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エウペイテース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

エウペイテース古希: Εὐπείθης, Eupeithēs )は、ギリシア神話の人物である。長音を省略してエウペイテスとも表記される。イタケー王妃ペーネロペーに求婚したアンティノオスの父[1][2][3][4]。オデュッセウスによって誅殺された息子の遺体を埋葬したのち、エウペイテースは残された遺族たちに報復を呼びかけた。オデュッセウスに仕えるメドーンと、老ハリテルセースは彼らを説得しようとしたが、エウペイテースをはじめ多くの者が従わなかった。エウペイテースは彼らを指揮してオデュッセウスの館に向かったが[5]メントールの姿をした女神アテーナーによって力を吹き込まれたラーエルテースの投じた槍に兜ごと頭を貫かれた[6]

脚注

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  1. ^ 『オデュッセイアー』1巻383行。
  2. ^ 『オデュッセイアー』4巻641行。
  3. ^ 『オデュッセイアー』4巻659行。
  4. ^ 『オデュッセイアー』24巻422行-423行。
  5. ^ 『オデュッセイアー』24巻412行-471行。
  6. ^ 『オデュッセイアー』24巻517行-525行。

参考文献

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