009年1月7日閲覧。
- ^ Gillman, Todd J., Bush family cat dies at White House Dallas Morning News, 2009-01-05, retrieved 2009-01-05