デオリス・ゲラ
オークランド・アスレチックス(マイナー) | |
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A+級フォートマイヤーズ・ミラクル時代 (2008年5月24日) | |
基本情報 | |
国籍 | ベネズエラ |
出身地 | ボリバル州シウダーグアヤナ |
生年月日 | 1989年4月17日(35歳) |
身長 体重 |
6' 5" =約195.6 cm 245 lb =約111.1 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2005年 アマチュアFA |
初出場 | 2015年6月27日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | ベネズエラ代表 |
WBC | 2013年、2017年 |
この表について
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デオリス・アレクサンダー・ゲラ(Deolis Alexander Guerra, 1989年4月17日 - )は、ベネズエラのボリバル州シウダーグアヤナ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのオークランド・アスレチックス傘下所属。
経歴
[編集]プロ入りとメッツ傘下時代
[編集]2005年にアマチュア・フリーエージェントでニューヨーク・メッツと契約してプロ入り。
2006年に傘下のA級ヘイガーズタウン・サンズでプロデビュー。A+級セントルーシー・メッツでもプレーし、2球団合計で19試合に先発登板して7勝8敗、防御率2.53、69奪三振を記録した。
2007年はA+級セントルーシーでプレーし、21試合(先発20試合)に登板して2勝6敗、防御率4.01、66奪三振を記録した。
ツインズ傘下時代
[編集]2008年2月3日にヨハン・サンタナとのトレードで、フィリップ・ハンバー、カルロス・ゴメス、ケビン・マルベイと共にミネソタ・ツインズへ移籍した。この年は傘下のA+級フォートマイヤーズ・ミラクルでプレーし、26試合(先発25試合)に登板して11勝9敗、防御率5.47、71奪三振を記録した。
2009年はA+級フォートマイヤーズとAA級ニューブリテン・ロックキャッツでプレーし、2球団合計で28試合(先発26試合)に登板して12勝11敗、防御率4.89、106奪三振を記録した。オフの11月20日に40人枠入りした[1]。
2010年はAA級ニューブリテンとAAA級ロチェスター・レッドウイングスでプレーし、24試合(先発23試合)に登板して2勝13敗、防御率6.36、85奪三振を記録した。
2011年はAA級ニューブリテンでプレーし、37試合(先発10試合)に登板して8勝7敗1セーブ、防御率5.59、95奪三振を記録した。
2012年はAA級ニューブリテンとAAA級ロチェスターでプレーし、36試合に登板して4勝3敗1セーブ、防御率4.11、71奪三振を記録した。シーズン終了後には40人枠から外れた[2]。
2013年は開幕前の3月に開催された第3回WBCのベネズエラ代表に選出された。
シーズンでは右肩を痛めて長期離脱したため、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズで3試合に登板して0勝1敗、防御率4.50、3奪三振の成績にとどまった。
2014年はAAA級ロチェスターでプレーし、36試合(先発1試合)に登板して2勝2敗、防御率4.33、54奪三振を記録した。オフにFAとなった。
パイレーツ時代
[編集]2014年11月18日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ[3]。
2015年はAAA級インディアナポリス・インディアンスで開幕を迎えた。6月26日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、翌27日のメッツ戦でメジャーデビュー[4]。7月31日にDFAとなり[5]、直後にクリーブランド・インディアンスがゲラを獲得したとの報道があったが[6]、右膝の故障のため移籍とならず、故障者リストに入れられた[7]。この年メジャーでは10試合に登板して2勝0敗、防御率6.48、17奪三振を記録した。オフの12月7日にマイナー契約でパイレーツと再契約した[8]。
エンゼルス時代
[編集]2015年12月10日にルール・ファイブ・ドラフトでロサンゼルス・エンゼルスから指名され、移籍した[9]。
2016年は6月以降、右の中継ぎとしてメジャーに定着し、最終的に44試合に登板して3勝0敗、防御率3.21、36奪三振を記録した。
2017年開幕前の2月8日に第4回WBCのベネズエラ代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした[10]。2月10日にオースティン・アダムスの加入に伴ってDFAとなった[11]後、15日にマイナー契約で傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属された。スプリングトレーニングには招待選手として参加した。シーズン開幕直後の4月14日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。6月3日にDFAとなり、6日にマイナー契約でAAA級ソルトレイクへ配属された。9月5日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[12]。この年メジャーでは19試合に登板して2勝2敗、防御率4.68、22奪三振を記録した。オフの11月3日にマイナー契約でAAA級ソルトレイクへ配属された後、6日にFAとなった[3]。
レンジャーズ傘下時代
[編集]2018年1月20日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。シーズンでは傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーし、40試合(先発4試合)に登板して2勝2敗2セーブ、防御率3.79、71奪三振を記録した。オフの11月2日にFAとなった[3]。
ブルワーズ時代
[編集]2018年12月10日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結び、2019年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。
2019年は開幕を傘下のAAA級サンアントニオ・ミッションズで迎え、7月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。7月6日にDFAとなり[14]、9日にAAA級サンアントニオへ配属された。その後、9月30日にFAとなったが[3]、10月18日にブルワーズとメジャー契約を結んだ[15]。
2020年1月30日にデビッド・フェルプスの加入に伴ってDFAとなった[16]。
フィリーズ時代
[編集]2020年2月5日にウェイバー公示を経てフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[17]。8月22日にDFAとなり[18]、25日にマイナー契約となった[19]。レギュラーシーズン終了後の10月14日にFAとなった[3]。
アスレチックス時代
[編集]2021年2月2日にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[20]。3月26日に一旦自由契約となるが、翌27日に改めてマイナー契約を結び直した[3]。シーズン開幕後の4月8日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[21]。この年は53試合に登板して4勝1敗、防御率4.11、62奪三振を記録した。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | PIT | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 74 | 16.2 | 26 | 5 | 3 | 0 | 1 | 17 | 2 | 0 | 12 | 12 | 6.48 | 1.74 |
2016 | LAA | 44 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 5 | 1.000 | 220 | 53.1 | 52 | 6 | 7 | 0 | 2 | 36 | 2 | 1 | 23 | 19 | 3.21 | 1.11 |
2017 | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | .500 | 105 | 25.0 | 20 | 4 | 12 | 0 | 0 | 22 | 2 | 0 | 13 | 13 | 4.68 | 1.28 | |
