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ウンディナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウンディナ Undina
ウンディナ・グロ Undina gulo の骨格図
保全状況評価
絶滅(化石
地質時代
中生代ジュラ紀後期
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 硬骨魚綱 Osteichthyes
亜綱 : 肉鰭亜綱 Sarcopterygii
下綱 : 総鰭下綱 Crossopterygii
: シーラカンス目 Coelacanthiformes
: ラティメリア科 Latimeriidae
: ウンディナ Undina
学名
Undina Münster, 1834
和名
ウンディナ
  • U. gulo
  • U. penicillata

ウンディナUndina)は、中生代ジュラ紀後期に生息していた硬骨魚類の一種。 シーラカンス目中のラティメリア科に分類される1であり、現生のシーラカンスとして知られるラティメリア属に最も近縁と考えられている絶滅種の一つである。

その化石ドイツゾルンホーフェンで見つかっている。

学名

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属名 Undina は、四大精霊(エレメンタル)の一つであり四大元素の水を司る undineウンディーネ)の名に由来する。

特徴

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ウンディナ・ペニキルラタ Undina penicillata の化石標本(ドイツ)

ウンディナ属はラティメリア属ほどの極めて目立つ筋肉質の柄を(ひれ)に持たないが、本来の尾鰭が上の第三背鰭、下の第二臀鰭と一体化するような形で大きな尾鰭を形成している点や、頭部から尾鰭にまで体を貫くように通る椎骨などは共通する特徴である。

参考文献

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  • 大石道夫『シーラカンスは語る 化石とDNAから探る生命の進化』丸善出版、2015年5月30日。ISBN 978-4-621-08932-3 

関連項目

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外部リンク

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