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ウィル・レデズマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウィル・レデズマ
Wil Ledezma
千葉ロッテマリーンズ時代
(2013年2月1日)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 グアリコ州バエ・デ・ラ・パスクア
生年月日 (1981-01-21) 1981年1月21日(43歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1998年 アマチュアFA
初出場 MLB / 2003年4月2日
NPB / 2012年8月24日
最終出場 NPB / 2013年
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ベネズエラの旗 ベネズエラ代表
WBC 2013年2017年

ウィルフレッド・ホセ・レデズマ・アコスタWilfredo Jose "Wil" Ledezma Acosta , 1981年1月21日 - )は、ベネズエラバエ・デ・ラ・パスクア出身のプロ野球選手投手)。

経歴

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1998年に、アマチュア・フリーエージェントでボストン・レッドソックスと契約。ルーキー級ドミニカン・サマーリーグに参加。

1999年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスでプレー。

2000年はA級オーガスタ・グリーンジャックスでプレー。

2002年12月16日に、ルール・ファイブ・ドラフトデトロイト・タイガースに指名され移籍した。

2003年4月2日に、メジャーデビューを果たす。6月4日にサンディエゴ・パドレス戦でメジャー初勝利を記録した。

2007年6月20日、アトランタ・ブレーブスマケイ・マクブリッジとのトレードで移籍した。7月31日には、ロイス・リングとのトレードでサンディエゴ・パドレスへトレードされた。この年は、パドレスで9試合に出場した。

2008年8月29日にウェーバーでアリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍した。3試合に出場し、オフに12月12日にノーテンダーFAになった[1]

2009年1月にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結ぶ。5試合に出場し7月6日に放出された。8月5日に、トロント・ブルージェイズと契約した。A+級ダニーデン・ブルージェイズで3試合に出場。8月18日にAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツへ昇格し、8試合に出場。しかし、メジャーに上がる事は出来なかった。10月9日にFAとなった。11月30日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結ぶ[2]

2010年7月27日に、スティーブン・ジャクソン英語版と共にメジャーへ昇格。12月24日にDFAとなった。

2011年1月5日、ウェーバーでトロント・ブルージェイズへ移籍した[3]ジョジョ・レイエスがDFAになり40人ロースターに入った。シーズン終了後の9月29日にFAとなった[4]。12月2日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ。

2013年 千葉ロッテマリーンズ在籍時代

2012年はAAA級アルバカーキ・アイソトープスで開幕を迎えた。38試合に登板し3勝3敗3セーブ、防御率6.99だった。7月24日に解雇された。7月27日千葉ロッテマリーンズが獲得を発表した[5]。8月24日の対ソフトバンク戦で4番手として初登板。1回を投げて3失点と打ち込まれた。その後の登板は無く、同年はこの1試合のみの登板であったが、2013年シーズンも在籍することになった[6]

2013年開幕前の3月に第3回WBCベネズエラ代表に選出された[7]。シーズンでは左の中継ぎで26試合に登板、3勝3敗の防御率3.23の成績を残し、球団から評価されたものの[8]11月18日に来季契約を結ばないことが球団より発表された[9]。11月25日、自由契約公示された[10]

2014年3月4日に古巣・タイガースとマイナー契約を結んだ[11]。4月に解雇され、6月からメキシカンリーグユカタン・ライオンズでプレー。12月23日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結ぶ。

2015年4月2日に解雇となり、5月にメキシカンリーグのプエブラ・パロッツと契約。オフにトレードでユカタン・ライオンズに移籍。

2016年2月5日に解雇となるが、3月5日にユカタン・ライオンズと再契約。しかし登板機会無いまま5月26日に自由契約となり、ベラクルス・レッドイーグルスに移籍。

2017年2月8日第4回WBCベネズエラ代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした[12]

2018年は所属球団なく、オフにベネズエラのウィンターリーグにでプレー。

2019年メキシカンリーグカンペチェ・パイレーツと契約したが、開幕から8試合の登板で6失点を喫し、5月2日に解雇となる。

2021年からはドスラレドス・オウルズでプレー[13]

