ウィリアムズハコヨコクビガメ
ウィリアムズハコヨコクビガメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Pelusios williamsi Laurent, 1956 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ウィリアムズハコヨコクビガメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
William's mud turtle |
ウィリアムズハコヨコクビガメ(Pelusios williamsi)は、ヨコクビガメ科ハコヨコクビガメ属に分類されるカメ。
分布
[編集]- P. w. laurenti ローレントハコヨコクビガメ
- P. w. lutescens エドワードハコヨコクビガメ
ウガンダ西部、コンゴ民主共和国東部のアルバート湖、エドワード湖およびその周辺
- P. w. williamsi ビクトリアハコヨコクビガメ
模式産地はヴィクトリア湖(ケニア)
ウガンダ南東部、ケニア西部、タンザニア北部のヴィクトリア湖およびその周辺
形態
[編集]最大甲長25cm。背甲上から見ると中央部かやや後方で最も幅広くなる細長い卵型。椎甲板にあまり発達していない筋状の盛り上がり(キール)があり、上部は平坦でわずかに凹む。後部縁甲板の外縁は尖らない。背甲の色彩は黒や暗褐色一色。背甲と腹甲の継ぎ目(橋)には腋下甲板がない。腹甲は腹甲板と股甲板の継ぎ目(シーム)でわずかに括れる。間喉甲板は細長くやや大型で、横幅は左右の腹甲板と股甲板のシームの長さの0.25倍以上。蝶番は第5縁甲板中央部より後方に接する。前部の甲板(前葉)は長く、左右の腹甲板の継ぎ目の長さ(間腹甲板長)の2倍以上。左右の肛甲板の間には深い切れ込みが入る。左右の股甲板の継ぎ目の長さ(間股甲板長)は、左右の肛甲板の継ぎ目の長さ(間肛甲板長)よりも長い。
頭部は大型で、分厚い。吻端は突出する。上顎の先端が浅く凹み、その両脇が突出する個体もいる。下顎には小さい髭状突起が2本ある。頭部の色彩は緑褐色や暗褐色で、淡褐色や黄褐色、灰色などの虫食い状の斑紋や斑点が入る。四肢や尾の色彩は褐色や暗灰色だが、成長に伴い基部や腹面が淡黄色になる。
- P. w. laurenti ローレントハコヨコクビガメ
間喉甲板の縦幅は、前葉の縦幅の半分より長い。前葉の縦幅は、後葉の縦幅と同じかやや短い。腹甲の色彩は黄色で、暗色の斑紋が入る。
- P. w. lutescens エドワードハコヨコクビガメ
間喉甲板の縦幅は、前葉の縦幅の半分より短い。前葉の縦幅は、後葉の縦幅と同じかやや短い。腹甲の色彩は黄色で、灰色や褐色の斑紋が入る。
- P. w. williamsi ビクトリアハコヨコクビガメ
間喉甲板の縦幅は、前葉の縦幅の半分より長い。前葉の縦幅は、後葉の縦幅よりも長い。腹甲の色彩は黒や暗褐色で、シーム周辺は淡黄色。
分類
[編集]- Pelusios williamsi laurenti Bour, 1984 ローレントハコヨコクビガメ Ukerewe Island mud turtle
- Pelusios williamsi lutescens Laurent, 1956 エドワードハコヨコクビガメ Albert nile mud turtle
- Pelusios williamsi williamsi Laurent, 1956 ビクトリアハコヨコクビガメ Lake Victoria mud turtle
生態
[編集]食性は動物食傾向が強いと考えられている。
人間との関係
[編集]ペットとして飼育されることがあり、日本にも輸入されている。世界的にも流通例は少ない。