ウートンバセット
この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2024年8月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
ウートンバセット | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
欧字表記 | Wootton Bassett[1] | |||||
品種 | サラブレッド | |||||
性別 | 牡 | |||||
毛色 | 鹿毛 | |||||
生誕 | 2008年2月8日(16歳) | |||||
父 | Iffraaj | |||||
母 | Balladonia | |||||
母の父 | Primo Dominie | |||||
生国 | イギリス | |||||
生産者 | Laundry Cottage Stud Farm [2] | |||||
馬主 | Frank Brady & The Cosmic Cases | |||||
調教師 | Richard Fahey | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 | 9戦5勝 | |||||
獲得賞金 | 541,704£ | |||||
|
ウートンバセット(Wootton Bassett)はイギリス生産の競走馬、種牡馬である。主な勝ち鞍は2010年のジャン・リュック・ラガルデール賞(GI)。
経歴
[編集]2009年9月にドンカスターセントレジャー1歳セールに上場され、Bobby O'Ryanにより 44,000ギニーで取引され、Frank BradyとThe Cosmic Casesがオーナーとなった。 [3]
2010年6月のエア競馬場の未勝利戦を勝ち上がると、以降一般競走を3連勝する。そして10月フランスのロンシャンで行われたジャン・リュック・ラガルデール賞に出走し、勝利。翌年の仏2000ギニー馬TinHorseやMoonlightCloudを抑えて逃げ切り勝ち。リチャード・フェイヒー調教師とポール・ハナガン騎手は共に平地GⅠ初制覇となった。デビューから5連勝とし、無敗でこの年のキャリアを終えた。
3歳時はプール・デッセ・デ・プーランに出走。1番人気に支持されたものの、5着に終わり、デビュー以来の無敗をストップした。次いで出走したセントジェームズパレスステークスはフランケルの7着に敗れ、更にスプリント路線に転じたものの、勝ち星をあげることのできないまま、スプリントカップの13着を最後に現役を引退した。
競走成績
[編集]種牡馬時代
[編集]引退後はフランスのエトレアム牧場で種牡馬として2012年から供用されることになった。初年度の種付け料は6,000ユーロ。 初年度はわずか23頭ほどしか生産されなかったが、その中から2016年のジョッケクルブ賞などG1を3勝し、その年のカルティエ賞最優秀3歳牡馬に選出されたアルマンゾルを輩出すると、一転して人気種牡馬になり、2014年には4000ユーロまで下がった種付け料が2017年には3倍以上の2万ユーロの種付け料となった。
その後も更にG1戦線での活躍馬を送り出し、種付け料は上昇。2020年にはクールモアにトレードされ、翌年からはアイルランドのクールモアスタッドで供用されることになった。また、オーストラリアにもシャトル種牡馬として供用されることになった。[4]
2022年には同スタッド最高額の種付け料である15万ユーロで、2024年は自身最高の20万ユーロでの供用となった。[5]
年度 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | ー | 12 | ー | 14 | 17 | 4 | 3 | 14 | 4 |
主な産駒
[編集]- 2013年産
- 2016年産
- Audarya - 2020年ジャンロマネ賞、ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ
- 2017年産
- Wooded - 2020年アベイ・ド・ロンシャン賞
- 2018年産
- Incarville - 2021年サンタラリ賞
- 2019年産
- Zellie -2021年 マルセルブサック賞
- 2020年産
- Al Riffa - 2022年ヴィンセントオブライエンナショナルステークス、2024年ベルリン大賞
- King of Steel - 2023年チャンピオンステークス
- 2021年産
- Bucanero Fuerte - 2023年フェニックスステークス
- Unquestionable - 2023年ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルターフ
- 2022年産
- Camille Pissarro - 2024年ジャン・リュック・ラガルデール賞
- Tennessee Stud - 2024年クリテリウムドサンクルー
- Twain - 2024年クリテリウムアンテルナシオナル
- Henri Matisse - 2024年ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルターフ
血統表
[編集]ウートンバセットの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父 Iffraaj 2001 鹿毛 |
父の父 Zafonic1990 鹿毛 |
Gone West | Mr. Prospector | |
Secrettame | ||||
Zaizafon | The Minstrel | |||
Mofida | ||||
父の母 Pastorale 1988 栗毛 |
Nureyev | Northern Dancer | ||
Special | ||||
Park Appeal | Ahonoora | |||
Balidaress | ||||
母 Balladonia 1996 鹿毛 |
Primo Dominie 1982 鹿毛 |
Dominion | Derring-Do | |
Picture Palace | ||||
Swan Ann | My Swanee | |||
Anna Barry | ||||
母の母 Susquehanna Days1990 青鹿毛 |
Chief's Crown | Danzig | ||
Six Crowns | ||||
Gliding By | Tom Rolfe | |||
Key Bridge | ||||
母系(F-No.) | (FN:2-n) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer 4・5×5 = 12.50%、Secretariat = 5×5 =6.25% | [§ 3] | ||
出典 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ Wootton Bassett(GB)|JBISサーチ(JBIS-Search)
- ^ Race Record & Form. Racing Post. 2023年11月5日閲覧
- ^ “Wootton Bassett pedigree”. Equineline. 2023年11月5日閲覧。
- ^ “Wootton Bassett to shuttle to Coolmore Australia”. 2023年11月8日閲覧。
- ^ “クールモアが仏の人気種牡馬ウートンバセット購入”. 2023年11月5日閲覧。
- ^ グリーンチャンネル「Stallion Library」#47
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|Wootton Bassett(GB)|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年5月9日閲覧。