2019 | MIL | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 6 | 0.2 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 54.00 | 6.00 |
2020 | PHI | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 36 | 7.1 | 10 | 3 | 2 | 0 | 2 | 8 | 0 | 0 | 9 | 7 | 8.59 | 1.64 |
2021 | OAK | 53 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 3 | .800 | 269 | 65.2 | 53 | 8 | 20 | 0 | 4 | 62 | 1 | 0 | 34 | 30 | 4.11 | 1.11 |
MLB:6年 | 136 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 6 | 0 | 8 | .667 | 710 | 168.2 | 165 | 27 | 44 | 0 | 9 | 145 | 7 | 1 | 95 | 85 | 4.54 | 1.24 |
- 2021年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2015 | PIT | 10 | 4 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
2016 | LAA | 44 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
2017 | 19 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
2019 | MIL | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- |
2020 | PHI | 9 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
MLB | 83 | 12 | 5 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2020年度シーズン終了時
背番号
[編集]- 64(2015年)
- 54(2016年 - 2017年)
- 36(2019年)
- 57(2020年)
- 65(2021年)
代表歴
[編集]脚注
[編集]- ^ “Twins add six to fill out 40-man roster” (英語). MLB.com (2009年11月20日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ “Minnesota Twins pitcher Deolis Guerra still keeping the faith” (英語). TwinCities.com (2013年2月23日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ a b c d e f MLB公式プロフィール参照。2021年4月28日閲覧。
- ^ “Reliever Scahill goes on DL, Deolis Guerra is promoted from Indianapolis” (英語). Pittsburgh Post-Gazette (2013年2月23日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ “Pirates DFA Guerra; outright Hernandez to Indianapolis” (英語). Pittsburgh Sporting New (2015年7月31日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ “Cleveland Indians claim reliever Guerra off waivers from Pittsburgh” (英語). FOX Sports (2015年8月5日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ “Deolis Guerra returned to Pittsburgh Pirates, placed on DL with left knee inflammation” (英語). ESPN (2015年8月7日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ “At winter meetings in Nashville, Pirates sign six minor-league free agents” (英語). Pittsburgh Post-Gazette (2015年12月7日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ slasher016 (2015年12月10日). “2015 Rule 5 Draft Results” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年12月22日閲覧。
- ^ Miggy, Altuve lead loaded Venezuela offense MLB.com (2017年2月8日) 2017年3月4日閲覧
- ^ David Adler (2017年2月10日). “Angels acquire pitcher Adams from Indians” (英語). MLB.com. 2017年2月12日閲覧。
- ^ Maria Guardado (2017年9月5日). “Angels encouraged by Richards' return” (英語). MLB.com. 2017年9月7日閲覧。
- ^ Steve Adams (2019年7月4日). “Brewers Select Deolis Guerra” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年7月6日閲覧。
- ^ Adam McCalvy (2019年7月6日). “Woodruff named as ASG replacement for Hader” (英語). MLB.com. 2019年7月7日閲覧。
- ^ Tom Haudricourt (2019年10月18日). “The Brewers have brought back reliever Deolis Guerra, who had one awful outing last season” (英語). Jsonline.com. 2019年10月20日閲覧。
- ^ Adam McCalvy (2020年1月30日). “Phelps, Brewers agree on 1-year deal” (英語). MLB.com. 2020年2月1日閲覧。
- ^ Steve Adams (2020年2月5日). “Phillies Claim Deolis Guerra, Designate J.D. Hammer” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年2月6日閲覧。
- ^ George Miller (2020年8月22日). “Phillies Announce Flurry Of Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月23日閲覧。
- ^ Connor Byrne (2020年8月25日). “Minor MLB Transactions: 8/25/20” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月27日閲覧。
- ^ Steve Adams (2021年2月3日). “Athletics Sign Deolis Guerra To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年3月3日閲覧。
- ^ TC Zencka (2021年4月10日). “A’s Place A.J. Puk On 10-Day Injured List, Move Trevor Rosenthal To 60-Day IL” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月28日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Deolis Guerra stats MiLB.com
- deolis (@deolisguerra) - Instagram