プレースタイル・人物

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最速157km/hのストレートが武器で[14]、変化球はスライダーチェンジアップを投げる[15]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2003 DET 34 8 0 0 0 3 7 0 1 .300 376 84.0 99 12 35 3 3 49 2 0 55 54 5.79 1.60
2004 15 8 0 0 0 4 3 0 0 .571 225 53.1 55 3 18 0 2 29 3 1 28 26 4.39 1.37
2005 10 10 0 0 0 2 4 0 0 .333 234 49.2 61 10 24 0 2 30 2 2 46 39 7.07 1.71
2006 24 7 0 0 0 3 3 0 2 .500 264 60.1 60 5 23 0 2 39 2 0 28 24 3.58 1.38
2007 23 0 0 0 0 3 1 0 2 .750 166 35.2 38 4 26 2 0 24 3 2 21 19 4.79 1.79
ATL 12 0 0 0 0 0 2 0 2 .000 45 9.1 12 1 4 0 0 7 0 0 10 8 7.71 1.71
SD 9 1 0 0 0 0 0 0 0 ---- 69 14.1 20 2 8 2 0 16 0 0 11 10 6.28 1.95
'07計 44 1 0 0 0 3 3 0 4 .500 280 59.1 70 7 38 4 0 47 3 2 42 37 5.61 1.82
2008 25 6 0 0 0 0 2 0 0 .000 249 54.1 49 4 38 2 3 49 4 0 29 27 4.47 1.60
ARI 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 17 4.0 2 0 3 0 0 4 0 0 0 0 0.00 1.25
'08計 28 6 0 0 0 0 2 0 0 .000 266 58.1 51 4 41 2 3 53 4 0 29 27 4.17 1.58
2009 WSH 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 30 5.2 8 1 4 0 0 8 1 0 7 6 9.53 2.12
2010 PIT 27 0 0 0 0 0 3 0 3 .000 92 19.2 25 2 6 0 1 22 1 0 16 15 6.86 1.58
2011 TOR 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 36 6.0 11 1 7 0 0 6 2 0 10 10 15.00 3.00
2012 ロッテ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 7 1.0 2 0 1 0 0 1 0 0 3 2 18.00 3.00
2013 26 0 0 0 0 3 3 0 3 .500 137 30.2 31 2 13 0 2 22 1 0 12 11 3.23 1.43
MLB:9年 192 40 0 0 0 15 25 0 10 .375 1803 396.1 440 45 196 9 13 283 20 5 261 238 5.40 1.60
NPB:2年 27 0 0 0 0 3 3 0 3 .500 144 31.2 33 2 14 0 2 23 1 0 15 13 3.75 1.51
  • 2016年度シーズン終了時

記録

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NPB

背番号

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  • 41 (2003年 - 2007年、2009年)
  • 49 (2007年 - 2008年)
  • 46 (2008年)
  • 36 (2010年)
  • 58 (2011年)
  • 47 (2012年 - 2013年)

代表歴

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脚注

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  1. ^ http://arizona.diamondbacks.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20081212&content_id=3716208&vkey=pr_ari&fext=.jsp&c_id=ari
  2. ^ http://pittsburgh.pirates.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20091130&content_id=7729562&vkey=pr_pit&fext=.jsp&c_id=pit
  3. ^ http://toronto.bluejays.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20110105&content_id=16394906&vkey=news_tor&c_id=tor
  4. ^ http://www.mlbtraderumors.com/2011/10/22-triple-a-players-elect-free-agency.html
  5. ^ ダグ・マシス投手&ウィル・レデズマ投手の獲得について”. 千葉ロッテマリーンズ (2012年7月27日). 2012年7月28日閲覧。
  6. ^ “ロッテ・ホワイトセルら3外国人選手が残留”. サンケイスポーツ. (2012年12月1日). http://www.sanspo.com/baseball/news/20121201/mar12120118160004-n1.html 2012年12月1日閲覧。 
  7. ^ 2013 Tournament Roster The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月3日閲覧 [リンク切れ]
  8. ^ ロッテ レデズマと来季契約せず 今季26試合登板スポーツニッポン2013年11月18日配信
  9. ^ レデズマ投手との来季契約についてロッテ球団公式サイト 2013年11月18日配信
  10. ^ 2013年度 自由契約選手 日本野球機構オフィシャルサイト 2013年11月25日閲覧。
  11. ^ Jason Beck (March 7, 2014). “Tigers bring back Ledezma on Minors deal”. MLB.com. March 11, 2014閲覧。
  12. ^ Miggy, Altuve lead loaded Venezuela offense MLB.com (英語) (2017年2月8日) 2017年3月4日閲覧
  13. ^ https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=ledezm001wil
  14. ^ WBC代表候補レデズマ ベネズエラ優勝宣言”. スポニチ Sponichi Annex (2013年2月9日). 2013年2月25日閲覧。
  15. ^ ロッテ・レデズマ「優勝に貢献したい」”. News Social (2012年8月16日). 2013年2月25日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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